「復縁するなら早い方がいいですか?それとも期間を空けるべきですか?」

「復縁したいことは早く伝えたほうがいいですか?もっと待ってからのほうがいいですか?」

こう聞かれることがあります。

同じように悩んでいる人のために、復縁するタイミング、復縁したいことを伝えるタイミングについて解説します。

復縁するなら早い方がいい!その理由とは?

ハートのスケジュール

まず結論からお伝えします。

復縁するなら早い方がいいです。

できることなら一日でも早く復縁することを目指し、そのために行動を起こすべきです。

なぜなら、別れて時間が経つほど相手に好きな人や新しい恋人ができるリスクが高くなるからです。

本気で別れを決意した人は、その時点ですでに気持ちが離れていることが多いです。別れたら、すぐに次へ進もうとします。

いつ、どんな出会いがあるかも分かりません。実際に、別れて1か月もしないうちに恋人ができることもあります。

のんびりしていると、時間とともにそういうケースは確実に増えていきます。

当然ながら、相手に好きな人や新しい恋人ができたら復縁は難しくなります。

復縁の可能性が出てくるのは、好きな人とうまくいかなかったときと、恋人と別れたときです。

新たな恋が順調にいっていれば、諦めるしかなくなります。

まずはちゃんと復縁したい気持ちを伝えることが重要

  • 相手に迷いや未練はあるのか?
  • すぐに復縁できる状況なのか?

それは、実際に相手の反応を見てみないと分かりません。

そのためにも、別れたあとは、まずはちゃんと復縁したい気持ちを伝えることが重要です。

相手に気持ちが残っていた場合や、ちょっとしたすれ違いから別れに発展した場合は、それだけでよりを戻せることがあります。

すぐには無理でも、少し経ってから復縁できることもあります。

まだ別れたばかりで、復縁したい気持ちを伝えていない人は、一度素直な想いをぶつけてみてください。すぐに復縁できるかもしれません。

ただし、すでに復縁を申し込んだけどはっきり断られた人は、もう復縁話はしないようにしてください。

復縁をするためには期間を空けるしかないケースもある

砂時計とカレンダー

残念ながら、すぐに復縁しようとしても、ほとんどの場合はそれが厳しいのが現実です。

あなたのことが嫌になって別れた人の気持ちをすぐに変えることはできないからです。

相手が別れを選んだのは、あなたに嫌なところがあったからだと思います。別れたときには、かなり印象が悪くなっています。復縁する気はなくて、別れることしか考えられなくなっている状態です。

そんなときに復縁をお願いしても、絶対に断られます。何を言っても何をやっても相手にされないはずです。

そうなると、もう別れを受け入れるしかありません。

早く復縁したくても、すぐにどうにかするのは無理な状況です。

この場合は期間を空ける必要があります。

期間を空けると、以下の効果が期待できます。

  • 相手が冷静になれる
  • あなたが別れを受け入れたのが伝わり、警戒されなくなる
  • あなたの嫌なところの印象が薄れる
  • あなたへの悪いイメージがなくなる
  • 一人になって寂しさを感じることがある
  • あなたのことが気になってくることがある
  • 久しぶりに連絡を取りたい、会いたい、という気持ちになることがある
  • あなたの大切さに気づくことがある

このような変化が表れることによって、復縁可能な状況に変わります。

復縁のために期間を空けるしかないケース

復縁のために期間を空けるしかないケースは、以下のとおりです。

  • 相手の決意が固く、何度復縁を迫っても断られた
  • 何を言っても無駄だと感じた
  • 完全に嫌われるようなことをした
  • 明らかに避けられている
  • 別れてから相手が冷たい、素っ気ない
  • 連絡をしても無視されている、返信が来ないことがある
  • ブロックをされている

このように、復縁する気がないのがはっきりと伝わってきた場合は、期間を空ける必要があります。

復縁するために期間を空けすぎるのはよくない

復縁は、期間を空けたほうが成功率が上がるものではありません。

  • 「今さら復縁は考えられない」
  • 「もう異性としては見れない」

時間を置きすぎたせいでこんな風に言われた人もたくさんいます。

完全に別の道に進むことを決意するリスクや、新しい恋人ができるリスクを最小限に抑えるためにも、復縁するために期間を空けすぎるのはよくありません。

「1年は待ってみようと思っています」

こう言う人も多いのですが、1年は長すぎです。

長くても半年もあれば十分です。

状況別の冷却期間の長さの目安

白い置時計

復縁のために待つ期間のことを、冷却期間と言います。

冷却期間の長さは、以下を目安にしてください。

1か月は冷却期間が必要なケース

  • 自分から振ってその後復縁を申し込んだけど、断られた
  • 喧嘩をした勢いで別れ、すぐに復縁を申し込んだけどダメだった
  • マンネリが原因で別れた
  • 「好きか分からない」と振られた
  • 別れたあとも相手から頻繁に連絡が来る

このようなケースでは、まだ相手に気持ちが残っている可能性があります。そこまで悪くも思われていないと判断できます。

1か月もあれば相手の気持ちが変わることも多いです。

とりあえず1か月くらい経ってから連絡をしてみてください。

普通にやり取りができれば、そこで冷却期間を終わらせて構いません。

でも、返信がなかったり、相手の反応が素っ気なかったりした場合は、さらに1か月は待つようにしましょう。

2~3か月は冷却期間が必要なケース

  • 振られて、何度想いを伝えてもダメだった
  • はっきりと復縁を拒まれた
  • 連絡が取れない、たまに無視されることがある
  • 連絡が取れる(会える)けど明らかに態度が素っ気ない

このようなケースでは、相手にやり直す気はなく、「今はあまりかかわりたくない」「距離を置きたい」と思っている可能性が高いです。

何度も復縁を迫った場合は警戒もされています。

以前のように接してくれるようになるまでには、2~3か月はかかります。

たまに相手から連絡が来ることがある場合は2か月、ほとんど、もしくはまったく連絡がない場合は3か月を目安にしてください。

半年は冷却期間が必要なケース

  • 自分の浮気が原因で振られた
  • 嘘をついたことが原因で振られた
  • 一方的に連絡をし続けたり、相手の家や職場(学校)の前で待ち伏せをしたりするなど、ストーカーまがいの行為をした
  • 相手から気になる人や好きな人がいると伝えられた

このようなケースでは、怒りや「裏切られた」という気持ち、恐怖心、「好きな人がいるから邪魔しないでほしい」という気持ちなどがある状態です。

それがなくなる前に中途半端に行動を起こすと、また印象が悪くなってしまう恐れがあります。

念のためにも、半年は待ったほうがいいでしょう。

ただし、相手から連絡が来るようになれば、冷却期間は3か月に短縮しても大丈夫です。

1年くらい冷却期間が必要なケース

1年は長すぎとお伝えしましたが、以下の場合は1年くらい必要になります。

  • すでに相手に恋人がいる
  • 相手に暴力を振るった
  • 別れたあとにストーカーまがいの行為をして警察沙汰になった
  • 半年経ったころに連絡をしたけど無視された、ブロックされていた

このようなケースでは、1年くらい経たないと友達にも戻れないと思います。

恋人がいる場合は、その人と別れない限り、復縁はできません。とりあえず連絡をしてみるにしても、恋人との関係が落ち着くまで1年くらいは待ったほうがいいです。

ただ、1年経たずに恋人と別れたのを知った場合は、半年以上経っていれば、そのタイミングで連絡をしてみるといいと思います。

いきなり復縁を申し込んではいけない

ハートを拒む手

復縁をするためには冷却期間が必要だと理解できている人は多いのですが、その後すぐに復縁を申し込むものだと勘違いしている人がたくさんいます。

いきなり告白をしても復縁できることはほとんどありません。

冷却期間を置いても、友達として連絡を取ることや会うことができる状況になるだけだからです。

そこから連絡を取りながら、会いながら、改めてあなたの魅力や大切さに気づいてもらえるようにアプローチをしていくのが、復縁の成功率を高めるための進め方です。

せっかく友達関係に戻れても、まだ相手にやり直す気ないときに告白をすると、また振り出しに戻ってしまいます。時間を置いたのが無駄になってしまうわけです。

冷却期間後は少しずつ距離を縮めていったほうが、結果的に早く、しかも確実に復縁できます。

もちろん、距離を置いたことで相手が復縁を望むようになることはあります。

でも、その場合はあなたから告白をしなくても復縁できます。

焦らず、慎重に進めていくべきです。

ダメだったときに諦める覚悟があれば、いきなり想いを伝えてもいい

  • 「一か八かの勝負に出て、ダメだったらそこで諦める」
  • 「ダメならダメで、早く次に進みたい」

そういう覚悟があって、早く答えを出したい人は、いきなり想いを伝えてもいいと思います。それで復縁できる可能性もあります。

時間をかけてアプローチをするのが面倒な人もいると思うので、あとはご自身の判断で決めていただければと思います。

一日でも早く復縁するためのポイント

女性に花を渡す男性

ここからは、一日でも早く復縁するためのポイントについて解説します。

早めに別れを受け入れる

一日でも早く復縁するためにもっとも重要なのは、別れたあとに状況を悪化させないことです。

別れを決意した時点で、相手のなかであなたの印象は悪くなっています。さらに印象を悪くするようなことをしてしまうと、もっと嫌われてしまいます。

それを避けるためにできることは、早めに別れを受け入れることです。そうすれば、状況が悪化することもありません。

  • しつこくすがる
  • 断られているのに何度も復縁を迫る
  • 相手を責めるようなことを言う
  • 相手にも非があるようなことを言う
  • 相手が嫌がることをする
  • 相手を困らせるようなことをする

このようなことはしないようにしましょう。

すでにやってしまった人は、これ以上は絶対にやらないようにしてください。

連絡を断つ

早く復縁するためには、別れたあとに連絡を断つことも効果的です。

その理由は、以下のとおりです。

  • 連絡を断つと、あなたが別れを受け入れたのを分かってもらえるから
  • しばらく関係を断てば、あなたへの警戒心や悪いイメージが薄れていくから
  • ダラダラ連絡を取っていると、ちょっとしたことから未練が伝わってしまうことがあるから

別れたあとも繋がっていたい気持ちがあると思いますが、自分からは連絡をしないようにしてください。

相手から連絡が来る場合はちゃんと応じるべきですが、最低限のやり取りで終わらせるようにしましょう。

参考記事復縁したいなら一切連絡をたつことが重要!連絡しないほうが復縁できる理由とは?

1か月以上は距離を置く

連絡を断ったあとは、1か月以上は距離を置くようにしてください

すぐに別れを受け入れた場合でも、あなたに嫌なところがあって相手が別れを選んだことを考えると、最低でも1か月は距離を置くべきです。そのくらい経たないと、嫌なところの印象は薄まりません。

以下の場合は、2~3か月は必要です。

  • 別れるときや別れたあとにしつこくした
  • 何度も復縁を断られた
  • 明らかに避けられている

上記に当てはまる場合は、相手の警戒心が強くなっていて、「今はかかわりたくない」「距離を置きたい」と思っている可能性が高いです。

相手の気持ちが落ち着くまでは、2か月以上はかかります。

友達として会える関係を作る

前述したように、ここからいきなり復縁を申し込むのではなく、少しずつ距離を縮めていきます。

まず目指すのは、友達として会える関係です。

「久しぶり」と連絡をして、何度かやり取りをしてから食事に誘ってみます。

  • 「久しぶりにご飯でも食べに行かない?」
  • 「今度飲みに行こうよ」

こんな感じで気軽に誘えば大丈夫です。

よそよそしい感じが伝わると警戒されるので、友達を誘うときのように誘ってみましょう。

詳しくは、「復縁デートの誘い方|元彼や元カノを誘うタイミングと誘うときのポイント」を参考にしてみてください。

そして食事に行ったら、とにかく楽しい時間を過ごすことだけを意識してください。

久しぶりに会ったときに「楽しい」と思ってもらえたら、「やっぱり居心地がいい」「また会いたい」と思ってもらえるからです。それだけで相手の意識をあなたのほうに向けることができます。

気に入られようとか、好きになってもらおうとか、そんな下心は捨ててください。そういう気持ちがあると、どうしてもぎこちなさが目立つようになります。そして相手は違和感を覚え、壁を作ります。

でも、あなたが友達として自然体で接したら、相手も同じように接してくれるようになります。

まずはそんな関係を目指してください。

参考記事復縁デートを成功させるための10のポイント|会ったときの接し方と注意点を解説

何度か会って手応えを感じてから復縁を申し込む

一度目のデートがうまくいけば、その後も何度も会えるようになります。

そして何度か会っていると、自然とあなたの魅力を再認識してもらえます。楽しさだけでなく、安心感や心地よさも感じ、好意を持ってくれるようになります。

会っていると、相手の反応が変わるのが分かるはずです。

想いを伝えるのは、そのタイミングです。

何度か会って手応えを感じてから復縁を申し込むようにしてください

  • 相手のほうから連絡が来ることが増えた
  • 会ったあとに連絡が来るようになった
  • 相手から誘われるようになった
  • 「楽しい」「落ち着く」など、相手から好意的な言葉が出た
  • 会ったときに帰りたくなさそうにしていた
  • 将来の話をしてきた
  • 復縁を匂わすような発言があった

このあたりを目安にするといいでしょう。

早ければ、2~3回会った時点で上記のような反応が得られます。期間でいうと、冷却期間が終わってから2週間後くらいです。

そのタイミングで想いを伝えれば、ほぼ確実に復縁を受け入れてくれるはずです。

告白の仕方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

参考記事復縁できる告白の仕方|想いを伝えるときの7つのポイントとタイミングを解説

まとめ

復縁は、行動を起こすタイミングによって大きく成功率が変わってきます。

相手に好きな人や恋人ができるリスクを考えると、復縁するのは早ければ早いほうがいいです。

でも、状況的に、ある程度は期間を空けないと復縁できないことがほとんどです。

とはいえ、冷却期間を置き過ぎると手遅れになってしまうことがあります。最初から半年以上も待つのはやめたほうがいいと思います。

まずは3か月程度を目安にしてみてください。

そしてその後もいきなり復縁を申し込むのではなく、一度友達に戻り、何度か会いながら少しずつ距離を縮めていきます。

会うことで、相手が復縁したい気持ちになってきます。

そうなると反応が変わり、好意を持ってくれているのが伝わってきます。

手応えを感じてから想いを伝えることで、復縁の成功率も高くなります。

これが、最短でよりを戻すための方法です。

別れ~復縁成功までのより具体的な進め方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

参考記事振られた側が復縁したいときには何をすればいい?正しい方法と注意点を解説