暴力を振るった人でも復縁できるのか?よりを戻せる状況と今できることとは?
元カノと復縁したいんですが、実は別れた原因が、僕が暴力を振るったことなんです。
今は避けられている状態です。
正直、もう復縁は無理な気がしているんですけど、よりを戻せる可能性はあるんでしょうか?
復縁できるのであれば、どうしたらいいのかもアドバイスをいただきたいと思っています。
先日、このような相談を受けました。
「暴力を振るったことが原因で別れたけど、復縁したい」
ほぼ男性からですが、たまにこういう相談を受けます。
人に相談しづらい内容だと思うので、もしかしたら同じことで悩んでいる方はたくさんいらっしゃるかもしれません。
そこでここでは、暴力を振るったことが原因で別れた場合の復縁の可能性と、よりを戻すためにやるべきことや今できることについて解説したいと思います。
暴力を振るった人でも復縁できるのか?

まずは結論から。
暴力を振るった場合、正直復縁はかなり厳しいです。
理由は単純で、暴力を振るう人と一緒になりたいと思う人はいないからです。
「よりを戻しても、また同じ目に遭う」
そう考えるのが普通です。
一度そういう人だと思われると、どれだけ謝っても、反省していることを伝えても、もう手は上げないと誓っても、絶対に信じてもらえません。
また、相手は恐怖を感じていると思います。怯えている状態です。友達に戻って連絡を取ることも会うことも難しいでしょう。
それではアプローチもできません。暴力を振るわれて恐怖を感じている人からしつこくされると、一歩間違えればストーカーのように思われる可能性もあります。
残念ながら、復縁できる可能性は低いです。
参考記事復縁が不可能なパターンとは?復縁を可能にするためにできることも解説
暴力が原因で別れても復縁できるケースは?

とはいえ、絶対に復縁できないわけではありません。
暴力が原因で別れても復縁できる人はいます。
それは、以下のケースに当てはまる人です。
- まだ相手に好きな気持ちが残っている
- 軽く手を上げただけ
- 暴力を振るったのは一度だけ
- 別れたあとも連絡を取ることや会うことができている
このどれかに当てはまっていれば、復縁できる可能性があります。
まだ相手に好きな気持ちが残っていれば、一度くらいなら許してくれることが多いです。
殴ったり蹴ったりするほどのひどい暴力ではなく、軽く突いたり叩いたりした程度なら、やはり許してくれることがあります。
暴力を振るったのが一度だけの場合でも、許してもらえる可能性はあります。
別れたあとも連絡を取ることや会うことができている場合は、相手に未練が残っていることや、そこまで根に持っていなくて、怯えてもいないことが考えられます。
実際に復縁できている人は、ほとんどがこのどれかに当てはまっています。
ほぼ復縁が不可能なケースは?

反対に、ほぼ復縁が不可能なケースもあります。
殴ったり蹴ったりなど、ひどい暴力を振るったケースや、包丁を持ち出すなどして命の危険を感じさせたケースです。
この場合、たとえ未練があったとしても、よりを戻そうという気持ちになることはほとんどありません。
一緒にいるのも怖いと思われていて、同じ目に遭うのも分かりきっていますから。
また、過去にも暴力を振るって別れ、その後復縁をして、また暴力を振るってしまった場合も、もう次はないと思ったほうがいいでしょう。
一度許してもらったのに同じことを繰り返してしまったら、さすがにもうチャンスはもらえないと思います。
DVが原因で離婚した場合も復縁は不可能
結婚をしていて、DVが原因で離婚した場合は、どの程度の暴力であっても復縁は不可能です。
離婚を決意したほどなので、そこから相手が復縁や再婚を考えることはありえないと思います。
暴力を振るった人が復縁のためにやるべきこととは?

暴力を振るった場合、復縁は難しいです。
でも、復縁の可能性がないわけではありません。
では、復縁をするためには何をしたらいいのか?
ここからは、暴力を振るった人が復縁のためにやるべきことについて解説します。
すぐに謝る
まずやるべきことは、すぐに謝ることです。
ほとんどの人がすでに謝ったと思いますが、まだ謝っていない人がいたら、すぐにでも謝るようにしてください。
復縁したいことも伝えてください。
それを分かってもらうために、何度か想いを伝えても大丈夫です。
でも、何を言ってもダメだった場合は、もう別れを受け入れるしかありません。
3回くらいを限度として、それでも許してもらえなかった場合は、そのまま引き下がってください。
時間を置く
通常、復縁をするためには、別れの原因となった自分の問題点を改善し、別れてから変わったことに気づいてもらえるようにアプローチをしていきます。
変化が伝われば、相手が復縁を考えてくれるようになるからです。
でも、暴力が原因の場合は、もう暴力を振るわないようにするしかありません。
変化をアピールすることもできませんし、実際によりを戻さない限り、証明することもできません。
では、どうしたらいいのか?
別れた直後なら、今は時間を置くしかありません。
暴力を受けたことで、相手は傷つき、ショックを受けていると思います。あなたのことを怖いと感じているはずです。
そんな人から連絡が来たり、しつこく復縁を迫られたりしたら、確実に怯えると思います。復縁の可能性もどんどん低くなっていきます。
復縁をするためには、相手の気持ちが落ち着くまで、そして少しでも傷が癒えるまで、とりあえず今は待つしかない状況です。
また、時間が経てば、寂しさを感じることや、あなたと過ごした楽しかった日々を思い出すこともあるかもしれません。
それがきっかけとなって相手の気持ちが変わることもありえます。
とにかく余計なことをしないことが、復縁のチャンスを掴むためには重要です。
どのくらい時間が必要?
まずは3か月を目安にしてください。
暴力を振るったことが原因で別れたのなら、最低でもそのくらいは必要です。
避けられていなければ連絡を取ってもいい
別れたあとに避けられていなければ、普通に連絡を取るのは問題ありません。会う流れになれば会っても構いません。
ただし、自分から連絡をすることや会おうとすることは控えてください。
相手から連絡が来るのであれば、あなたと連絡を取りたいと思っている、ということです。
相手から誘われたり、自然と会う流れになったりした場合も、あなたと会ってもいいと思っている、と考えられます。
あなたが相手を避ける必要はありません。
でも、たとえ連絡が取れていたとしても、あなたから連絡をしているのであれば、無視をしたらどうなるか分からない恐怖心から、仕方なく応じているだけかもしれません。
たとえ会えていたとしても、あなたから誘っているのであれば、会うのは怖いけど、断ることができないだけかもしれません。
もしも相手にその気があれば、相手のほうから何かしらのアクションがあるはずです。
こちらからは何もせずに距離を置くようにしてください。
外見の自分磨きをしておく
暴力を振るった場合、もう手を上げないことを分かってもらうことはできません。暴力を振るってしまった自分の変化をアピールすることもできません。
でも、暴力とはまったく関係のない部分で復縁のためにできることはあります。
それが、外見の自分磨きです。
今後会うことができたときに、「前よりもカッコよく(可愛く)なっている」と思ってもらうためです。
元々好きだった人が、久しぶりに会ったときにより魅力的になっていたら、それだけでまた好きになってもらえる可能性が高くなります。
このあたりを意識して自分磨きをするといいでしょう。
参考記事復縁できる正しい自分磨きの仕方!相手好みに変わるのが一番の近道です!
3か月経ったら連絡をしてみる
3か月経ったら、一度連絡をしてみてください。LINEかメールで、付き合っていたときに主に利用していた連絡手段を選ぶといいでしょう。
このときに返信が来て、普通にやり取りができたら、そのままアプローチを始めていきます。
でも、無視をされたり、返信は来たけど反応が悪かったりした場合は、まだ相手はあなたとかかわりたくないと思っている可能性があります。
その場合はまだまだ時間が必要です。さらに2か月は距離を置くようにしてください。
そして、また2か月くらい経ってから連絡をしてみてください。
そこでちゃんと返信が来て、友達感覚でやり取りができたら、次に進めていきます。
でも、まだ思うように連絡が取れなかったら、さらに2~3か月は時間を置いてください。
そうやっていずれ連絡が取れるようになれば、復縁できる可能性が出てきます。
連絡が取れるようにならなかったら諦めるしかない

復縁できるかどうかの最初の判断基準は、連絡が取れるかどうかです。
友達として連絡を取ることができなかったら、そこから先に進むことはできません。
半年も一年も経っても普通にやり取りができなかった場合は、復縁は諦めるしかないかもしれません。
二年後や三年後には状況が変わるかもしれませんが、現状では無理だと判断するしかない状況です。
時間を置いてからの進め方
3か月くらい時間を置いてからは、以下のように進めていきます。
- 連絡をする
- 会う(食事に行く)
- 何度かデートをする
- 良い印象を与える
- もう一度好きになってもらう
少しずつ距離を縮めながら相手の気持ちを変えていくイメージです。
暴力を振るったのなら、もう大丈夫だと思ってもらえるように安心感を与えながら、慎重に進めていく必要があります。
その具体的な進め方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
参考記事冷却期間後から復縁成功までのアプローチの仕方|連絡をするタイミングも解説