「振られた側だけど復縁したい。でも、どうしたらいいのか分からない…」
よくこのような相談を受けます。
復縁したいけど、これから何をしたらいいのか分からずに悩んでいる人は多いと思います。
そんな人のために、この記事では、振られた側が復縁したいときにやるべきことやアプローチの仕方について解説しています。
本気で復縁を目指している人は参考にしてみてください。
振られても復縁できるケースとは?
「こんな状況だけど、復縁できるのか?」
振られた側の人なら、誰もが気になっていることだと思います。
振られても、以下のケースにすべて当てはまっている人は、これからお伝えすることを実践していただければ復縁できる可能性が高いです。
交際期間が6か月以上
振られても、交際期間が6か月以上だと復縁できる可能性があります。
付き合っていた期間が長くなるほど、その可能性も高くなります。
- 本当に好きだった
- 良いところをたくさん知っている
- 楽しいことがたくさんあった
- 相性がよかった
- 将来を考えていた
- 忘れられない思い出がたくさんある
こういった要素が、相手に復縁を意識させる大きなきっかけになるからです。
反対に、交際期間が6か月未満だった場合は、本来なら一番楽しくて、ラブラブで、どんどん相手のことを好きになっていくタイミングで振られたことになります。
それだけの理由があったということです。残念ながら、最低でも6か月以上は付き合っていないと復縁可能な状況とは言えません。
相手に好きな人や新しい恋人がいない
相手に好きな人や新しい恋人がいなければ、復縁は可能です。
別れたあとに寂しさを感じたり、あなたのことを考えたり、大切さに気付いたりして、相手の気持ちが変わる可能性があります。
連絡を取って、会って、もう一度好きになってもらえるようにアプローチを行うこともできます。
すでに好きな人や新しい恋人がいる場合も、元彼や元カノの良さに気付いて戻ってきてくれる可能性はあります。
でも大抵の場合、復縁が可能になるのは、好きな人と恋人関係に発展しなかったときや、恋人と別れたときです。
ブロックや着信拒否はされていない
ブロックや着信拒否はされていない状況なら、心から嫌われたわけでもないと判断できます。
相手が完全に関係を絶とうとしているわけでもありません。
あなたから連絡ができる状況です。今後、友達として連絡を取ることや会うことができれば、相手の気持ちを変えるのは難しくありません。
ただ、ブロックや着信拒否をされていても、時間が経てば解除してくれることもあります。
そうなったら復縁できる可能性が出てきます。
自分の嘘や浮気が原因ではない
自分の嘘や浮気など、相手を裏切るようなことが原因でなければ、復縁できる可能性があります。
相手を大きく傷つけたわけでも、これまで築いてきた信頼関係が完全に崩れたわけでもないからです。
でも、自分の嘘や浮気が原因で一度不信感を抱かれると、人として信用してもらえなくなります。そうなると復縁は難しくなります。
振られた側が復縁したいときにやるべきこと
ここからは、振られた側が復縁したいときにやるべきことについて解説していきます。
振られたあとは以下の点を意識するようにしてください。
1.想いを伝える
振られた直後にまずやるべきことは、想いを伝えることです。
「未練を見せてはいけない」と言われることもありますが、そんなことはありません。好きなら「好き」と、別れたくないなら「別れたくない」と言うべきです。
相手の本気度も分かりません。まだ好きな気持ちは残っているけど、あなたに変わってほしくて、自分の気持ちを分かってほしくて、その手段として別れ話を持ち出した可能性もゼロではないと思います。
その場合、ちゃんと想いを伝えることで別れずに済むこともあります。
別れの原因となったことや振られたときの自分の言動について素直に謝ることも大事です。許してくれて、チャンスをくれることがあります。
ただし、別れたくないことや復縁したいことをすでに伝えた場合は、しつこくしていると嫌われてしまうことがあります。
相手の気持ちが変わらなかった場合は、いったん諦め、別れを受け入れるようにしてください。
2.3か月くらい距離を置く
想いを伝えても相手の気持ちが変わらなかったときには、3か月くらい距離を置くようにしてください。
振られたということは、今はあなたのことが嫌になっているということです。
あなたが復縁を望んでいることが伝わっていれば、警戒もされています。
あなたに対する警戒心や悪いイメージが強い状態で行動を起こせば、さらに状況を悪化させてしまいます。
でも、3か月くらい経つと相手の心境に変化が表れます。
あなたに対する怒りや警戒心、悪いイメージなどが薄れ、友達として連絡を取ることや会うことができるようになります。そして、復縁に向けた関係を作っていけるようになります。
一度離れることであなたの大切さに気づき、相手が復縁を考えるようになる可能性もあります。
3.別れの原因となった部分を改善する
距離を置いている間に意識してほしいのが、別れの原因となった部分を改善することです。
相手が別れを選んだのは、あなたに嫌なところがあったか、状況や関係性に不満を感じていたか、のどちらかだと思います。
復縁を考えてもらうためには、別れに繋がった自分の言動や問題点を改善したり、状況を変えたりして、「あの頃とは違う」「今なら上手くいくかも」と思ってもらう必要があります。
なぜ振られたのか?
それを考え、変わる努力をしてください。
ポイントは、相手が自分に求めていたことに応えられるように変わることです。
例えば、自分のわがままが原因だった場合は、相手は「もっとこっちのことも考えてほしい」「人を思いやる気持ちを持ってほしい」と思っていたはずです。
この場合は、これから相手のことを一番に考えた言動を取るようにすれば、相手が求めていたことに応えることができます。心から反省していることや変わろうとしていることなども伝わります。
変わるためには、普段から家族や友人に対してわがままを言わないようにして、その人のことを一番に考えた言動を取るようにするといいと思います。
4.別れたときよりも魅力的になれるように自分を磨く
もう一度好きになってもらうためには、別れたときよりも魅力的になったところを見せることも大事です。
- 「別れてから可愛くなった」
- 「前よりカッコよくなってる」
そう思ってもらえたら、それだけで異性として意識してもらえるようになるからです。
そのためには、以下のような自分磨きもするようにしてください。
- イメチェンをする
- 髪型や服装、メイクなどを相手好みに近づける
- 付き合ってから体型が変わった人は、元の体型に戻す努力をする
新しいことを始めたり、生活習慣などを変えたりするのもおすすめです。
- ずっと興味があったけどやっていなかったことに挑戦してみる
- 一人で過ごすことが多かったのであれば、積極的に人と会うようにする
- 家でダラダラ過ごしてばかりいたのであれば、できるだけ外に出るようにする
このような内面の自分磨きもしていると、別れの原因とは関係のない部分の変化にも気付いてもらえます。
人としての成長や変化が期待でき、あなたの魅力も増します。
元彼や元カノに「復縁したい」と思ってもらうためのアプローチの仕方
距離を置いたあとは、こちらからアプローチをしていきます。
ここで大事になってくるのが、いきなり復縁を申し込むのではなく、「復縁したい」と思ってもらえるように相手の気持ちを変えていくことです。
そのためには、振られた側は以下の流れでアプローチをしていく必要があります。
1.まずは友達として連絡が取れる関係を作る
まずは連絡をして、友達として連絡が取れる関係を作ります。
久しぶりに連絡をすると警戒されることがあるので、最初は質問系の内容にするのがおすすめです。
前、一緒に○○を食べたお店覚えてる?
美味しかったから今度友達と行こうと思うんだけど、名前も場所もよく覚えてなくて。
このようなLINEを送れば、連絡をした目的や理由がはっきりと伝わります。いきなり連絡をしても不自然ではないと思います。
簡単な挨拶をしたあとに何か質問をすれば、相手はその質問に答えればいいので、返信が来る確率も高くなります。
冷却期間が終わるタイミングで相手が誕生日を迎える場合は、お祝いのメッセージを送ってもいいでしょう。
そして返信が来たら、友達として自然なやり取りを行ってください。
2.やり取りができるようになったら食事に誘う
何度かやり取りができるようになったら、食事に誘ってください。
食事に誘うのは、「久しぶりにご飯でも行かない?」という感じで気軽に誘いやすく、「食事くらいなら」と相手も応じやすいからです。
やり取りをしているときに相手も気さくに接してくれているようなら、会ってくれると思います。
直接会って顔を見ながら会話をしないと、打ち解けることも、次のステップに進むこともできません。
変化や自分磨きをした成果にも気付いてもらえません。
誘えそうな雰囲気を感じたら、気軽に食事に誘ってみることをおすすめします。
3.会ったときに変化を感じさせる
会ったときに意識してほしいのが、変化を感じさせることです。
別れの原因に応じて何かアピールできることがあれば、以下のように自分から変化をアピールしてみてください。
- 自己中なところがあったのなら、相手のことを優先したり、気遣ったりするような言動を取る
- 自分の意見や考えを押し付けていたのなら、相手の話をよく聞き、言っていることに共感をするようにする
- 愚痴やネガティブなことばかり言っていたのなら、楽しかった出来事やポジティブな印象を与えるようなことを話す
他にも、「最近こんな風に過ごしている」とか、「こういうことを頑張ってる」とか、別れの原因と関係していることについて変わろうとしているのが伝わるようなことを言うのもおすすめです。
「嫌だったところが変わった」という印象を持ってもらえたら、相手はあなたのことが気になってくるはずです。
4.何度か会って相手に復縁を意識させる
一度会ったあとも、何度か食事に行くようにしてください。
会えば会うほど、相手はあなたのことを意識するようになるからです。
- 付き合っていたときの感覚を思い出す
- 居心地の良さや安心感を覚える
- あなたと一緒にいるのが当たり前になる
- あなたの存在の大きさや大切さに気付く
これはすべて、何度も会うことで得られるメリットです。
一日でも早く復縁したい気持ちがあると思いますが、焦らずに3回くらいは会うようにしたほうがいいでしょう。
5.楽しかった頃の記憶をよみがえらせる
付き合っていたときの話をして、楽しかった頃の記憶をよみがえらせるのも効果的です。
「そういえば〇〇に行ったときのこと覚えてる?あのときこんなことがあって、こんなことをして、めっちゃ楽しかったよね」みたいな感じで。
その話題が盛り上がれば、「あの頃は楽しかったな」「あの頃に戻りたいな」と思ってもらえるようになります。
それがきっかけであなたの大切さにも気付いてもらえると思います。
振られた側から告白をするときのポイント
ここまでお伝えしたことを実践していただければ、相手から復縁を申し込んでもらえる可能性があります。
でも、なかなか進展がない場合や自分から想いを伝えたい場合は、こちらから告白をします。
振られた側から告白をするときに意識してほしいのが、以下の4つのポイントです。
- 相手の好意が伝わってきてから復縁を申し込む
- 相手の気持ちを理解できたことを伝える
- 変わったことや変わる努力をしたことを伝える
- 素直な想いを伝える
相手の好意が伝わってきてから復縁を申し込む
まず大事なのが、復縁を切り出すタイミングです。
復縁を申し込むのは、相手の好意が伝わってきてからにしてください。
- 相手のほうから頻繁に連絡が来るようになった
- 相手から誘われることが増えた
- 会ったときに楽しそうにしている
- 相手が帰りたがらないことがある
- 相手が思い出話をするようになった
このようなタイミングで想いを伝えれば、相手は復縁を受け入れてくれると思います。
相手の気持ちを理解できたことを伝える
復縁を切り出すときには、別れを選んだ相手の気持ちを理解できたことを伝えるようにしてください。
例えば、別れの原因を考えた結果、自己中で、相手のことを考えなかったことが関係していた場合。
〇〇のときに私がしたこと(言ったこと)ってすごく自己中だったよね。
こうしてほしかった一心で(そのときの自分の気持ちを伝える)そういうことをしたんだけど、○○からしたらこうしてほしかったよね(相手の気持ちに理解を示す)。
今考えると、〇〇のときも〇〇ときも自己中なことばかりしてたなぁって反省してる。
〇〇ときに機嫌が悪くなったのも、○○のときに怒ったのも、私があんなことをしたから当然だよね(相手の行動に理解を示す)。
それなのに変わろうとしなくて、本当にゴメン。
こんな風に、実際にあった出来事などを例に挙げ、自分の言動のどこがいけなかったのか、そのせいでどんな思いをさせていたのか、ということを伝えることで、相手の気持ちを理解できたことが伝わります。
すると相手は、「ちゃんと自分の気持ちを分かってくれたんだ」と思い、あなたのことを受け入れてくれるようになります。
変わったことや変わる努力をしたことを伝える
何度か会っている時点で変化には気付いてもらえているはずです。
でも、まだ確信を持てていない人もいると思います。
だから告白をするときには、変わったことや変わる努力をしたことを自分の口で直接伝えてください。
「別れてから○○なところを直そうと意識していたから、今は変われたと思う」と。
これまでに感じていた変化とそれが一致すれば、あなたが自分の問題点を自覚できていることが伝わります。
そして、本気で変わろうとしたことも伝わります。
実際に変わったことに気付いてもらえていたら、やり直すチャンスをくれるはずです。
素直な想いを伝える
最後は、素直な想いを伝えてください。
難しく考える必要はありません。
あなたの気持ちをストレートに伝え、復縁を申し込んでください。
振られたあとに意識してほしい対応の仕方
振られた側が復縁できるかどうかは、振られたあとの対応の仕方や言動によっても大きく変わってきます。
振られたあとは以下の点を意識してください。
一日でも早く別れを受け入れる
相手に復縁する気がないと感じたら、一日でも早く別れを受け入れてください。
やり直す気がない人にしつこく復縁を迫っていると、さらに嫌われ、警戒もされるようになります。
「別れたい」と思った理由が何かあり、ただでさえあなたの印象が悪くなっているときです。振られたあとに今以上に悪いイメージを持たれてしまうと、復縁は難しくなります。
つらいと思いますが、一日でも早く別れを受け入れることが、復縁の可能性を高めることに繋がります。
まずは想いを伝えるべきですが、無理そうだと感じたら、すぐに引き下がるようにしてください。
自分からは連絡をしない
距離を置いている間の2~3か月は、特別な用件がない限り、自分からは連絡をしないようにしてください。
別れたあとも連絡をしていると、そこから未練が伝わることがあります。
最悪の場合、ブロックをされてしまうこともあるので、注意が必要です。
ただし、どうしても連絡を取る必要がある場合は、振られた側から連絡をしても問題ありません。
相手から連絡が来れば応じる
別れたあとも相手から連絡が来る場合はすべてに応じるようにしてください。
連絡をしてきた理由は分かりませんが、あなたのことを悪くは思っていないと判断できます。
やり取りをしていれば、何か進展があるかもしれません。
誘われたら会ってもいい
振られた直後でも、相手から誘われたら会って構いません。
誘われるということは、あなたに会いたい気持ちがあるということです。会っていると、相手の気持ちが変わるかもしれません。
ただし、未練を感じさせるような言動は取らないように気を付けてください。
もし会うことになった場合は、できるだけ自然体で接することを意識してください。
まとめ
振られた側から復縁を成功させる方法についてお伝えしました。
振られた場合でも、正しいアプローチを行えば復縁は可能です。
特に重要なのが、別れの原因となった部分の変化を感じさせることと、別れたときよりも魅力的になった姿を見せることです。変化と魅力が伝われば、振った側の気持ちを変えることができます。
そのため、冷却期間中には変わる努力と自分磨きをするようにしてください。
その後は、連絡をして、会って、もう一度好きになってもらえるようにアプローチをしていきます。
今は不安が大きいと思いますが、ここでお伝えしたことを参考にしていただければ、やり直せるチャンスを掴むことができるはずです。
振られたけど復縁したい人にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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