復縁を申し込んでもすぐには返事がもらえず、「考えさせて」「少し時間がほしい」と返答を保留されることがあります。

  • 「ただ待つしかないのか?」
  • 「返事はいつまで待てばいいのか?」
  • 「相手はどういう心境なのか?」

こういった相談を受けることも多いです。

ここでは、「考えさせて」と言う人の心境と、復縁の返事待ちの期間の目安、保留された場合の対応の仕方について解説しています。

復縁を考えさせてと言う人の心理

復縁の申し込んだときに「考えさせて」と保留するのには、主に以下の5つの可能性が考えられます。

1.よりを戻すか迷っている可能性

まず一番に考えられるのは、よりを戻すか迷っている可能性です。

別れを決意したものの、まだ相手にも未練があって、自分でもその気持ちに気付いていて、でも別れを選んだのにもちゃんと理由もあって、簡単には復縁の申し出を受け入れられず、どうすべきかすぐには答えが出せない。

だから、考える時間がほしいんだと思います。

2.自分の気持ちが分からなくなっている可能性

自分の気持ちが分からなくなっている可能性もあります。

  • 自分から別れることを選んだけど、本当に別れたいのか?
  • このまま別れていいのか?
  • まだ好きな気持ちが残っているんじゃないか?

自分でもそれが分からなくなっているから、一度冷静に考える時間がほしいと思っている人もいます。

3.はっきりと断れなくて先延ばしにした可能性

やり直す気はないけど、断れなくて、いったん保留という形にする人もいます。

「別れたくない」「やり直したい」という真剣な想いが伝わってくると、悲しませるのが申し訳なくて、これ以上傷つけるのがつらくて、復縁の申し出を断れない人もいるんです。

そういった理由から、もう気持ちは固まっているのに返答を先延ばしにして、相手が落ち着いた頃に断ろうと考えている可能性もあります。

4.突然の申し出に戸惑っている可能性

お互いが納得して別れた場合や、それまであなたが復縁したい素振りを見せていなかった場合は、突然の申し出に戸惑っている可能性があります。

まさか復縁話が出てくるとは思っていなくて、そんなことを考えたこともなかった場合は、すぐには答えられないと思います。

5.すぐにはOKをしにくいと感じている可能性

実は相手にも未練が残っていて、よりを戻したいと思っていても、「考えさせて」と保留する人がいます。

なぜかというと、自分から別れを切り出した立場上、すぐにはOKをしにくいと感じているからです。

「別れを決意したのは本気じゃなかったの?」「もしかして、そっちも復縁を望んでいたの?」と思われるような気がして、すぐにOKをするのに抵抗がある人もいるんです。

プライドが高い人は特にそうだと思います。

そして、「そこまで言うんなら、もう一度チャンスをあげるよ」という形で復縁を受け入れる傾向があります。

返事待ちの期間の目安は?復縁を考えさせてと言われた場合の対応の仕方

では、「考えさせて」と保留されたときにはどうすればいいのでしょうか?

返事待ちの期間は最低でも2週間

このときにできることは、待つことです。

相手から返答がもらえるまでは、最低でも2週間は待つようにしてください。

相手にとっても大きな決断です。そう簡単には答えを出せない人もいると思います。

でも2週間もあれば、ある程度気持ちは決まるはずです。

もちろん1か月以上待ってもいいのですが、長く待ったからといって気持ちが変わるものでもありません。

2週間待って答えが出なかったとしたら、その程度の気持ちだということです。

返事待ちは2週間を目安にすれば十分です。

返事待ちの間は何もしない

復縁を申し込んだときにはっきりと想いを伝えたのなら、もう何もする必要はありません。

これまでのことやこれからのことを真剣に考え、相手は自分で答えを出そうとしています。

復縁を決意してもらおうと余計なことをすると、あなたの気持ちを押し付けられているように感じます。そういう行為は自分の印象を悪くするので、絶対にやるべきではありません。

特に用件がない限り、こちらから連絡をするのも控えたほうがいいです。あなたから連絡が来るたびに返答を急かされているように感じる可能性があるからです。

もちろん、返事を催促をするのはNGです。

「考えさせて」と言われたら、ただじっと待つことです。

相手から連絡が来た場合はやり取りを行う

「考えさせて」と保留をしたのに、そのあとも相手から普通に連絡が来ることがあります。

その場合はこれまで通りやり取りを行ってください。

ただ、前述のとおり、相手を説得したり、復縁を迫ったりするようなことはしないでください。

相手から来た連絡に応じることだけを意識するといいでしょう。

誘われたら会ってもいい

返事待ちの間に誘われた場合は会っても構いません。

ただし、体の関係は持たないように気をつけてください。

相手にやり直す気がなくても、あなたがまだ自分のことを好きなのが分かっているので、体が目当てで会おうとしてくる人もいるからです。

復縁を望んでいる人の気持ちを考えたら、普通はそんなことはできないはずです。

そういうことをする人は、最初から体が目当てか、次が見つかるまでのキープとしてセフレのような関係を続けようとしているか、のどちらかです。

そこで体の関係を持てば、そのままズルズルと中途半端な関係が続いてしまう可能性があります。

復縁できる可能性も低くなるので、体を求められてもきっぱりと断るようにしましょう。

参考記事元彼と体の関係を持つと復縁できる可能性が低くなる4つの理由

2週間待っても返事がなかったときには連絡をして聞いてみる

しばらく待っていれば、相手から返事をくれると思います。

でも、自分からは言いづらいと感じている人や、相手が何か言ってくるまで待っておこうと考える人もいます。

2週間待っても返事がなければ、「そろそろ答えを聞かせてほしい」とか、「○○日までに返事をください」と連絡をしてみましょう。

改めて想いを伝える必要はありません。

もうあなたの気持ちは伝わっています。あまりしつこく言うと「重い」と思われる可能性があるので、返事を聞くだけにしてください。

また、もし相手が断るつもりでいる場合、あなたから改めて想いを伝えられると断りづらくなります。最悪の場合、そのまま返事がもらえずに音信不通になるかもしれません。

返事を求めるだけでは気まずい場合は、「私の気持ちはこの前伝えたとおりです」とか、「今でも気持ちは変わりません」と一言添えるといいでしょう。

復縁を断られた場合は冷却期間を置く

もし復縁を断られた場合は、一旦別れを受け入れるしかありません。

すぐにはどうにもならないので、しばらくは冷却期間を置くようにしてください

そうしないと、あなたが別れを受け入れたことが伝わりません。「まだ諦めていないんじゃないか」「また復縁を迫ってくるんじゃないか」と思われ、警戒されてしまいます。それでは絶対に状況は良くなりません。

最低でも1か月は冷却期間が必要です。

ただ、別れの原因や現在の状況によって冷却期間の長さも変わってきます。

その目安に関しては以下に記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

参考記事復縁に冷却期間はどのくらい必要?成功率を高める冷却期間中の過ごし方も紹介

まとめ

  • 復縁を申し込んだとき、なぜ相手は「考えさせて」と言ったのか?
  • 返答を保留された場合はどうしたらいいのか?

そのことについてお伝えしました。

相手の心境や返事待ちの期間、保留された場合の対応の仕方をご理解いただけたでしょうか?

待つことしかできない状況ではありますが、考える時間を与えることで、相手がやり直すことを選んでくれるかもしれません。

たとえ断られたとしても、これからの行動次第で復縁が可能になります。

復縁成功までにやるべきことについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

参考記事振られた側が復縁したいときには何をすればいい?正しい方法と注意点を解説