私は彼女に振られたとき、一方的に連絡をして復縁を迫り続けました。彼女が嫌がっていたにもかかわらず。

声や応対の仕方から困惑しているのが伝わってきたのですが、「本当にこのまま終わってしまうんだろうか…」「何とかして彼女の気持ちを引き留めたい…」という焦りと不安から、それどころではありませんでした。

色んな感情が交錯して、ワケが分からなくなっていたんですよね。

最初のうちは電話にも出てくれていたのですが、あまりのしつこさに嫌気がさしたのか、無視をされるようになりました。

その後、「電話がダメなら…」とメールを送り続けたものの、一度も返信はありませんでした。

今考えると、あのときは完全に冷静さを失っていました。

彼女の気持ちも考えずに困らせたこと、今は笑い話にできていますが、本当に後悔しています。

もちろん、別れを告げられたときに自分の気持ちを伝えるのはすごく重要なことなので、そのために連絡をするのは問題ないのですが、復縁後、「あんな姿は見たことがなかったから、ちょっと怖かった」と言われたときには、さすがに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

そこでここでは、私と同じような失敗をして状況を悪化させないためにも、相手に避けられている場合の正しい対応の仕方について解説したいと思います。

相手の気持ちが冷めきっているときは、できるだけ早く別れを受け入れること

指輪

相手の気持ちが冷めきっていて、明らかに避けられていると感じた場合は、どうしたらいいのか?

復縁の成功率を高めるための重要なポイントは、できるだけ早く別れを受け入れることです。

それが、最短での復縁を可能にします。

  • メールやラインをしても返信がない
  • 電話も出てくれない
  • 電話をしても面倒くさそう
  • 会話が弾まないし、早く切りたがっているのが伝わってくる
  • 反応が素っ気ない
  • 自分からは何も話さない
  • メールやラインの文章が一言だけ
  • いつも使ってる絵文字や顔文字、スタンプが一切ない

こういう反応なら、相手の気持ちは冷めきっていると判断していいでしょう。何度想いを伝えても、優しさをアピールしても、すぐに復縁をすることは困難な状況です。

相手がこのような対応を取るのは、「何を言われてもやり直す気はない」ということをあなたに分かってほしいからです。

そして、「もうこれ以上復縁についての話はするなよ」ということを暗に伝えているわけです。「これだけあからさまにやっているんだから、言いたいことは分かるだろ」と。

残念ですが、この場合は一旦引き下がるしかありません。何かをしようとしても、すべてが逆効果になりますからね。

ここで状況を変えようと必死になると、「結局自分のことだけで、こっちの気持ちは何にも考えてくれないんだな」と思われ、どんどん印象が悪くなっていきます。

ここから一瞬で相手の気持ちを変えることができる魔法もテクニックもありません。何を言ったって無駄です。

つらいとは思いますが、復縁を目指すなら、もう連絡をするのはやめたほうがいいと思います。

時間を置くことが一番の解決策になる

懐中時計

この状況を改善するために必要なのは、時間です。

しばらく時間を置かないと、あなたも相手も冷静さを取り戻すことができません。

また、時間が経つと、相手の感情が変化する可能性もあります。

あんなに嫌になって別れを選んだのに、一人の時間が増えると、ふとした瞬間にあなたのことを考えたり、様々な出来事を思い出したりして、恋しくなることも少なくありません。

それだけで戻ってきてくれるかどうかは、相手にどの程度未練が残っているかで変わってきます。

しかし別れた直後と比べ、圧倒的に復縁がやりやすくなるのは間違いありません。

では、相手の気持ちが冷めきっている場合は、どのくらい時間を置けばいいのでしょうか?

目安としては、短くても2週間、できれば1か月くらいは様子を見るようにしてください。

この期間はあなたからアクションを起こすのはやめておいたほうがいいです。

ポイント

連絡をするのは1か月以上経ってからにしてください。

ただし、例外もあります。

相手から連絡が来た場合やどうしても連絡を取る必要がある場合などは、気にせずに連絡をして構いません。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

あと、ここで説明した「時間を置くこと」に関しては、お互いが冷静になるため、あなたが別れを受け入れたことを分かってもらうために必要な時間であり、復縁の準備をするための「冷却期間」とは違うので、その点は勘違いしないようにしてください。

ポイント

「とりあえず1か月くらい経ったら連絡をしてみてもいいけど、時間を置いただけでは復縁はできないから、正しく冷却期間を過ごし、ちゃんと準備をしてからアプローチを始めてね」ということです。

以下の記事を読んでいただければ、冷却期間の重要性を理解していただけると思います。

しつこく連絡をした場合も復縁は可能

スマホの画面を見る女性

もしかするとあなたは、すでにしつこく連絡をして復縁を迫ったかもしれません。

感情的になって取り乱したり、自分でも信じられないような行動を取ったかもしれません。

そして、後悔をしているかもしれません。「もう復縁は不可能かも…」と。

でも、大丈夫です。

それは多くの方がやってしまうことです。好きな人に「別れたくない」とすがるのは、ごく自然なことですから。

復縁を成功させている方の多くは、そこからスタートしています。

ポイント

たとえしつこく連絡をしたせいで無視されるようになった場合でも復縁は可能なので、安心してください。

ただし、警戒心が強くなっていると思うので、少し時間はかかるかもしれません。次に連絡をするのも、1~2か月は待ったほうがいいでしょう。

とりあえず1か月後に連絡をしてみて、そのときの反応を見て判断してもいいと思います。

返信があった場合は、定期的に連絡を取りながら誘うきっかけを作ればいいですし、返信がなければ、さらに2週間~1か月くらい時間を置くようにしてください。

詳しくは、「復縁に繋がるLINEやメールを送るための10のポイントと注意点を解説」という記事を参考にしていただければと思います。

ひとまず今はこれ以上状況を悪化させないようにすることが先決です。一日でも早く別れを受け入れ、距離を置くようにしましょう。