「元彼に、私がまだ好きってことがバレていると思うんですが、やっぱり復縁は難しいんでしょうか?」
このような相談を受けました。
「復縁をしたかったら未練を見せないように」
当たり前のように言われていることです。
「じゃあ、好きなのがバレたら復縁できないの?」
不安になるのも当然だと思います。
- 好きバレでも復縁できるのか?
- まだ好きってことがバレている場合はどうしたらいいのか?
そのことについて解説します。
好きバレでも復縁はできる
まず結論からお伝えします。
好きバレでも復縁はできます。
まったく問題ありません。気にしなくて大丈夫です。
なぜなら、まだ好きなのがバレるのは普通のことだからです。
振られた立場の人なら、そのほとんどが、別れるときに自分の想いを伝えたはずです。
- 別れたくないこと
- 好きなこと
- やり直したいということ
あなたも伝えたと思います。
だとしたら、まだ好きなことや復縁を望んでいることはその時点で伝わっています。
その気持ちがすぐにはなくならないことは、相手だって分かっています。
しばらく距離を置いても、いくら未練を感じさせないように頑張っても、まだ気持ちが残っているんじゃないか、というのは薄っすらと感じているはずなんですね。
そう思いつつも、「自分の考え過ぎかも」と思ったり、「友達としてなら」という気持ちもあったりして、少しずつ以前のように連絡をとることや会うことができるようになります。
そこでもう一度好きになってもらえるアプローチができたら、復縁もできます。
実際に復縁できている人たちも、みんな好きバレの状態からスタートしています。
未練がないと証明する手段もありません。
好きなのがバレていても復縁はできるので、安心してください。
まだ好きなのがバレている場合の復縁をする上でのデメリット
ただ、まだ好きなのがバレている場合には、復縁をする上でのデメリットもあります。
警戒される
好きバレしていると、どうしても警戒されます。
いつ「やり直したい」と言ってくるか分からないと思われるからです。
連絡が来れば、「また復縁話かも」と考えると思います。
変に勘違いをさせてもめんどくさいことになりそうだから、完全に避けるようになる人も少なくありません。
時間とともにその警戒心はなくなっていきますが、少なくとも1か月以上は関係を断つ必要があります。
復縁できるまでに時間がかかる
好きバレしている場合は、復縁できるまでに時間がかかることが多いです。
まず、相手の警戒心が薄れるまで待たないといけません。
そしてそこから友達関係を作り、少しずつ相手の気持ちを変えていかないといけません。
順調に行っても、復縁できるのは3か月後くらいになると思います。
ただ、距離を置いている間に相手の気持ちが変わることもあります。
その場合はすぐに復縁できるかもしれません。
好きバレで復縁が難しくなるケース
好きバレで復縁が難しくなるケースもあります。
別れてから時間が経ち、せっかく友達に戻れたのに、自分の言動のせいで再度好きバレしたケースです。
時間が経って警戒心が薄れたのに、そこでまだ好きなのがバレて再び警戒されてしまうと、避けられるようになることがあります。
友達に戻れていたのに、そのせいで距離を置かれるようになったら、復縁は難しくなります。
好きバレのほうが復縁しやすいケース
反対に、好きバレのほうが復縁しやすいケースもあります。
相手も好意を持ってくれているのが伝わってきているケースです。
この場合、相手にも未練が残っている可能性があります。
もしかしたら、すでに復縁を考え始めているかもしれません。
そんなときには、自分が振った相手が自分のことをどう思っているのかが気になっています。
もう気持ちが離れているように感じたら、なかなか自分から復縁を切り出すことはできないでしょう。
でも、まだ好きな気持ちがあることが伝わっていたら、相手も復縁を決意できます。
好きなのがバレている場合の復縁方法
ここからは、好きなのがバレている場合の復縁方法について解説します。
冷却期間を置く
別れたあとに相手を距離を置く期間のことを、冷却期間と言います。
好きなのがバレている場合は冷却期間が必須です。別れを受け入れ、もう気持ちを切り替えたのを分かってもらうためです。
その期間は、状況によって1~3か月くらい必要になります。
- 別れたあとも相手から頻繁に連絡が来る場合やすでに友達に戻れている場合は、1か月
- たまに相手から連絡が来るけど、警戒されている感じや素っ気なさがある場合は、2か月
- 連絡をしても返信がない、完全に避けられている、という場合は、3か月
これを目安にしてください。
そして、どうしても連絡を取る必要がある場合や相手から連絡が来たとき以外は、冷却期間中は自分からは連絡をしないようにしてください。
参考記事復縁に冷却期間はどのくらい必要?成功率を高める冷却期間中の過ごし方も紹介
未練を感じさせないようにする
好きバレの状態からアプローチをするときには、未練を感じさせないようにすることが重要です。
そこで意識してほしいのは、友達として接すること。異性の友達に久しぶりに連絡をしたり会ったりする感覚で接してほしいんです。
復縁を望んでいる人は、もう一度好きになってほしいという気持ちが強すぎて、どうしても相手のことを意識し過ぎてしまいます。
- よく思われたい
- 気に入られたい
- 相手を振り向かせたい
こんな意識が強すぎて、ぎこちなさやよそよそしさが出てしまう人が多いんです。
すると、相手は違和感を覚えます。そして、「まだ未練があるんじゃないか」「復縁をするために連絡をしてきたんじゃないか」と察します。
好きになってもらおうという気持ちがあると、いくら気をつけていても、ちょっとした言動から未練が伝わってしまうものなんですね。
冷却期間を置いても完全に警戒心がなくなったわけではありません。
時間が経っても多少は警戒されているし、いきなり好きな気持ちを取り戻すこともできません。
だから、最初は余計なことは考えず、友達として気さくに接したほうがいいんです。
冷却期間を置いても未練が伝わりやすい状況に変わりはないので、こういう意識を持っておくのは大事なことです。
やり取りを長く続けない、会ったときには早めに帰る
久しぶりに連絡をしたときや会ったとき、やり取りを続けようとすればするほど、長く一緒にいようとすればするほど、未練が伝わり、警戒されます。
- やり取りを長く続けないこと
- 会ったときには早めに帰ること
この2つも重要です。
連絡をしたときも会ったときも、最初は、警戒している相手が拍子抜けするくらいあっさり終わらせたほうがいいです。
- もう未練がないこと
- 完全に吹っ切れていること
- 友達として見ていること
それが伝わります。
同時に、相手が物足りなさを感じるので、「もっと連絡を取りたい」「また会いたい」と思ってもらえるようになります。
相手がその気持ちに自分で気づき、そこから恋愛感情がよみがえることもあります。
- 久しぶりに連絡をするときには、簡単な挨拶や質問系の内容を送り、返信が来れば、それにもう一度返して終わる(相手から何か質問が返ってくる間はやり取りを続ける)
- その後も一つの話題が尽きたらやり取りを終わらせる会ったときには、食事をしながら会話をして、2時間くらいで帰るようにする
こういったことを意識するといいでしょう。
警戒心がなくなるだけでなく、相手から連絡が来たり、誘われたりするようになることもあります。
相手の好意が伝わってきたらこちらも好意を見せる
警戒をされているときや温度差があるときには、好意を持っているのは見せないようにすべきです。
でも、相手が好意を持ってくれているのが伝わってきたら、こちらも好意を見せるようにしてください。
いつまでも気のない素振りを見せていると、たとえ相手が復縁を意識するようになっていたとしても、無理そうだと思って引いてしまうことがあるからです。
- 相手から連絡が来ることが増えた
- 付き合っていた頃のようにやり取りができるようになった
- 相手から誘われるようになった
- 会ったときに楽しそうにしている
- 相手が帰りたがらない
- ボディタッチが増えた
- 好意があると受け取れるようなことを言われた
こんなときには、言葉や態度、接し方で、少しずつ、そしてさり気なく好意を見せていくといいでしょう。
まとめ
別れたときに一度でも復縁を迫ったのなら、その時点で好きなのはバレています。つまり、復縁を望んでいる人は好きバレしているのが当たり前の状態なんです。
それでも復縁できている人はたくさんいます。
だから、気にする必要はありません。
ただし、いつまでも好きな気持ちがあるのを悟られるようなの言動を取ってしまうと、相手の警戒心も強くなります。そうなると、復縁も難しくなります。
そのため、好きバレをしている場合は、とりあえず距離を置くようにしてください。
そして、友達として少しずつ距離を縮めていってください。
ここでお伝えしたことを参考にしていただければ、復縁に向けて関係を進展させることができるはずです。
あとは、正しい準備とアプローチを行えば、復縁は可能です。
詳しくは以下の記事の中で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。