あなたは今、「元彼(元カノ)に嫌われたくない」という気持ちを持ちながら復縁を目指していませんか?
思い当たる節がある人は、すぐにやめるべきです。
上手くいっていないのは、嫌われたくない気持ちがあるのが原因の可能性が高いです。
なぜ嫌われたくないと思っていると復縁できないのか?
それには2つの理由があります。
1.相手があなたの接し方に違和感を覚えるから
まず、嫌われたくない気持ちがあると、自然体で接することができません。
嫌われたくないから、どうしても怯えながら相手と接することになります。
すると、以下のような対応や接し方しかできなくなります。
- 常に相手の顔色を伺うような対応
- 気に入られようと、意図的に優しさや気遣いをアピールする
- とにかく相手の機嫌を取ろうとする
こういうのはすべて相手に伝わります。
そして、相手はあなたの接し方に違和感を覚えるようになります。
それでは復縁できません。
例えば、久しぶりに連絡をするとき。
その相手が友達だとしたら、顔色を伺うようなことはしないと思います。「久しぶり!」と、軽い感じで連絡をするはずです。
それなのに元彼や元カノが相手だと、そうはいかなくなります。聞かれてもいないのに自分の近況を報告したり、体調を気遣ったり、いくつも質問をしたり、無駄に文章が長くなったり…。
本人は友達感覚でLINEやメールを送っているつもりでも、元彼、元カノということで意識し過ぎている人が多いんです。ただ連絡をするだけなのに、頭の中は「復縁」の二文字でいっぱいで、前のめりになり過ぎているんです。
だから、「良い印象を与えたい」という気持ちが文章からにじみ出て、無意識のうちに相手に未練が伝わってしまうんです。そして警戒され、無視をされたり、素っ気ない態度をとられたりするんです。
これもすべて、嫌われたくない気持ちが強いからです。仲の良い友達が相手なら、連絡をするときにそんな感情が湧くことはないと思います。
2.2人の間に上下関係ができるから
2人の間に上下関係も生じます。
当然、嫌われないように接している人が下で、相手が上の立場。
必死に好かれようとしている人と、それを冷めた目で見ている人。
それでは温度差が大きく、一向に距離は縮まりません。
常に相手が主導権を握っている状態です。
そうなると、その関係性を壊さないように何もかも相手に合わせないといけなくなります。
そして一度上下関係ができてしまうと、その関係を壊すのは難しくなります。
「嫌われてもいい」と割り切ること
相手に違和感を与えないため、上下関係を作らないためには、「嫌われてもいい」と割り切って接するべきです。
特に冷却期間後に連絡をする最初の段階では、そういう意識を持っていたほうが上手くいく可能性が高いです。
ただでさえ不安が大きいときです。
そこで「嫌われたくない」という気持ちが一番にあると、どうしても自分を良く見せようとしてしまいます。それでは、あなたのことを警戒している相手にはすべてが伝わってしまいます。
そういうときは「嫌われてもいい」と割り切るくらいがちょうどいいんです。そのくらいの意識を持っていないと、友達としてフラットな状態で連絡はできないと思います。
もちろん、やけくそになって実際に嫌われるようなことをするのは絶対にダメですよ。あくまでもそういう気持ちで、「同等の立場で堂々と接するようにしましょう」ということです。
復縁をする上で最も重要なのは、人としての変化や魅力を感じてもらうことです。嫌われないように接することや気に入られようと考えること自体、間違っています。
嫌われたくない気持ちは捨てる
嫌われたくない。
それがあなたの本心だと思います。その気持ちを消し去ることはできないでしょう。
しかし、その気持ちが大きいことが原因で復縁に失敗する人が多いのも事実です。
簡単ではないかもしれませんが、心の持ちようで変わることなので、復縁を成功させたいなら少し意識を変えてみてください。