- 「1か月で別れたんですけど、復縁できる可能性はありますか?」
- 「すぐ別れちゃった場合は復縁は難しいですよね?」
このように、交際期間が短かった方から復縁の可能性について聞かれることがよくあります。
「短期間で別れたけど復縁できるのか?」と相談される方は、交際期間が3か月以内のケースが多いですね。
では、実際のところはどうなのか?
ここでは、1か月、2か月、3か月で別れた場合の復縁の可能性について、私の考えをお伝えしたいと思います。
復縁は難しいケースが多い
まず結論から。
復縁できる可能性はありますが、やはり交際期間が短いと復縁は難しくなります。
そして、交際期間が短いほど復縁の可能性も低くなります。
1か月で別れた場合と3か月で別れた場合では、後者のほうが復縁できている人が多いです。
とはいえ、3か月で別れた場合も交際期間が短いことに変わりはありません。3か月以上付き合っていたケースと比べると、どうしても難易度は高くなります。
交際期間が短いと、なぜ復縁の可能性が低くなるのか?
交際期間が短かった場合に復縁の可能性が低くなるのには、以下の4つの理由が挙げられます。
1.完全な両想いになれていなかった可能性があるから
まず考えられるのは、相手があなたのことをそこまで好きにはなっていなかった可能性です。
普通に考えたら、本当に好きな人と付き合えたら、そんな短期間で別れることはないと思います。
付き合い始めて3か月くらいまでって、一番楽しい時期じゃないですか?
一緒にいるだけで幸せで、良いところを知ってどんどん夢中になって、多少嫌なところが見えてもそんなことは大して気にならなくて、まだ倦怠期なんかとも無縁の時期だと思います。
それなのに1か月、2か月、3か月で別れたのだとしたら、あなたのことをそこまで好きになれていなかった可能性が考えられます。恋人を求めていて、あなたのことを「いいな」と思っていて、気になる存在でもあったけど、完全な両想いにはなれていなかった可能性が。
最初はそうでも、実際に付き合ってみて、相手のことを深く知っていくうちに好きになることはあります。
でも、そうはならなかった場合、2人の間に温度差がある状態で付き合っていることに違和感を覚えるはずです。
短期間で別れを決意するのは自然なことだと思います。
そして当然、一度も「大好き」という感情が芽生えなかった相手との復縁を考えることはないと思います。
2.付き合ってすぐに幻滅した可能性があるから
もし相手から告白をされて付き合い始めたのなら、上記の理由は当てはまらないかもしれません。
でもその場合は、付き合ってすぐに幻滅した可能性が考えられます。
- 付き合ってみたら思っていたのと違った
- こんな人とは思わなかった
- 「なんか無理かも」と思うような出来事があった
- 生理的に受け付けないことがあった
このような理由で振られるケースはよくあります。
本人から直接言われていなくても、それはあなたのことを傷つけたくないから口にしないだけだった可能性は否定できません。
そしてすぐに幻滅したような場合も、なかなか復縁しようという気持ちにはならないと思います。
3.あなたと合わなかった可能性があるから
単純に合わなかった可能性もあります。
好きだったし、幻滅したわけでもないけど、様々な価値観の違いやお互いが望んでいる関係性などに大きな隔たりがあり、その中で相手に譲れないものもあり、「この人とは根本的に合わない」「このまま一緒にいても幸せになれない」と判断したのかもしれません。
- たった3か月で?
- 好きだったら、これから時間をかけて歩み寄っていくんじゃないの?
そんな風に考える人が多いと思いますが、相手はそれすら放棄するほど「合わない」と感じたんだと思います。
広い意味で言えば、別れるカップルは全員「合わない」という理由で別れています。
それでもある程度付き合いが長い場合は、合う部分もたくさんあって、それを相手も分かっているから復縁できる可能性も高いんです。
でも、1か月~3か月程度の期間で合わないと判断されたのだとしたら、復縁は難しくなると思います。
4.付き合っていたときの思い出が少ないから
交際期間が短いと、当然思い出も少ないと思います。
そして付き合っていたときの思い出が少ないと、復縁は苦労することが多いです。
なぜなら、相手が復縁を考えるのは、実は思い出がきっかけになることがほとんどだからです。
どんなに嫌なことがあって別れたとしても、それまで過ごした日々を忘れることは絶対にありません。楽しかった出来事を思い出さない人も絶対にいません。
過去を振り返らない人もいる、なんて言いますが、思い出が消えてなくなることはないんです。
元彼や元カノだって、ふとした瞬間に楽しかった出来事を思い出すはずです。
そのときには、必然的に別れた人のことも思い出します。
そして、それがきっかけでその人のことを考えるようになったり、またあの頃に戻りたいという気持ちになったりして、少しずつ復縁を意識するようになるんです。
何もしていないのに相手が戻ってきてくれることがありますが、そういう場合は思い出が勝手に復縁を後押ししてくれているわけです。
また、私のやり方では、思い出を利用して楽しかった頃のことを思い出させるアプローチを取り入れています。そうやって相手に復縁を意識させるんです。
でも、交際期間が短いと思い出自体が少なく、あんなことがあった、こんなことがあった、と思い出すことも、それをきっかけに復縁を考えてもらうことも期待できません。
アプローチを行う過程で利用できる思い出も少なく、私のやり方もあまり有効ではありません。
交際期間が短くても復縁できる可能性が高いケース
交際期間が短くても復縁できる可能性があるのは、喧嘩別れをしたケースです。
何かをきっかけに大きな喧嘩になり、突発的に別れることになったような場合は、復縁できる可能性が高いです。
交際期間が短いと、そういう喧嘩をすること自体、初めてだったと思います。それで瞬間的に我を失い、どうしたらいいのか分からなくなって、「もう別れよう」と切り出すことはよくあります。
そしてそういう場合は、冷静になってから話をし、自分の非を認めて謝ったら、復縁できることが多いです。
詳しくは以下の記事で解説していますので、当てはまる方はこちらを参考にしてみてください。
復縁できる可能性が特に低いケース
前述のとおり、交際期間が短いと復縁は難しくなりますが、よりを戻せる人も少なくありません。喧嘩別れの場合だと、復縁できる可能性はかなり高いと思います。
ただその反面、復縁できる可能性が特に低いケースもあります。
それは、別れ話をしていたときに相手が落ち着いていて、素っ気なく別れを告げられたケースです。
喧嘩別れのときもそうですが、別れるときに相手が感情的になっていた場合は、まだあなたへの想いが残っている可能性があります。
でも、もう吹っ切れたようにあっさり振られた場合は、完全に気持ちが冷めている可能性があります。
そして、付き合って1か月~3か月程度で完全に気持ちが冷めている場合は、さすがに復縁は厳しいと思います。
運命の赤い糸で繋がっていたらいつか結ばれる日が来るかもしれませんが、今はどうすることもできない状況だと理解していただいたほうがいいかもしれません。
まとめ
1か月、2か月、3か月で別れたら復縁は難しいのか?
交際期間が短かった場合の復縁の可能性はどうなのか?
そのことについて私の考えをお伝えしてきましたが、「交際期間が短いと復縁は難しくなる」というのが答えです。
一人ひとりの詳しい状況が分からないので、復縁できる、できない、と断言することはできません。状況をお聞きして「厳しいだろうな」と思っていても、復縁できる人がいるのも事実です。
復縁を目指すか、諦めるか。
それを決めるのは、あなた自身です。
悩んでいる方は、ここでお伝えしたことを一つの参考にしていただければと思います。
また、交際期間によって変わる復縁方法について書いた記事もあるので、よかったらこちらも参考にしてみてください。