- 「連絡は取れるけど、誘っても断られる」
- 「元彼・元カノが会ってくれない」
このようなご相談をいただくことが多いので、その理由と対応の仕方について書いてみたいと思います。
会ってくれない2つの理由とそれぞれの対応の仕方
連絡は取れるのに、誘ったら断られる、会ってくれない、という場合には、主に以下の2つの理由が考えられます。
- まだ警戒心が残っている
- 会うべきか相手が迷っている
それぞれの理由とその場合の対応の仕方を詳しく解説していきます。
いつもあなたから連絡をしているのなら、まだ警戒心が残っている可能性が高い
相手の警戒心が強い段階では、連絡をしても無視されることが多いです。
しかし、少し警戒心が薄らいできたら、こちらから連絡をすれば返信をくれるようになります。無視をし続けることに罪悪感を覚え、「連絡くらいは取ってもいいかな」という心境になる、というのもあると思います。
こういう場合は、まだ警戒心は残っていて、連絡が来るからそれに返している、という感覚です。
つまり惰性で、言い方を変えると「仕方なく連絡を取っている」というわけです。
特に、いつもあなたから連絡をしていて、それに対して返信は来るけど、相手から連絡が来ることはない、という場合は、その可能性が高いです。
「会おう」と誘われても、まだそこまでは心の準備ができていない段階なので、断られることが多くなります。
警戒心が残っている場合は、連絡を控えて少し距離を置く
この場合の対応の仕方としてまず行うべきなのは、連絡を控えて少し距離を置くことです。
そのまま惰性で連絡を取る状態が続くと、そういう関係が嫌になる可能性があります。
単純に相手が疲れてしまうというのが一つ。
もう一つは、惰性で仕方なく返信をしているのに、それに気付かずにLINEやメールを続けるあなたにウンザリするから。「こっちの気持ちを少しは察してよ」と思うようになるんですね。
そうなると、少しずつ返信の回数が減ったり、返信すら来なくなることが考えられます。
連絡を控えて距離を置くのは、このような最悪の結果になるのを避けるためです。
また、「こっちの気持ちを察してくれたんだな」と思ってもらえるので、人の気持ちを優先する、という良い印象を与えることもできます。
同時に、あなたに対して申し訳なさも覚えるので、連絡を再開したときに「会ってもいいかな」という気持ちにさせることもできます。
今までは惰性で返信をしていたとしても、ピタッと連絡が来なくなると、なんとなく寂しさや物足りなさを感じ、あなたのことが気になるようになる可能性もあります。
毎日のように連絡をしていたのなら、とりあえず一週間くらい、数日置きや週に数回連絡をしていたのなら、二週間くらいは距離を置くようにしてください。
相手からも連絡が来るけど会えない場合は、相手が迷っている可能性がある
元彼や元カノからも連絡が来るけど会えない場合は、以下の可能性が考えられます。
- 別れた人と会うのには抵抗かある
- まだ会うのは早いと感じている
- 中途半端な関係は続けたくないと思っている
- 会ったら気持ちが揺らいでしまいそうで不安
会うのを拒んでいるわけではないけど、このような心境から迷っている可能性があるわけです。
未練が残っているわけではないけど、実際に会うと情に流されて復縁を受け入れてしまいそう、と感じている人も意外と多いんですよ。
でも、それは自分が願っていることではないので、そうなるのを避けるために会わないようにしている人もいます。
また、「忙しくて会えない」と断られる人もいます。これが事実か、断るための嘘かは分かりませんが、そんな余裕がないほど追い込まれている可能性も否定できません。
迷っている相手に興味を持ってもらい、「会いたい」と思わせることが重要
この場合の対応の仕方として重要なのは、「会いたい」と思わせることです。
一番効果的なのは、自分磨きをした成果や変化をさり気なくアピールすることです。
- 髪を切ったことやヘアカラーを変えたこと
- ダイエットをして痩せたこと
- 服装やメイクなどで雰囲気を変えたこと
- 何かを新たに始めたこと
- 別れの原因を払しょくするような変化
このようなことを、やり取りをする中で他の話題とうまく絡めて伝えることができれば、必ず興味を持ってもらえるようになります。
また、本当に忙しい場合は、その忙しさを分かってほしくて相手は自分の話をしてくると思います。
そのときには相手の話を聞いて、その忙しさや大変さに理解を示してあげてください。
そして、いつまでその忙しさが続くのかを把握するようにしてください。ある程度スケジュールを把握できれば、相手が落ち着いたタイミングで再度誘えばいいわけですからね。
それまでは連絡も控えるようにしたほうがいいでしょう。
「会いたくない」と言われたらどうしたらいい?
「会いたくない」
そうはっきり言われることもあります。
その理由として考えられるのは、以下の2つの可能性です。
- 顔も見たくないと思われている
- 面倒くさいと思われている
どちらも、かなり印象が悪くなっている状態です。
そして「会いたくない」と言われるということは、「今は距離を置きたい」と思っているということです。「今は会いたくないから誘わないで」ということを間接的に伝えているわけです。
当然、連絡を取るのも抵抗がある状態だと思います。
その心境を考えたら、今は距離を置くしかありません。
「会いたくない」とはっきり言われた場合は、最低でも1か月以上は連絡をするのを控えてください。
その後もすぐには会おうとしないほうがいいでしょう。
「会ってもいいかな」と思ってもらえるようになるのには、2~3か月くらいかかると思います。
詳しくは以下の記事の中で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
復縁は会ってからが本番!正しい対応をして会える状況を作ること
復縁は、会ってから本格的に動き始めます。連絡を取るのは、会うきっかけを作るためでしかありません。
連絡を取り続けているだけで復縁できることはほとんどありません。会ったときに変化や魅力、楽しさ、心地よさなどを感じさせることで相手の感情が動き、復縁を考えてもらえるようになります。
会えなければ次のステップに進めないので、会ってくれない理由を理解して、正しい対応をするようにしてください。