元彼や元カノに「会いたい」と言ったら、「会いたくない」とはっきり言われた。
こんな経験をした方から相談を受けることがあります。
「別れた直後、ちゃんと会ってもう一度話をしたかったのに、断られました」
「友達として会いたかっただけなのに、会わないと言われました」
こういう相談が多いです。
- 「会いたくない」
- 「もう会わない」
- 「今は会わないほうがいいと思う」
断られ方は人によって違いますが、どれも相手に会う意思がないのははっきりしています。
以前、元彼・元カノが会ってくれない理由について書きましたが、はっきりと断られた場合はそれとは違う理由が考えられます。
- では、なぜ「会いたくない」とはっきり断られるのか?
- こんな風に言われたら、復縁は無理なのか?
そのことについて私の考えを書いてみたいと思います。
「会いたくない」と言われる理由
元彼や元カノから「会いたくない」と言われる理由は、以下の2つのうちのどちらかです。
顔も見たくないと思われている
まず1つ目は、「顔も見たくない」と思われている可能性です。
もし、別れてそれほど時間が経っていないときに「会いたくない」と言われたのなら、こう思われている可能性が高いと思います。
- 別れた直後でまだ感情的になっている
- それまでにあなたがしつこくすがった
- あなたの言動に怒っている
- あなたの言動に傷ついている
- あなたのことが怖くなっている
- あなたが別れの原因を勘違いしていたり、見当はずれなことばかり言ったりしていて、ウンザリしている
顔も見たくないと思われている理由は、このようにいくつも考えられます。
別れ話をしているときや別れた直後は、お互い冷静さを失います。別れたい人と別れたくない人が気持ちを言い合うので、どうしても感情的になってしまうんですね。
そんなときには、ちょっとした言動でイライラするものです。
些細なことがきっかけですれ違いが生じることもあります。何気ない言葉に怒りがこみ上げてきたり、傷ついたり、恐怖を感じたりすることも少なくありません。
あなたが別れの原因を理解していなかったり、見当はずれなことばかり言ったりしていると、「マジで分からないの?」「ありえない」とウンザリされることもあります。
「こんなにも通じ合えていなかったのか」と、これまでのことがすべてが馬鹿馬鹿しくなることもあります。
こんなときって、相手の顔も見たくないと思うんですよね。
「会いたい」と言われても、誰だってその誘いを断ると思います。
面倒くさいと思われている
2つ目は、「面倒くさい」と思われている可能性です。
特に、別れるときにすがった場合や何度も「復縁したい」と伝えた場合はその可能性が高いです。
どちらも普通の行為なので、すがることや想いを伝えることには何の問題もないのですが、当然あなたの未練は伝わっています。
そんなときに「会いたい」と言われたら、相手はどう思うでしょうか?
「また復縁話かも…」
そう思うはずです。
もしかしたら違うかもしれない。
でも、もし会って、本当に復縁話だとしたら、また断らないといけない。
その心境を考えたら、「会いたくなく」「会わないほうがいい」と言いたくなる気持ちも分かりますよね?
これ以上面倒なことは避けたいんですよ。
別れてから多少時間が経っていたとしても、相手の警戒心が残っているうちは会ってくれないことが多いです。
まだ気持ちが残っているから会いたくない?
たまに、「まだ気持ちが残っているから会いたくない」とか、「自分の気持ちに整理をつけるために会わないと決めている」というようなことを言われる人がいます。
「未練があるから、会ったら気持ちが変わるかもしれない。でも、もう別れると決めたから、会わないようにする」という意味に受け取れますよね。
こんな風に言われると、「まだ未練があるのかな?」と感じると思います。
もちろん、その可能性もゼロではありません。
でも多くの場合、それは相手の優しさから出た言葉だと思ってください。
正直に「会いたくない」と言えば、あなたを傷つけることになります。「顔も見たくない」とか「面倒くさい」と思っていたとしても、そんなことを言えるわけがありません。
だけど、こういう言い方なら傷つけないんじゃないか、あなたも分かってくれるんじゃないか、と思うわけです。
「変に期待させるようなことは言わないでほしい」と思う人や、「そんな風に言われるほうがつらい」と思う人もいるでしょう。
でも、これが相手なりの優しさなので、理解してあげてください。
また、未練がある可能性もゼロではないとお伝えしましたが、その場合は相手から必ず連絡が来ます。とりあえず相手の言葉を受け入れ、余計なことはしないようにしてください。
相手に未練があるかどうかを知りたい方は、以下の記事が参考になると思います。
「会いたくない」と言われても復縁は可能
こうもはっきり断られたら復縁は無理だと思うかもしれませんが、大丈夫です。
「会いたくない」と言われても復縁は可能です。
「顔も見たくない」と思われていたとしても、「面倒くさい」と思われていたとしても、それは、「(今は)顔も見たくない」「(今は)面倒くさい」というだけの話です。
時間が経てば、相手も冷静さを取り戻します。気持ちも落ち着いてきます。
あなたが別れを受け入れたことやもう復縁を迫ったりしないことが伝われば、警戒心もなくなっていきます。そうすれば、相手の気持ちは変わります。必ず。
「会いたくない」と言われているときに何かをしようとしても逆効果になるだけです。
これ以上相手の感情を乱さないためにも、これ以上警戒させないためにも、今は時間を置くようにしてください。2~3か月は待ったほうがいいです。その間は、こちらから連絡をするのも控えたほうがいいでしょう。
その後、少しずつ連絡を取り、友達関係を作っていって、改めて食事などに誘ってみてください。今度は会ってくれるはずです。
会ってくれないケースについて書いた関連記事
今回は「会いたくない」とはっきり言われたケースについて書いてきましたが、他にも別の理由で断られたケースや会ってくれないときの対応の仕方について解説した記事があります。
よかったらこちらも参考にしてみてください。