- 「復縁したいけど、冷却期間を置いたほうがいいのかな?」
- 「こういう場合はどのくらい冷却期間が必要なんだろう?」
こんな風に悩んでいる方も多いと思います。
ここでは、
- 冷却期間の必要性
- 状況別の目安となる期間
- 復縁できる冷却期間の過ごし方
などについて解説しています。
本気で復縁を目指そうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
冷却期間とは?
冷却期間とは、別れたあとに相手と距離を置く期間のことを言います。
完全に関係を断つイメージです。自分からは連絡をすることや会おうとすることは控えます。
そうやって一旦関係をリセットします。
そうすることで、一度は復縁を断られた人でも、相手から嫌われている人でも、避けられている人でも、復縁が可能になります。
復縁をするために冷却期間が必要なのはどんな人?
では、どんな人が冷却期間が必要になるのでしょうか?
相手から振られた場合は冷却期間が必要
基本的に、相手から振られた場合は冷却期間が必要になると思ってください。
振られたということは、相手は別れたいと思っているということです。
今はあなたのことが嫌になっている状態でもあります。
距離を置かずに行動を起こせば、未練が伝わって警戒されたり、さらに嫌われたりする可能性があります。
これ以上状況を悪化させないためにも、相手から振られた場合は冷却期間を置くようにしてください。
自分から振った場合は冷却期間はいらない
反対に、自分から振った場合は冷却期間は必要ありません。
まだ相手に未練が残っている可能性が高いからです。
時間を置くと相手の気持ちが離れてしまうことがあるので、すぐに謝罪をし、復縁したいことを伝えてください。
ただ、断られることもあります。
- 同じタイミングで相手も別れを考えていた
- 「別れたいと言ったり、よりを戻したいと言ったり、何を考えているか分からない」と思われた
- 振られたことで一気に気持ちが冷めた
最初は別れたくない気持ちがあっても、このような理由でそのまま別れることを選ぶ人もいます。
その場合は、振られたケースと同じように冷却期間が必要になります。
冷却期間を置くと復縁が可能になる3つの理由
なぜ冷却期間を置くと復縁が可能になるのか?
それには以下の3つの理由があります。
- あなたに対する警戒心や悪いイメージがなくなっていくから
- 自分のダメだったところを改善できるから
- 相手にも別れたことを実感させることができるから
1.あなたに対する警戒心や悪いイメージがなくなっていくから
振られたあとに一度でも復縁を迫ったのなら、その時点で未練があることが伝わっています。
あなたから連絡をしたり会おうとしたりすれば、確実に警戒されます。
また、相手が別れを決意したときには、あなたの印象は最悪な状態になっています。
マイナスの感情が大きくなっているときに相手の気持ちを変えるのは困難です。
でも距離を置けば、あなたが別れを受け入れたことが伝わります。もう未練を感じさせることもありません。
マイナスの感情も、時間とともに薄れていきます。
つまり、連絡をすることも会うことも控えていれば、あなたに対する警戒心と悪いイメージが自然となくなっていくわけです。
そうなったときに、相手は付き合っていた頃のように接してくれるようになります。
2.自分のダメだったところを改善できるから
相手は別れを選んだのには何か理由があるはずです。
その理由として一番に考えられるのは、あなたに嫌なところがあったからだと思います。今のあなたとはやり直す気にはならないでしょう。
でも、別れの原因となった部分を改善できたら?
そして、変わったところを見せることができたら?
「なんか変わった気がする」と感じ、あなたのことが気になってくるはずです。
復縁をするためには、自分のダメだったところを改善しないといけません。
そのためには時間が必要です。
冷却期間は、自分が変わるための期間でもあります。
少しでも変わることができたら、そして変化に気付いてもらえたら、復縁成功は一気に近づきます。
3.相手にも別れたことを実感させることができるから
冷却期間を置くことは、相手にも別れたことを実感させるためにも必要なことです。
別れたあとに恋人のいない日々を実感するのは、あなただけではありません。相手も同じです。
- 毎日当たり前のように一緒にいた人
- くだらないことで連絡を取り合っていた人
- 嬉しいことや悲しいことなど何でも報告し合っていた人
そんな存在が急にいなくなると、心にぽっかりと穴が開いたようで、どこか物足りなさを感じます。たとえ自分から別れを選んだとしても。
ふとした瞬間にあなたのことを考えるかもしれません。
よく2人で歩いた道や一緒に行ったお店の前を通るだけで、あなたのことを思い出すかもしれません。
もしかすると、あなたの大切さや存在の大きさに気付くかもしれません。
これは、きっぱりと関係を断ち、しばらく距離を置くからこそ可能になることです。
冷却期間を置くだけで復縁できることもあります。
冷却期間を置くことのデメリット
ただし、冷却期間を置くことにはデメリットもあります。
それは、相手に好きな人や恋人ができる可能性があることです。
誰もが心配していることだと思いますが、こればかりはどうしようもありません。
それを避けるために冷却期間を置かない、もしくは冷却期間を短くすることを考える人もいると思います。
でも相手にやり直す気がない場合、相手のほうが距離を置きたいと思っている可能性が高いです。
その気持ちを無視して行動を起こすのは、自ら復縁の可能性を潰してしまう行為です。
相手に好きな人や恋人ができる前に復縁を成功させるためには、別れたあとは一日でも早く距離を置くこと、そして自分に必要な冷却期間の長さを把握し、その期間が過ぎたらすぐにアプローチを行うことが重要になってきます。
状況別の目安となる冷却期間の長さ
では、復縁をするために冷却期間はどのくらい必要なのか?
状況別の目安となる長さについて解説します。
冷却期間は2~3か月が目安
冷却期間の長さの目安は、平均で2~3か月です。
冷却期間を置くと復縁が可能になる5つの理由についてお伝えしましたが、そのすべてをクリアするのにはそのくらい時間が必要だからです。
- 振られ、何度想いを伝えてもダメだった
- はっきりと復縁を拒まれた
- 連絡が取れない、たまに無視されることがある
- 連絡が取れる(会える)けど明らかに態度が素っ気ない
- 自分から振ってその後復縁を申し込んだけど、断られた
このようなケースでは、もう相手の気持ちは固まっていて、今はやり直す気はない、ということです。すぐにその気持ちが変わることはないと思います。
警戒心や悪いイメージが薄れるまでにも、相手の心境に変化が表れるまでにも、2~3か月くらいかかります。
別れたあとも相手から定期的に連絡が来る場合は2か月、全く、もしくはほとんど連絡が来ない場合は3か月を目安に冷却期間を置くようにしてください。
1週間くらい冷却期間を置けばいいいケース
- 喧嘩別れをした
- 別れ際に相手が泣いていた
- すれ違いや勘違いをされていることがある
- なかなか会えずに寂しい思いをさせていた(遠距離を含む)
- 相手がこれまでと同じように接してくる
このようなケースでは、まだ相手に未練が残っている可能性があるため、お互いが冷静さを取り戻せるまで1週間くらい距離を置けば大丈夫です。
そしてその後、謝罪や釈明をして、改めて復縁したいことを伝えてください。すぐに復縁できることも多いです。
ただ、そこではっきりと復縁を断られた場合や避けられている場合は、2~3か月の冷却期間が必要になります。
冷却期間が1か月で済むケースもある
- 喧嘩をした勢いで別れて、すぐに復縁を申し込んだけどダメだった
- マンネリが原因で別れた
- 「好きか分からない」と振られた
このようなケースでは、ほんの少し距離を置くだけで相手の気持ちが変わる可能性があります。
とりあえず1か月を目安に冷却期間を置き、連絡をしたときや会ったときの相手の反応を見て判断してください。
冷たい感じや避けられている感じがあったら、さらに1~2か月くらいは延長したほうがいいでしょう。
半年以上は冷却期間を置いたほうがいいケース
- 自分の浮気が原因で振られた
- 相手に気になる人や好きな人がいる
- 相手に新しい恋人がいる(今後恋人ができた場合も同じ)
- ストーカーまがいの行為をした
このような場合は、半年以上は冷却期間が必要です。
まず、自分の浮気が原因の場合は、相手は「裏切られた」と感じています。ショックが大きく、怒りもあるでしょう。信頼関係も完全に崩れています。冷却期間は3か月では足りません。
相手に気になる人や好きな人がいる場合は、その人のことで頭がいっぱいだと思います。何かをしようとしてもウザがられる可能性が高いです。もう相手にされなくなっているので、半年くらいは様子を見たほうがいいと思います。
相手に新しい恋人がいる、もしくは今後恋人ができた場合は、何かアクションを起こせば、2人の仲を邪魔する存在だと認識されてしまいます。特に付き合い始めの3~6か月くらいは、一番楽しくて幸せな時期です。そこに入り込もうとすれば、確実に悪い印象を持たれます。恋人との関係が落ち着くまで、半年は待つべきです。
別れたあとにストーカーまがいの行為をした場合は、相手に恐怖心が芽生えています。連絡が来ただけで怯えると思います。最悪の場合、ブロックや着信拒否をされるかもしれません。そして、その恐怖心は簡単にはなくなりません。最低でも半年は関係を断つしかない状況です。
冷却期間後も避けられている場合はもう少し時間が必要
冷却期間が終わったら、まず連絡をします。
でも、そのときの相手の反応次第では、さらに時間が必要になることがあります。
- 返信がない
- あきらかに返信が遅い
- 相手の反応が素っ気ない、冷たい感じがする
- 誘ったけど断られた
このような場合は、まだ警戒心や気まずさがある状態だと考えられます。
すぐには状況が変わらないので、2~3か月くらいは冷却期間を延長するようにしてください。
冷却期間が必要なケースに当てはまる人は、冷却期間後に連絡が取れるかどうか、相手が普通に接してくれるかどうかで、次のステップに進むかどうかを判断してください。
復縁を成功させるための冷却期間中の過ごし方
冷却期間は、ただ時間が過ぎるのを待つだけではダメです。
復縁を成功させるためには、冷却期間中の過ごし方が重要になってきます。
特に意識してほしいのが、以下の3つ。
1.別れの原因を見極める
復縁をするためには、あなた自身が変わる必要があります。
そのためには、別れの原因を理解しないといけません。
なぜ別れることになったのか?
あなたはその理由が分かっていますか?
別れの原因が分からない人は、これまでの出来事を振り返りながら、ケンカになったときのことや相手の反応が変わったときのことなどを思い出してみてください。
- 付き合っていたとき、どんなことでケンカをしたのか?
- そのきっかけとなった出来事は何だったのか?
- 何度も同じことが原因でケンカになったことはなかったか?
- 何をしたときに相手の機嫌が悪くなったのか?
こういったことを思い出しながら、すべて紙に書き出してみてください。
必ず答えやヒントが見えてくるはずです。
2.別れの原因をもとにあなた自身が変わる
別れの原因が分かれば、次にやるのは、自分のダメだったところを改善することです。
別れの原因が明確になれば、どう変わればいいのか、何に気を付けて過ごせばいいのか、ということも自然と分かると思います。
そこを意識しして過ごしていれば、必ず変われます。そして、相手にも変化に気付いてもらえるようになります。
嫌なところの印象が強い分、ちょっとした変化で「あれ?なんか自分の知ってる〇〇とは違う。別れてから変わったのかな?」と思ってもらえます。そしてそれが相手に良い印象を与え、興味を持ってもらえるきっかけになります。
3.より魅力的になるための自分磨きをする
復縁をするためには、変化だけでなく、前よりも魅力的になったと思ってもらうことも欠かせません。
「しばらく見ない間に可愛くなっている(かっこよくなっている)」と思ってもらえたら、それだけでまた異性として意識してもらえるようになるからです。
「自分の知らない間に何があったんだろ?もしかすると良い人ができたのかな?」と、あなたのことが気になってくるはずです。
復縁をするためには、より魅力的になるための自分磨きもするようにしてください。
自分磨きとはいっても、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。
- あまり服装に気を遣っていなかった人なら、少しお金をかけてオシャレをしてみる
- 「絶対ショートのほうが似合うと思う」と言われたことがある人なら、髪を短くしてみる
- 体型を指摘されたことがある人なら、ダイエットをしてみる
- メイクについて何か言われたことがある人なら、彼好みのメイクに変えてみる
まずはこういうところから始めてください。
他には、何か新しいことに挑戦してみるのもおすすめです。
内面の自分磨きに繋がり、人として成長した姿を見せることができると思います。
冷却期間中にやってはいけないこと
冷却期間中にやってはいけないこともあります。
それが以下の3つです。
1.復縁を迫る
いつまでも復縁を迫っていると、「しつこい」「いい加減にして」と思われてしまいます。
一度別れを受け入れ、冷却期間に入ったのなら、もう復縁は迫らないようにしてください。
2.自分から連絡をする、会おうとする
冷却期間中は、寂しかったり、相手のことが気になったりして、連絡をしたくなることがあるかもしれません。
でも、まだ相手の警戒心が強いときです。
自分からは連絡はしないようにしてください。
連絡をしてもいいのは、以下のような場合です。
- 明確な用件がある場合
- どうしても連絡を取る必要がある場合
それ以外の場合は、連絡をしたくなってもグッと我慢をしてください。
会うことに関しても、荷物の受け渡しなどで会うしかない状況を除き、自分からは会おうとしないでください。
3.共通の友人に相手の悪口を言う、SNS上に悪口を書く
共通の友人に相手の悪口や愚痴を言ったり、SNS上に悪口を書く人がいます。
それは絶対にやめたほうがいいです。
友人が相手に話したり、本人がSNSで直接目にするかもしれないからです。
自分の知らないところで悪口や愚痴を言っていることをよく思うわけがありません。
あなたの印象も確実に悪くなります。
冷却期間中に連絡が来た場合の対応の仕方
冷却期間中に相手から連絡が来た場合は気にせずに返信をしてください。
何か理由があって連絡をしてきたはずです。
友達として応じれば問題ありません。
誘われた場合も会って構いません。
でも、体の関係を持つのだけは避けるようにしてください。中途半端な関係になってしまうので、そこはケジメをつけるようにしましょう。
また、会うのがつらい場合や、会ったら復縁を迫ってしまいそうな場合は、何か適当な理由をつけて断るか、冷静に対応できるまで先延ばしにしたほうがいいと思います。
冷却期間後から復縁成功までのアプローチの仕方
冷却期間が終わったら、以下の流れでアプローチをしていきます。
1.連絡をする
まずは連絡をします。
「久しぶり」と簡単な挨拶をして、何か質問をするような内容のメッセージを送ってみてください。
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」という感じで連絡をして、何か質問をするようにすれば、返信をくれると思います。
2.食事に誘う
連絡を取っているとき、相手が気さくに接してくれているようなら、食事に誘ってみてください。
食事に誘うのは、気軽に誘いやすく、相手も会いやすいシチュエーションだからです。
「久しぶりにご飯でも食べに行こうよ」という感じで誘うといいと思います。
3.変化をアピールする
会ったときには、変化をアピールすることを意識してみてください。
自分のダメだったところの変化をさりげなくアピールしたり、相手が自分に求めていたであろう言動を取ったりするようにしましょう。
4.何度か会って距離を縮める
一度会ったら、その後も何度か会って距離を縮めていきます。
一緒に過ごす時間が増えれば、それだけで相手はあなたのことを意識するようになります。
久しぶりに会ったときに楽しい時間を過ごすことができたら、またすぐに会うことができると思います。
5.復縁を申し込む
最後に復縁を申し込みます。
復縁したいことをストレートに伝えるだけです。
順調にいっていれば、相手の反応が変わり、好意を持ってくれているのも伝わってくると思います。
そのタイミングで復縁を申し込めば、いい返事が返ってくるはずです。
復縁に必要な冷却期間についてのまとめ
- 復縁をするためには、なぜ冷却期間が必要なのか?
- どんな状況なら冷却期間を置いたほうがいいのか?
- どのくらいを目安に考えたらいいのか?
- 冷却期間中は何をしたらいいのか?
このようなことについてお伝えしてきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
冷却期間を置くことに不安や焦りもあると思いますが、復縁可能な状況を作るためには絶対に必要なことです。
自分の状況に応じた適切な期間を把握し、その期間を正しく過ごせば、復縁できる可能性は高くなります。
ここでお伝えしたことを参考にして、復縁に向けた正しい準備とアプローチをしていただければと思います。