復縁できる可能性や復縁までにかかる期間は、会ったときの印象の良し悪しで変わってきます。
そのため、デートの仕方や会ったときの接し方がすごく重要になります。
ここでは、復縁デートを成功させるためのポイントや会ったときの接し方、注意点などについて解説しています。
復縁デートをするタイミングは別れてから2~3か月後
復縁デートを成功させるためには、まずはデートをするタイミングが重要になってきます。
別れてからしばらくは、あなたに対する警戒心やマイナスのイメージが強くなっています。そんなときに会うのは逆効果になります。
復縁デートをするのは、その警戒心やマイナスのイメージが薄れた頃がベストなタイミングです。
目安は、別れてから2~3か月後。2~3か月くらい冷却期間を置いてから誘うようにしてください。
別れたあとも定期的に相手から連絡が来る場合は2か月後、一切連絡がない、もしくはほとんど連絡が来ない場合は3か月後を目安にするといいでしょう。
ただ、状況によっては冷却期間が短くていいケースや半年くらい必要なケースもあります。
状況別の冷却期間の長さについては以下の記事の中で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
相手から誘われた場合はいつ会ってもいい
相手から誘われた場合は、タイミングは気にせずに会って構いません。
理由や目的は分かりませんが、誘われるということは、相手が会いたいと思っている、ということです。相手がくれたチャンスは生かすべきです。
ただ、以下の2点には注意をしてください。
- 復縁話はしない
- 体の関係は持たない
相手が誘ったのは、もう完全に友達として見ているからかもしれません。そこで復縁話をしてしまうと、もう友達としても会ってくれなくなる可能性があります。
また、体の関係を持つことが目的で誘った可能性も否定できません。そこで体を許してしまうと、そういう関係を受け入れたと思われ、セフレのような存在になってしまいます。
上記の2つを守れる自信がない場合は、適当な理由をつけ、会うのは先延ばしにしたほうがいいと思います。
復縁デートの前には自分磨きをしておくこと
復縁をするためには、冷却期間中に自分磨きをしておくことも重要です。
なぜなら、久しぶりに会ったときの印象で、復縁のあり、なしを判断されるからです。
想像してみてください。
相手は、あなたのことが嫌になって別れを決意しました。あなたに対する印象は最悪の状態です。
でも、しばらく時間が経って悪いイメージも警戒心も薄れています。たまにあなたのことを思い出すこともあり、懐かしさを感じたり、「最近どうしてるのかな?」と気になったりする頃です。
そんなときに誘われたから、「久しぶりに会ってもいいかな」と思い、誘いを受けました。
で、実際に会うわけですが、そこでまたあなたの嫌なところが目についたら?
「こういうところが嫌だったんだよな」「何にも変わっていないんだな」と思われます。復縁なんてこれっぽっちも考えてもらえないでしょう。
- では逆に、「なんか変わった」と思ってもらえたら?
- 「前よりも可愛くなった(かっこよくなった)」と思ってもらえたら?
あなたのことが気になってくるはずです。「また会いたい」と思うはずです。そして、少しずつ復縁を意識し始めるはずです。
久しぶりに会ったときに「変わった」「別れたときよりも魅力的になっている」という印象を持ってもらえるかどうかが、復縁の成功率を大きく左右します。
別れの原因が分かっている人は、そこを改善する努力をしてください。
さらに髪型や服装、メイクなど、見た目の自分磨きも行うようにしてください。
最初のデートは食事に誘うのがおすすめ
デートというと、どこかに遊びに行ったり、ドライブをしたり、映画を見たり、イベントに参加したり、というのを想像する人が多いと思います。
でも、復縁をするために特別なデートをする必要はありません。
以前付き合っていた人と友達として会うだけです。とりあえず会えればいいんです。
そもそも、まだ完全に相手の警戒心がなくなっているわけではありません。いかにもデートのようなシチュエーションを提案すると、「えっ、なんで?」と思われ、また警戒される可能性があります。
そのため私は、元彼や元カノと久しぶりに会うときには食事に誘うことをおすすめしています。
あなたも友達を誘うとき、特に目的があるわけではなく、久しぶりに会って話をしたい場合、たぶん食事に誘うのではないでしょうか?
「食事でもしながら話そうよ」と。
それと同じです。
食事に誘うのは、相手からしても一番抵抗なく会えるシチュエーションだと思います。
デートの誘い方
デートの誘い方はストレートなのが一番です。
「久しぶりにご飯でも食べにいかない?」という感じで誘えばOKです。
これが一番警戒されない誘い方です。
ストレートに誘ったほうが、もうあなたが吹っ切れていることや友達として会おうとしていることが伝わります。
相手も余計なことを考えるのがバカバカしくなります。警戒心や気まずさがあっても、「いいよ」と言ってもらえると思います。
誘うのは、気軽に話ができるお店ならどこでも構いません。
2人でよく行っていたお店なら懐かしさを感じさせることができますし、一度も行ったことがないお店なら新鮮さを感じさせることができます。
ただ、過去に喧嘩をしたことがあるお店は避けるようにしてください。当時の嫌な記憶をよみがえらせてしまうので。
行ったことがあるお店に誘う場合は、楽しい思い出があるお店を選ぶようにしましょう。
復縁デートを成功させるための10のポイント
復縁デートを成功させるためには、以下の10のポイントを意識するようにしてください。
- 別れの原因となった言動を絶対に繰り返さないこと
- 変化をアピールする
- 気に入られようとしない
- 懐かしさ感じさせて安心感を与える
- 沈黙を作らない
- 楽しい時間を過ごす
- 感想やお礼を伝える
- 最初は2時間くらいで帰るようにする
- 体の関係は持つのはダメ
- その日のうちに連絡をしておく
1.別れの原因となった言動を絶対に繰り返さないこと
これは基本中の基本です。
しばらく会わない間に相手の気持ちは落ち着き、正直、別れの原因なんかはもうどうでもよくなっているんですよね。すでに終わったことなので、今さら気にもしないと思います。
しかし、久しぶりに会ったときに同じ過ちを繰り返してしまえば、「こういうところが嫌だった」と再認識させることになるのは間違いありません。もし相手に多少の未練が残っていたとしても、その時点で「やっぱりないな」と思われるはずです。
別れの原因となった言動、別れに繋がった言動に関しては、相手の前では絶対に繰り返さないようにしてください。
2.変化をアピールする
ただ会って話をするだけでは、「元カレ元カノと久しぶりに会った」という印象しか与えられません。それ以上でもそれ以下でもない、平凡な再会で終わってしまいます。
その後、継続して連絡を取り合ったり、また会うことができたとしても、それは友達としか見られていない可能性が高いです。当然、復縁には繋がりません。
友達としてではなく、異性として再び興味を持ってもらうためには、変化をアピールすることが不可欠です。
どんなに小さなことでも構いません。しばらく会わないうちに変わったということに気付いてもらうことで、「別れたあと、自分の知らない間に何があったのかな?」と気になり始め、あなたのことをもっと知りたいという感情が芽生えてくるわけです。
もちろんこの変化というのは、別れの原因と関連したものでなければなりません。
例えば、付き合っているときに相手の話をちゃんと聞いてあげなかった人なら、聞き手に回り、話を引き出し、その話題を広げるようにする必要があります。
自分の意見を押し付けるばかりで相手の考えを頭ごなしに否定していた人であれば、相手が言うことに共感してあげなければなりません。
甘えてばかりで、何をするにもどこに行くにも一緒じゃないと嫌だということを感じさせていて、それが相手の重荷になっていたのであれば、自立したところをアピールするのが効果的です。
旅行を含め、一人でいろんなところに行くようになったことや、何か新たなことを始めたということ、没頭できるものを見つけたことなどを、近況報告をする中で伝えるといいでしょう。(実際にやっていないと意味がありませんが…)
同棲状態だったのにろくに家事をしなかったことが別れに繋がったのであれば、毎日自炊していることや「料理をするのが楽しい」ということをアピールすればいいと思います。
このときに絶対に言ってはいけないのが、「別れたこと、後悔してる?」「どう?変わったでしょ!」というような言葉。冗談半分で、笑いながらであっても、未練を感じさせる可能性があります。こういうことをポロッと言っちゃう人、結構多いので、気を付けてください。
ここで挙げたのは簡単な例えではありますが、別れと向き合い、原因を明確にできていれば、どう変化をアピールすればいいのかは分かると思います。
3.気に入られようとしない
復縁を目指している人と一緒にいると、どうしても気に入られようとする意識が強くなります。
仕方のないことですし、気持ちはすごく分かるのですが、残念ながらそれでは上手くいきません。
- 自分を良く見せたい
- 良い印象をもってもらいたい
- 気に入られたい
そう思って接していると、優しくし過ぎたり、気を遣い過ぎたりして、相手に違和感を与えてしまうんです。
気になっている人とデートをしているわけでもなければ、お見合いをしているわけでもありません。付き合っていた元恋人と久しぶりに会っただけです。
そしてその人は、あなたのことをよく知っています。自分に対してどう接していたのかも覚えています。
そこで以前とは明らかに違う接し方をすれば、「なんか居心地が悪いなぁ」と思われるわけです。やたら優しくされても気持ち悪いですからね。
気に入られようとしなくても、自然体でいればあなたの良さは伝わります。
付き合っていた頃と比べて一緒にいるときの雰囲気が違えば、2人の間に温度差が生じ、相手が警戒心を強めるリスクがあるので、普段通りに接するようにしてください。
4.懐かしさを感じさせて安心感を与える
良い印象を与えるためには、変化とともに、懐かしさを感じさせること、安心感を与えることが欠かせません。
懐かしさや安心感は、「やっぱりこの人といると落ち着くな」と思ってもらうため、そして付き合っていた頃のことを思い出してもらうために必要なことです。落ち着ける雰囲気を作ってあげることが重要なんです。
では、そのためには何をすればいいのか?
基本的には、付き合っていた頃と同じように接すれば大丈夫です。話し方、口調、関係性(ボケたりツッコんだりとか)などが変わっていなければ、懐かしさを感じてもらえますから。
接し方を変えたり、よそよそしい感じを出したりしてしまうと違和感を与えるので、変えなくていいところは絶対に変えないようにしてください。
他には、思い出話をするのも効果的です。
「あんなことがあったよね」とか、「どこどこに行って〇〇をしたよね」という話をするだけで、当時の楽しかった記憶を呼び起こすことができます。
重要なのは、楽しかった思い出を話題にすること。
相手にとって嫌な思い出や、ケンカをしたことを思い出させるような話題は避けるようにしてください。
5.沈黙を作らない
最初はお互い気まずさがあるはずなので、なかなか会話が弾まないかもしれませんが、できるだけ沈黙を作らないように意識してください。
焦ってテンパらないように、あらかじめ話題を用意しておくといいと思います。
相手の好きなことに関する話題、つい話したくなるような話題を振って、それを広げるようにしてみてください。
ちなみに、私が食事に誘うことをおすすめしているのは、会話に困ったときにメニューや食べている物の話ができるから、というのもあります。
6.楽しい時間を過ごす
一緒に過ごした時間を楽しかったと思ってもらえるか、それとも気まずかった、退屈だったと思われるかでは、これから先の展開に大きく影響してきます。
楽しかったと思ってもらえれば「また会いたい」と思ってもらえますし、相手から食事に誘われることもあると思います。
そうでない場合は、誘っても断られる可能性が高くなります。
当たり前のことですが、ここはすごく重要なポイントになるので、常に意識しながら接するようにしてください。
とはいえ、相手のご機嫌取りをする必要はありません。
大抵の場合は、会話や接し方次第でどうにでもなります。
- 自然体で接すること
- 聞き手に回り、話を広げ、気持ちよく話してもらうこと
- 共感をすること、否定をしないこと
- 何か聞かれたときには自分のこともしっかり話すこと
- 思い出話をすること
- 相手が笑ったら一緒に笑うこと
- 相手のテンションが上がったときには、こちらもテンションを上げること
こういったことを意識していれば、楽しいと思ってもらえるはずです。
7.感想やお礼を伝える
帰るときには感想やお礼をちゃんと伝えるようにしましょう。
- 「楽しかったよ」とか、
- 「相談に乗ってもらえて気持ちが楽になった」とか、
- 相手が奢ってくれた場合には「ありがとう」「ごちそうさま」とか。
どう思われているのか、というのは相手も気になることなので、「楽しかった」と伝えるのは大切なんです。
あまりテンション高めで言うと未練が伝わることがあるので、さらっと言うようにしましょう。
いちいち書かなくてもみんなやると思いますが、念のため。
このことに関しては「デート中には、元彼・元カノに対して好意を見せること、伝えることが重要」という記事でも詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
8.最初は2時間くらいで帰るようにする
久しぶりに会えて嬉しいからといって、長々と一緒にいるのはやめたほうがいいです。特に最初は。
一緒にいる時間が長いほど、あなたがミスを犯すリスクが高くなるからです。
また、相手も一度会っただけで満足してしまいます。
- 良い印象を持ってもらうこと
- 興味を持ってもらうこと
とりあえず最初はこの2つをクリアできればOKです。
「もっと話したい」「一緒にいたい」と相手が思うくらいのタイミングで別れるようにしてください。
ネタが切れてお開きムードになってからでは遅いです。物足りないと感じさせるくらいのタイミングで別れ、また会いたい、と思わせましょう。
2時間くらいを目安にするといいと思います。「そろそろ帰ろうか」とさり気なく切り出すか、「明日朝早いから…」とか、何か理由をつけて切り出せばいいでしょう。
そしてこのときに、「こっちから誘ったのにゴメンね。また近いうちに飲みに行こう!私のおごりで!」とでも言っておけば、次も自然に誘えますよね。
常に次の展開を考えながら行動ができると、スムーズに復縁成功まで進めると思います。
9.体の関係は持つのはダメ
当然、体の関係を持つのもダメです。一度体の関係を持ってしまうと、セフレになる可能性があるからです。
そうなると、そういう存在としか見られなくなります。そこから抜け出すのも難しくなります。
その関係をやめようとすると、会うこともできなくなるかもしれません。
セックスレスが原因だった場合を除き、体の関係を持つことのメリットは何一つありません。
2時間くらいで帰るようにしていれば大丈夫だと思いますが、一応注意しておいてください。
10.その日のうちに連絡をしておく
バイバイして終わりでは、そのあと連絡をしづらくなることがあります。数日後に連絡をしようと思っても、なんとなく気まずくなる人が多いようです。
そうならないためにも、会ったその日のうちに連絡をすることをお勧めしています。
相手が家に帰り着いた頃、もしくは家に着いてゆっくりしている頃に連絡をしてみてください。楽しかったという余韻が残っているうちに一度連絡を取っておくだけで、次も連絡をしやすくなりますから。
内容は、簡単なもので構いません。帰るときに伝えた感想やお礼を再度伝えてもいいと思います。そのタイミングで連絡を取っておくことに意味があるので、難しく考えなくて大丈夫です。
もし、その日に話したことに関して確認したいことがあったり、何か聞いておきたいことがある場合は、電話をかけるのもオススメです。
まだ電話をかけたことがなければ、これほどかけやすくて、相手が高い確率で出てくれるタイミングはありませんからね。電話をかける最高のきっかけになると思います。
ただし、「会ってくれてありがとう」的なことは、絶対に言わないようにしてください。それだと、会いたくてたまらなかった、というのが伝わってしまいますし、「無理やりお願いをして会ってもらった」という印象を与えてしまいます。
これは、相手のことを意識している、というのを暴露するようなものです。
普通に友達として誘い、会い、食事をしながら会話をしただけなので、「会ってくれて…」という表現はしないようにしてくださいね。
次はいつ会えばいいのか?
次に会うのは、2週間後くらいを目安にしてください。
5日後くらいに連絡をしてみて、そのときの相手の反応で判断するといいでしょう。慎重にいくなら2週間後くらいが無難だと思いますが、いけそうならもっと早くても構いません。
誘い方に関しては、特に決まりはないので、他に思いつかなければまた食事に誘えばいいと思います。
前回会ったときの別れ際に「また今度飲みに行こう」という会話をしていたのであれば、連絡をしたときにそのことに触れ、「いつなら大丈夫?」と予定を聞けばいいですよね。
それで、もし「今週末行けるよ」と言われたら、1週間しか経っていなくても気にする必要はありません。
逆に日が空きすぎると、完全に熱が冷めきってしまい、せっかく高ぶっている相手の感情がリセットされて振り出しに戻る可能性があるので、気を付けてください。
もちろん相手から誘われれば、いつ会ってもいいですからね。
二回目以降のデートでのポイントは、「復縁したい人との2回目以降のデートの仕方|重要な5つのポイントを解説」で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
復縁デートでは、また会ってもらえるように良い印象を与えること
復縁デートを成功させるためのポイントや会ったときの接し方、注意点などについて解説しました。
- 別れの原因となった言動を絶対に繰り返さないこと
- 変化をアピールする
- 気に入られようとしない
- 懐かしさ感じさせて安心感を与える
- 沈黙を作らない
- 楽しい時間を過ごす
- 感想やお礼を伝える
- 最初は2時間くらいで帰るようにする
- 体の関係は持つのはダメ
- その日のうちに連絡をしておく
ポイントが多くて大変そうに感じるかもしれませんが、どれもそんなに難しいことではないと思います。少し意識していれば、簡単にクリアできるはずです。
それでも冷静さを失い、やってはいけないことをやってしまう人が多いので、ここで挙げたポイントだけは必ず頭に入れておいてください。
あとは、どんな会話をするか、ということも重要です。会話が盛り上がるかどうかで、その日の印象が変わってきますからね。
では、どんなことを意識すればいいのか?
会話で意識してほしいポイントに関しては以下の記事の中で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
また、誘い方については以下の記事で詳しく解説しています。