「好きだけど、別れよう」
こんな風に振られるケースも少なくありません。
でも、それを受け入れられる人はいないでしょう。当然、「別れたくない」「好きなら別れる必要がないじゃん」と伝えたと思います。
それでも相手は「別れよう」の一点張り。
正直、理解できないと思います。
その反面、「まだ好きな気持ちが残っているのなら、復縁は難しくないんじゃないか」と考えている人もいるのではないでしょうか?
好きなのに別れるとは、どういうことなのか?未練が残っているから簡単に復縁できるのか?
そのことについて解説したいと思います。
好きなのに別れる理由
好きなのに別れる理由としては、以下のようなことが考えられます。
- 価値観の違いが気になった
- 自分は恋人として不釣合いだと感じた
- 負担になりたくなくて自ら身を引こうと考えた
- 寂しさに耐えられなかった
- 恋人よりも、夢や仕事を選んだ
- 結婚を考えられないから
などなど。
こういった可能性として考えられるものを挙げていけば、キリがありません。
しかし、本当のところは相手にしか分からないことです。「なるほど、こういう理由が考えられるのね」と納得したところで、それはまったく意味のないことです。
相手に理由を問いただしても、本当のことは教えてくれないと思います。
「好きだけど…」その言葉を信じていいのか?
「好きだけど…」
わざわざこの言葉を言うのには、どんな意味があるのでしょうか?
もちろん、本当に好きな気持ちはあるんだと思います。一度好きになり、恋人として特別な時間を過ごしてきた人のことを嫌いになるなんて、よほどひどいことをしなければあり得ないことです。
あなたにそんな心当たりがないのなら、「好きだけど…」という言葉はそのまま受け取っていいと思います。
しかし、あなたのことを傷つけないために言っている可能性も否定できません。別れるときにわざわざ「嫌いになった」と言って、ダブルパンチを与えたい人なんていないと思うので。
また、好きな気持ちが残っているからこそ、冷たく突き放すことはできなかったのかもしれません。これは、心の優しい人、優しすぎる人に多い傾向があります。
本来、別れるときに「好きだけど…」と言う必要はありません。適当に理由をつけて「別れよう」と言えばいいだけの話です。それなのに「好きだけど…」と言うのは、その言葉を言わなければ別れを切り出せなかった可能性があります。
なぜ別れを選ぶのか?
では、その言葉がなく振られた場合は、嫌われたということなのか?
いいえ、そんなことはありません。「好きだけど…」という言葉を口にするかしないかの違いです。
つまり、人によって差はあれど、誰にでも心のどこかに好きな気持ちは残っているわけです。
それでも別れを選んだ。
なぜか?
理由は単純です。
どこか嫌なところがあって、それが好きな気持ちを上回ったから。好きだけど、それ以上に別れを選ぶほどの何かがあったから、そしてこのまま付き合い続けても幸せになれないと思ったから、別れるという結論に至ったんだと思います。
はっきりとした理由はないけど、なんか違う、と思って別れる人もいます。「ここがイヤ」というところはないけど、なぜか気持ちが冷めたケースですね。
ただこの場合も、本人に自覚がないだけで、付き合っていてどこか違和感を覚えるようなことがあったと考えられます。元々それほど好きではなかったけど、告白されたから何となく付き合った可能性もありますし、単純にあなたに魅力を感じなくなったのかもしれません。
もちろん、もっと複雑な事情があるケースもあるでしょう。どうしてもあなたのことを諦めざるをえない事情があったのかもしれません。
しかし、どんな理由であれ、乗り越えられない何かがあったのは間違いありません。あなたのことが本当に好きなら、絶対に失いたくないと思っていたのなら、どうしても自ら身を引かなければならない理由がない限り、別れを選ぶことはないはずです。
つまり、「好きだけど…」と言うことに何か大きな意味があるわけではないんです。その言葉に惑わされないようにしてください。
別れを受け入れるべきなのか?
「好きなら別れる必要はない」
そう言いたくなると思います。実際に、別れ話をしているときにそう伝えた人も多いはずです。もしかすると、まだ別れを受け入れていない人もいるかもしれません。
しかし、すでにあなたが気持ちを伝えたにもかかわらず、相手が頑なに別れを主張しているのなら、その決意は本物だと思います。もし好きな気持ちのほうが大きければ、すぐに戻ってきてくれるはずですからね。
想いを伝えたり、話し合いをしたり、少し時間を置いたりしてみても相手の気持ちが変わらなかった場合は、もう別れを受け入れるしかありません。
つらいと思いますが、いつまでもしつこく復縁を迫り続けるようなことだけはしないでください。相手の警戒心が強まり、復縁をする上でマイナスになるばかりなので。
未練が残っているからといって簡単に復縁できるわけではない
もちろん、未練が残っている可能性はあります。
しかし、だからといって簡単に復縁できるのかというと、それとこれとは別の話です。
好きだけど、それ以上に乗り越えられなかった何かがあっと考えると、その障害がなくならなければ相手が復縁を選ぶことはないでしょう。
あなたに嫌なところがあったのだとすれば、その嫌なところが改善されていなければ、いくら好きな気持ちが残っていても「やり直したい」とは思わないはずです。
相手が泣いていた場合はすぐにやり直せることも
もし相手が別れを切り出したときに泣いていた場合は、まだ好きな気持ちのほうが上回っている可能性があります。
それは、「本当は別れたくない」という気持ちの表れかもしれません。別れたくないけど、何かをあなたに訴えかけていたり、あなたの本心が聞きたかったり、そういった理由から別れを切り出した可能性も考えられるんですね。寂しかったとか、愛されている実感がほしかったとか。
この場合、簡単に別れを受け入れるべきではありません。真剣に相手と向き合い、あなたの素直な想いを伝えてみてください。すぐにやり直せるというか、別れずに済むかもしれません。
別れたあとにまずやるべきこと
なぜ相手は別れを選んだのか?
復縁をするためには、その理由を探す必要があります。それが分からなければ、自分の問題点を改善することも、新たな策を講じることもできません。
なので、まずは別れの原因を見極め、問題点を見つけ、そこを改善するようにしましょう。その方法に関しては、「復縁をするには冷却期間が必要?どのくらい?正しい過ごし方についても徹底解説!」という記事の中で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
好きなのに別れるケースについてのまとめ
「好きだけど、別れよう」
その言葉の真意は相手にしか分かりません。
しかし、あえて「好きだけど…」と言うことに大きな意味はないと考えていいでしょう。
その言葉が理解できず、惑わされるかもしれませんが、復縁をするためにやることは通常のケースと同じです。
冷静になって行動し、復縁を成功させましょう。