別れたあとも連絡が取れていて、これまでと同じようにやり取りをしている人がいます。
嬉しい反面、復縁を望んでいる場合、その関係性を続けていいのか悩んでいる人も多いようです。
連絡が取れずに苦労している人が多い中、いつでも連絡が取れる関係でいられるのは、復縁をする上ではかなり有利な状況です。そういう関係性だと、たぶん会おうと思えばすぐに会うこともできると思います。
でも復縁を目指すなら、たとえ連絡が取れている状況であっても、別れたあとには適度に距離を置く必要があります。
その理由について解説します。
連絡が取れていても適度に距離を置いたほうがいい理由
まず最初にお伝えしておきますが、前述のとおり、別れたあとに友達として連絡を取るのは何の問題もありません。友達関係に戻れたのなら、その状態を続けてもいいんです。
問題なのは、これまでと同じように頻繁にやり取りを行ったり、会ったりすることです。
友達以上恋人未満の状態が続くのがよくないんです。
なぜかというと、あなたと別れたことを相手に実感させることができないから。
別れたことに対し、「本当にこれでよかったのかな」と考えさせる機会を与えることができないんです。
まだ付き合っているような感覚が抜けず、「今でも自分のもの」という錯覚を覚えるので、改めてあなたの大切さや存在の大きさに気付くこともありません。
そのうち、友達以上恋人未満の状態が心地よくなってきて、今度はその関係を壊したくないと思うようになります。
適度に距離を置かないと、真剣に復縁について考えてもらえなくなるわけです。
連絡を取りながら意識してほしい距離感とは?
これまでと同じように連絡を取ったり会ったりしている場合、相手に未練が残っている可能性もあるので、別れた直後はしばらくその関係を続けても構いません。
でも、2週間くらい経っても何の進展もなければ、適度に距離を置くことを考えたほうがいいです。
復縁をするためには、まずその頻度を減らすことで距離感を作るようにしてみてください。
完全に連絡を断つ必要はありません。友達関係をやめる必要も、「距離を置こう」とあなたからわざわざ言う必要もありません。
とりあえず連絡を取る頻度や会う頻度を減らすことだけを考えてください。
例えば、毎日のようにやり取りをしていて、あなたからも連絡をすることがあるのなら、まずあなたから連絡をするのをやめてみましょう。相手から連絡が来たときにだけ返信をするようにしてみてください。
ダラダラと何往復もやり取りをしているのなら、今までなら返していたけど、よく考えたら返信の必要性を感じない、と思うタイミングで終わらせてみてください。
別れたあとも頻繁に会っていて、それがいつも相手から誘われ、その誘いをすべて受けていたのなら、適当に理由をつけて断ってみましょう。「予定がある」とか「忙しい」とか、何でも構いません。
あなたからも誘うことがあったのなら、今後そういうことはやめましょう。
このようなことを意識するだけで、相手から連絡が来る頻度や誘われる頻度も自然と減っていくはずです。そして、相手も少しずつ別れたことを実感していくはずです。
それがきっかけで大切さに気付き、復縁を決意する人もいるかもしれません。
連絡を取るのに理想の頻度はない
頻度を減らしていって、最終的にどのくらいのペースで連絡を取るのが理想なのか?
それに正解はありません。2人の関係性や、あなたが頻度を減らそうとしているのを相手が察するか、それをどう受け止めるか、ということでも大きく変わってきます。
鈍感な人だと、これまでとあまり変わらないかもしれませんし、察しがいい人だと、週1~2回くらいになったり、ほとんど連絡が来なくなったりすることもあるかもしれません。
でも、それでいいんです。
たとえ連絡が来なくなったとしても、自然とそうなっただけで、無視されたわけではありません。いつでも連絡ができる状態です。しばらく時間を置いてから連絡をしても、ほぼ確実に返信をくれると思います。
また、完全に距離を置ける場合は、そうしたほうが復縁が上手くいくこともあります。
頻度を減らそうとして連絡が来なくなったとしても、まったく気にする必要はありません。
距離を縮めるタイミングは?
連絡を取る頻度や会う頻度を減らしていったあと、今度はどのタイミングで距離を縮めていけばいいのか?
これは、2~3か月後を目安にしてください。
2~3か月くらい経ってから連絡をしてみて、少しずつ頻度を増やしていくといいでしょう。
そしてあなたから食事などに誘い、変化や新たな魅力などをアピールしていってください。
まとめ
別れたあともこれまでと同じように連絡を取ることや会うことができているのは復縁をする上で有利な状況ではありますが、友達以上恋人未満の関係が続くのはよくありません。
とはいえ、いきなりその関係を断つのは不自然です。
少しずつ頻度を減らしながら、適度に距離を置くようにしてください。
また、このような状況の方には、以下の記事も参考になると思います。
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