「復縁したい」とダメ元で伝えようと思うのですが、やめておいたほうがいいのでしょうか?
よくこんな相談を受けます。
復縁を望んでいる人の心の中には、「無理かもしれない」と思いながらも、「もしかしたら復縁を受け入れてくれるかもしれない」という期待も少なからずあると思います。
「ダメ元で伝えてみようかな」
そんな風に考える人もいるでしょう。
でも、我慢したほうがいいんじゃないか、という葛藤もあると思います。
別れた直後なら伝えてみてもいい
「復縁したい」とダメ元で伝えるべきか、我慢すべきか。
それは状況やタイミングによって変わってきます。
思いきって伝えてみてもいいのは、以下のような場合です。
- 振られたときにちゃんと自分の気持ちを伝えなかった
- 「別れたくない」ということは伝えたけど、その後改めて復縁したいという意思は伝えていない
- 振られたときは感情的になっていて、すがることしかできず、冷静に想いを伝えられなかった
まだ別れた直後で、このどれかに当てはまる場合は、「復縁したい」とはっきり伝えても問題ありません。
一度ちゃんと自分の意思を伝えておくのは大事なことです。
もしかしたらそれで復縁できるかもしれません。ダメだったとしても、そこでケジメをつけて冷却期間を置くようにすればいいだけです。復縁をする上での悪影響は一切ない、と言ってもいいでしょう。
連絡手段は何でも構いません。
ただ、電話だと感情的になったり、ダメだった場合にしつこくすがったりしてしまう人も少なくないので、冷静に会話ができる自信がない場合はLINEかメールにしておいたほうがいいと思います。
ちなみに、別れた直後というのは、別れ話をしてから1週間以内を目安にしてください。
少し過ぎていても大丈夫ですが、2週間以上経っている場合は想いを伝えるのは我慢したほうが復縁できる可能性は高くなります。
避けられている場合はやめておいたほうがいい
逆に「復縁したい」と伝えるのをやめておいたほうがいいのは、以下のような場合です。
- 別れ話から2週間以上経っている
- まだ別れた直後だけど、すでに何度も復縁を迫っている
- 無視されることがあったり、相手が素っ気なかったりして、避けられていると感じている
- 「一人になりたい」「そっとしておいてほしい」というようなことを言われた
このような場合は、復縁話を切り出すのは我慢してください。
ウンザリされたり、本当に嫌われたりして、状況が悪化する可能性があります。
特に、避けられている場合や「そっとしておいてほしい」というようなことを言われた場合は、その態度や言葉には、今はあなたとかかわりたくない、距離を置きたい、という意味が含まれています。
本気で復縁を目指すなら、今は我慢をして、しばらく時間を置くようにしてください。
「これでダメなら諦める」って言ったほうがいい?
自分の想いを伝えるときに、「これでダメなら諦める」ということも伝える人がいます。「そう伝えたほうがいいのか?」と聞かれることもあります。
答えは、NOです。
本当に諦めるつもりなら問題ありませんが、そんなつもりがないのであれば、「諦める」と伝えることには何のメリットもありません。
それで相手の警戒心がなくなると思っているのかもしれませんが、その言葉を真に受ける人はいないと思います。
一度でも「復縁したい」という想いを伝えた時点で、あなたに未練があるのは伝わっています。
「諦めるから、これからは友達でいたい」という意味で言ったとしても、わざわざそんなことを言う人は信用できないと思います。逆に警戒される可能性があります。
ここでは素直に自分の気持ちを伝え、もしダメだったら黙って引き下がればいいだけです。
- それ以降は絶対に復縁を迫らない
- 冷却期間が終わるまで自分からは連絡をしない
この2つに気をつけていれば、あなたが別れを受け入れたことが伝わります。そして、時間とともに相手の警戒心も薄れていきます。
余計なことは言わないようにしましょう。
まとめ
「復縁したい」と伝えてもいい状況やタイミングと、我慢したほうがいい状況やタイミングは、ここでお伝えしたとおりです。
別れを決意した時点で相手の気持ちは固まっている可能性が高いので、想いを伝えたところで復縁を受け入れてくれる可能性は低いかもしれません。
でも、相手にも未練が残っているかもしれません。あなたの想いを再確認することで気持ちに変化が表れるかもしれません。
何より、「ここでちゃんと伝えておかないと自分自身が気持ちを切り替えられない」と感じている人もいると思います。
そんな人は、ケジメとして、冷却期間に入る前に思いの丈をぶつけてみてもいいでしょう。
逆に、我慢したほうがいいケースに当てはまる人は、復縁話を切り出すことで状況が悪化する可能性が高いです。
そのまま冷却期間を置いたほうが復縁成功が近づくので、今はその想いを引っ込め、前を向いて自分磨きなどを行うようにしてください。
冷却期間の置き方や自分磨きのやり方などに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。