元彼と別れたばかりなのですが、警戒されているような気がします。具体的には、何度か連絡は取っているけど、彼は仕方なく返信をしているような感じです。

今後も連絡を取ろうと思えば取れるし、会うことも可能だとは思うのですが、このような場合はどう対応するのがベストなのでしょうか?

このようなご質問をいただきました。

別れ話をしているときや別れたあとにしつこく縋(すが)ってしまうと、相手の警戒心が強くなります。その人の性格によっては、一度「別れたくない」と言っただけで警戒されることもあります。

もし何度も相手のことを引き止めるようなことをしたのであれば、連絡すら取れなくなることも少なくありません。

  • あなたはどうでしたか?
  • 復縁を迫り続けましたか?
  • それとも、すぐに別れを受け入れましたか?
  • そして、今はどんな状況でしょうか?
  • 連絡は取れますか?
  • 2人きりで会えていますか?

復縁をするためには、その状況に応じた対応を取る必要があります。

警戒されている場合も、どの程度警戒されているのか、その度合いによって対応の仕方が変わってきます。

一切連絡が取れない場合

スマホを持っている男性

まずは一番警戒の度合いが強いケースから。

  • 別れた直後から一切連絡が取れない
  • 最初のうちは連絡が取れていたけど、しつこく復縁を迫ったせいで無視をされるようになった

このようなケースがあります。

この場合、完全に嫌われたと思う方が多いのですが、そうではありません。

実際にこの状態から多くの方が復縁を成功させています。

連絡が取れない4つの理由

連絡が取れない理由として考えられるのは、以下の4つです。

  • 別れの原因となったことやその後のあなたの対応に対して怒っている
  • 別れを選んだ自分の気持ちを分かってもらえなくて何もかも嫌になっている
  • しつこくてウンザリしている
  • また復縁を迫られるのが分かっていて、何度も断るのがつらいから、それを避けるために無視をしている

こういったことが主な理由だと思います。

そして無視をしているということは、「今は連絡を取るつもりはないから、もうLINEもメールも電話もしないでくれ」という相手の意思表示でもあります。

時間を置くのがベストな対応

この場合のベストな対応というのは、もう連絡はせずにしばらく時間を置くことです。それしかありません。

もし別れの原因に対して怒っていたとしても、時間が経てばその怒りは収まってきます。そして「もう別れを受け入れた」というのが伝われば、それだけで相手の警戒心はなくなっていきます。

ポイント

1か月以上は連絡をせずに待ったほうがいいでしょう。

警戒心の強さを考えると、最低でもそのくらいはかかると思ってください。

どうしても連絡を取る必要があるときやその間に相手から連絡が来たときの対応の仕方に関しては、「復縁したかったら連絡しないほうがいいのか?別れた直後でも連絡していいのはこんな人」という記事を参考にしてみてください。

連絡は取れるけど、相手の対応が素っ気ない場合

ベッドでスマホを見る女性

ご質問をいただいた方はこのような状況でした。

この場合、自分の都合で進めてしまうと状況が悪化し、連絡が取れなくなることがあるため、注意が必要です。

素っ気ない対応を取る4つの理由

相手の対応が素っ気ない理由としては、以下の4つが考えられます。

  • 友達としては連絡を取るけど、よりを戻すつもりはないことを分からせたい
  • 復縁話を切り出しにくい雰囲気を出して、予防線を張っている
  • 無視をすることに対して罪悪感があって、仕方なく返信をしている
  • 多少未練があるけど、考える時間がほしいと思っている

基本的には「復縁の意思はない」は考えていいと思います。

ただ、連絡が取れるということはそこまで警戒心が強いわけではないし、未練がある可能性もゼロではないという感じですね。

適度な距離感を保ちながら連絡を取るのがポイント

このときに気になるのは、このまま連絡を取り続けていいのか、どうやって警戒心を解いていくのか、ということだと思います。

まずは頻度を減らすこと

まず連絡を取ることに関しては、このまま続けても構いません。

重要なのは、頻度を減らすことです。

目安としては、自分から連絡をする場合は週に1~2回程度にとどめるようにしてください。

それ以上のペースで連絡をすると、確実に警戒心が強くなります。どれだけ気をつけていても、別れたあとも頻繁に連絡していれば、まだ未練があると相手は受け取りますからね。

あとは、連絡をした目的がはっきりと分かる内容のLINEやメールを送ることも重要です。

そのことに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

無理に距離を縮めようとはしない

無理に距離を縮めるような接し方もしないようにしてください。

素っ気ない相手に対してグイグイいってしまうと、相手との温度差が大きくなり、一歩も二歩も引いてしまう可能性があるからです。

そうすると、「これ以上この関係を続けるのはやめておこう」と思うようになることがあります。

気に入られようとするのもNG

やたら優しくしたり気遣いをアピールしたり、相手に気に入られようとするのもNGです。

相手に合わせてあなたまでもが素っ気ない対応をする必要はありませんが、まだ復縁の意思はないと思うので、この段階では友達として対応をするようにしてください。

連絡をするのをやめてみるのも効果的

思い切って連絡をするのをやめてみるのも効果的です。

特に用件がない場合や相手の素っ気なさがひどくなった場合などは、2週間くらい時間を置いてみるといいでしょう。

あなたの気持ちに変化があったと感じさせることができるので、相手の反応も変わるかもしれません。

別れたあとも2人で会っているけど、相手の接し方に違和感がある場合

ベンチに座るカップル

別れたあとも2人で会えるというのは、上手くやれば復縁成功も近い状況だと言えます。

しかし、もう友達としか見ていないことも考えられます。

復縁をするか迷っていたとしても、相手の気持ちが固まる前に決断を迫ったり、間違った行動を取ったりすると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。

会っていても相手の接し方に違和感がある3つの理由

2人で会っているのに相手の接し方に違和感がある理由としては、以下の3つが考えられます。

  • 友達として会っているけど、これまで通りの接し方だとおかしいし、どう接したらいいか迷っている
  • 復縁を考えることもあるけど、まだ気持ちが固まっていないので、勘違いをさせないように「やり直すつもりはない」ということをアピールしている
  • あなたのことを意識しすぎて接し方が分からなくなっている

誘われたら断れない人もいると思いますが、2人で会えるということは、そこまで悪い印象は持たれていないと思っていいでしょう。それほど警戒心もない状態だといえます。

完全に友達として割り切っているか、気持ちが揺らいでいるけど復縁を決意するまでには至っていないか、あなたのことを意識しすぎて不自然な接し方になっているか、そのどれかである可能性が高いです。

楽しい時間を過ごし、安心できる関係と落ち着ける空間を作ってあげること

あなたのことを友達としか見ていないことも考えられるので、ここでも気に入られようとするような言動はダメです。

注意

確信が持てるまでは、勝手にいけると判断して復縁話を切り出したり、決断を迫ったりするようなことも絶対にしないでください。

その人の本心なんて誰にも分からないので、相手の接し方を気にする必要はありません。

意識してほしいのは、ただ一つだけ。

一緒にいるときは楽しい時間を過ごし、安心できる関係と落ち着ける空間を作ってあげること。

それを意識していれば、必ず状況は良くなっていきます。

そして、いつでも戻ってこられる雰囲気を作ってあげてください。

注意

こういうときに駆け引きをしようとして冷たくしたり突き放したりする人がいるのですが、そういう行為は自ら復縁を遠ざけることになります。強引に気持ちを変えようとすると失敗するリスクが高くなるので、余計なことは考えないようにしてください。

大事なことなので、繰り返します。

一緒にいるときは楽しい時間を過ごし、安心できる関係と落ち着ける空間を作ってあげること。

それだけを意識して接してください。

詳しくは「復縁デートを成功させるための10のポイント」という記事を参考にしていただければと思います。

正しく対応をして早めに警戒心を解こう

相手の警戒の度合いによって変わる対応の仕方について解説しました。ここでは大きく分けて3つのパターンについて書きましたが、多少状況が違っても応用が利くと思います。

別れたあと、最初はどうしても警戒されることが多いです。

でも、よほどひどいことをしない限り、それがいつまでも続くことはありません。正しく対応をすれば、すぐに警戒心を解くことができます。

そして警戒心さえなくなれば、その後のアプローチもスムーズに進みます。

拒絶されているように感じてつらいと思いますが、そんなときこそ冷静に対応をしてほしいなと思います。