「復縁は無理そうな気がする…」
そう感じている人も多いと思います。
復縁できるかどうかは、別れの原因や別れ方、別れたあとに取った言動、別れたあとの関係性などによって大きく左右されます。
とはいえ、状況に応じた正しいアプローチを行えば復縁できるケースがほとんどです。
また、たとえ現状が厳しくても、時間が経てば復縁可能な状況に変わることもよくあります。
ただ、現時点では復縁が不可能なパターンがあるのも事実です。
そのパターンについて解説します。
現時点で復縁が不可能なパターン
現時点で復縁が不可能なのは、以下のパターンに当てはまる人です。
生理的に無理だと思われた
ほぼ確実に復縁が不可能だと言えるのは、生理的に無理だと思われたパターンです。
相手を知るにつれ、「あっ、この人無理かも」と思うような何かがあって別れを決意するケースがあります。
生理的に無理だと思われたら、どう頑張っても復縁はできないと思います。
ただこの場合、相手を傷つけることになるので、そのことを本人に直接伝える人は少ないです。多くの人が嘘の理由を伝えます。
そのため、生理的に無理だと思われたかどうかは分からないと思います。
でも、そんな風に思われたのだとしたら、相手はすぐに別れを決意するはずです。
交際期間が極端に短い場合は、このパターンの可能性があります。
本来なら一番ラブラブで楽しい時期である3か月や半年で振られたのなら、復縁は無理かもしれません。
連絡をしても無視されている
連絡をしても無視されているということは、連絡を取ることすら拒むくらい嫌われている、もしくは悪い印象を持たれている、ということです。そうでなければ、普通は返信くらいはくれるものです。
たぶん相手には友達に戻るつもりもないんだと思います。
また、無視しているのは、「もう連絡はしてこないでほしい」と伝えているのと同じことでもあります。
連絡が取れない状況では、相手に復縁をする意思は一切ないと考えるしかありません。
ブロックや着信拒否をされている
無視されていても、こちらから連絡ができる状況なら、まだ完全に関係を絶たれているわけではないといえます。
でも、ブロックや着信拒否までされている場合は、連絡が来ることすら嫌がっている状態です。通知が来るだけ、着信があるだけで嫌な気持ちになると思われている可能性があります。
たぶん相手は今、「あの人とはもうかかわりたくない」と思っているはずです。
「復縁は絶対にないから諦めて」「もうかかわらないで」ということを間接的に伝えていると考えられるので、このまま解除されることがなければ復縁は不可能だと思います。
別れた人とは絶対によりを戻さないという考えの人が相手の場合
- 「復縁は考えられない」
- 「やり直すつもりはない」
こう言われた人もいると思いますが、別れを決意した人がそう言うのは当然のことです。別れるときに「復縁するかも」なんていう人はいませんからね。
それでも復縁できる人がいるのは、人の気持ちは変わるものだからです。一度は別れを決意しても、何かがきっかけで「やり直したい」という気持ちになるから、復縁できるカップルがいるわけです。
だから、別れるときに復縁を否定するようなことを言われても気にする必要はありません。
でも、「別れた人とは絶対によりを戻さない」「(相手に関係なく)復縁という恋愛の形自体がありえない」という考えの人がいるのも事実です。
そういう人は、別の人と新たな恋をすることしか頭にありません。
元彼や元カノがそういう考えの人かどうかは分からないかもしれませんが、過去に付き合っていた人と一度も復縁経験がない、という話を聞いたことがあるのなら、復縁は厳しいかもしれません。
相手に新しい恋人がいる
相手に新しい恋人がいる場合は、その恋人と別れない限り、復縁は不可能です。
言うまでもありませんが、他に付き合っている人がいたら、自分のところに戻ってきてくれることはありません。
普通の感覚なら、恋人がいる人に連絡をしたり、誘ったりすることもできないと思います。自分からアプローチができない状況なので、別れるのを待つしかありません。
うまくいかずに数か月で別れる可能性もありますが、何年も続くことも、そのまま結婚することもありえます。
現時点では復縁は不可能なので、諦めるか、待ち続けるか、の二択になります。
浮気や嘘で相手を傷つけた
あなたの浮気や嘘が原因で振られたのなら、相手は大きなショックを受け、傷ついていると思います。
たった一度の浮気や嘘で、これまで築き上げてきた信頼関係が一瞬で崩れることもあります。
- 「どうしても許すことができない」
- 「もうこれまでのようには見れない」
- 「前みたいな関係には戻れない」
そんな風に思われていたとしたら、復縁はできないと思います。
ただ、相手に未練が残っていたら許してくれるかもしれません。
ストーカーと思われるような行為をした
- 何度断られても一方的に復縁を迫り続けた
- 相手が困っているのに連絡をし続けた
- 相手の家や会社の前で待ち伏せをした
- 手紙を何通も送った(直接相手の家のポストに投函した)
- 別れたあとも誕生日などにプレゼントを送った
なかなか別れを受け入れられず、いつまでも恋人感覚が抜けず、別れたあとにこんなことをしてしまう人がいます。
こういう行為はストーカー行為と受け取られても仕方ありません。
そしてそう思われると、警戒心や恐怖心が一気に強まります。
- 「連絡が来るだけで怖い」
- 「もうこの人とはかかわらないほうがよさそう」
- 「少しでも勘違いさせるようなことを言ったりしたりしたらめんどくさいことになりそう」
こんな風に思っているかもしれません。
上記のような行為をした自覚があり、相手から避けられているように感じているのであれば、すでにストーカーのように思われているか、ストーカー一歩手前の状態で危険を感じているか、のどちらかの可能性があります。
連絡も取れなくなっていたら復縁は不可能かもしれません。
暴力を振るった
- 暴力を振るったことが原因で振られた
- 別れる際にカッとなって手を出してしまった
- 物に当たってしまった
この場合も相手は恐怖を感じています。
そういう人とやり直そうとは思わないでしょう。
また、時間が経てば自然と薄れる警戒心とは違い、恐怖心はなかなかなくなりません。
冷却期間を置いても状況は変わらないことが多いです。
別れるときに相手を否定することや傷つけることを言った
別れ話をしているときには、どうしても感情的になってしまうものです。泣いたりすがったりする人や、言い争いになることも多いです。
でも、その程度のことは復縁に何の影響もありません。
問題になるのは、別れるときに相手を否定することや傷つけることを言った場合です。
本心ではないのに、ワケが分からなくなってつい口にしてしまった人もいるかもしれません。
でも、その一言が致命傷になることもあります。
もともと別れたくなるほどの何かがあり、ただでさえ嫌になっている状態です。さらに相手を否定することや傷つけることを言ってしまったのなら、完全に嫌われた可能性があります。
その場合は復縁は難しいでしょう。
共通の友人やSNSに振られたことへの愚痴や相手の悪口を言ったり書いたりした
振られたことへの愚痴や相手の悪口を共通の友人に言ったり、SNSに書いたりする人がいます。
相手にバレなければ別に問題はありません。
でも、友人が本人に話すかもしれません。相手がSNSを見るかもしれません。
それで振られたことへの愚痴や自分の悪口を言っていることを知ったら、傷つき、ショックを受け、頭にくる人もいると思います。陰でそんなことを言われていたら、誰だっていい気はしないでしょう。
元恋人への感情もさらに悪化します。人として信用することができなくなることもあります。たとえ相手に未練が残っていたとしても、その瞬間に気持ちは離れるでしょう。
そうなったら相手が復縁を考えることはないと思います。
自殺をほのめかすようなことを言った
別れる際に自殺をほのめかすようなことを言う人や、相手を脅すようなことを言う人がいます。
なんとか別れを食い止めたくてとっさに出た言葉だったとしても、相手は卑怯だと思ったはずです。「こんな人とは思わなかった」と思われたかもしれません。
そんなことを言う人とよりを戻そうとは思わないでしょう。
また何かあればすぐに自殺をほのめかすかもしれない、と思われても仕方ありません。
めんどくさいことになりそうだからと避けられるようになることも多く、実際に避けられていたら復縁は不可能だと思います。
復縁が不可能な状況でできること
ここで挙げた状況でできることは限られています。
復縁を目指すなら、以下の点を意識してみてください。
自分がやったことをまだ謝っていない人はすぐに謝る
- しつこく復縁を迫って相手を困らせた
- 浮気や嘘で相手を傷つけた
- ストーカーと思われるような行為をした
- 暴力を振るった
- 別れるときに相手を否定することや傷つけることを言った
- 自殺をほのめかすようなことを言った
このようなことをしたのにまだ謝っていない人がいたら、すぐにでも謝るようにしてください。
許してもらうことは考えずに、ただ自分がやったことを謝るんです。
謝れば、自分の言動に問題があったのを自覚できていることや反省していることが伝わります。それだけでも相手が受ける印象が変わります。
すでに謝っている人は、それ以上謝る必要はありません。何度も謝るとしつこいと思われるので、そのまま引き下がるようにしてください。
とりあえず3か月は待つ
もしあなたがここで挙げた復縁が不可能なパターンに当てはまっている場合は、お互いが冷静さを失い、感情的になっている状態だと思います。相手のなかで警戒心や恐怖心、かかわりたくないという感情が強くなっている状態でもあります。
この場合はお互いに時間が必要です。落ち着くためにも、自分への警戒心やマイナスの感情が薄れるのを待つためにも。
そのためには、最低でも3か月は何もせずに距離を置くべきです。
3か月も経てば、お互い冷静になれているはずです。別れたときのことや悪化したあなたのイメージなど、相手のなかにある嫌な記憶も薄れている頃です。
もしかしたら復縁可能な状況になっているかもしれません。
3か月後くらいに連絡をしてみる
3か月くらい経ったら一度連絡をしてみてください。
相手に心境の変化があっても、連絡をしてみないと分かりません。なので、とりあえず相手の様子をうかがうためにも3か月後くらいに連絡をしてみましょう。
復縁LINEやメールを送るときの10のポイントと注意点を参考にしていただければ、返信が来る確率も高くなると思います。
そしてここでやり取りができるようになれば、復縁できる可能性が出てきます。
無視された場合やブロックされたままの場合は、まだ復縁は不可能な状況です。さらに2~3か月は時間を置いてもう一度連絡をしてみてください。
友達から時間をかけて関係を作り直す
たとえ連絡が取れても、「無視するのは悪いから返信くらいはしておこう」という気持ちで返してくれる人もいます。そういう人は、少しでも復縁を望んでいるのが伝わればまた距離を置こうとします。
警戒されている感じや距離があるように感じる場合は、慎重に進めるようにしてください。友達から時間をかけて関係を作り直す感じです。
たまに連絡を取りながら、相手が気さくに接してくれるようになったら食事に誘ってみるといいでしょう。
- 絶対に未練を感じさせない
- 復縁を匂わすようなことは言わない
これだけは守ってください。
状況が状況なだけに、2~3か月は友達関係を続けたほうがいいかもしれません。
- 相手から連絡が来ることが増えた
- 相手から誘われるようになった
- 好意を持ってくれているのが伝わってくるようになった
こういった反応が得られるまで、焦らずに友達関係を続けてください。
こんな場合は復縁を諦めるしかない
- いつまで経っても連絡が取れない
- ブロックや着信拒否を解除してもらえない
- 連絡は取れたけど、またやり取りが途絶えた
- 「もう連絡はできない」「連絡はしないでほしい」というようなことを言われた
- 誘ったけど会うのを断られた
- 会うことはできたけど、その後避けられるようになった
- 「復縁はない」と念押しされた
こんな場合は、相手に復縁をする気は一切なくて、それを分からせるためにこういう言動を取ったと考えるべきです。
もう復縁は諦めるしかないと思います。
まとめ
- 生理的に無理だと思われた
- 連絡をしても無視されている
- ブロックや着信拒否をされている
- 別れた人とは絶対によりを戻さないという考えの人が相手の場合
- 相手に新しい恋人がいる
- 浮気や嘘で相手を傷つけた
- ストーカーと思われるような行為をした
- 暴力を振るった
- 別れるときに相手を否定することや傷つけることを言った
- 共通の友人やSNSに振られたことへの愚痴や相手の悪口を言ったり書いたりした
- 自殺をほのめかすようなことを言った
上記のパターンに当てはまる人は、現時点では復縁は不可能です。
復縁を目指すにしても、今は待つしかありません。時間を置いても状況は変わらない可能性もあります。
ただ、いずれ相手の心境に変化が表れる可能性もゼロではありません。
厳しい状況に変わりありませんが、すぐに諦めなくても、3か月以上経ってからの相手の反応をみて判断してもいいと思います。
また、自己流では復縁が不可能な状況でも、7step復縁方法なら高い確率であなたの大切さに気付かせることができます。
元彼や元カノ以外は考えられない人は、この方法が参考になると思います。