「こんな別れ方をしたけど、復縁の可能性はあるのかな?」
別れ方によって復縁の可能性が変わるのか、気になっている人も多いと思います。
ここでは、復縁の可能性がある別れ方について解説しています。
別れ方によって復縁の可能性が変わるのか?
復縁できる可能性は、以下の要因によって変わってきます。
- 別れの原因
- 別れたときの言動
- 別れたあとの言動
- 交際期間
- 未練の有無
- 連絡が取れるかどうか
- 会えるかどうか
- 相手に好きな人や新しい恋人がいるかどうか
- 冷却期間の必要性や長さなどの判断
- アプローチの仕方
このように様々な要因によって左右されるため、この中のどれか一つだけで復縁の可能性を判断することはできません。
当然、その要因の中には別れ方も含まれています。別れ方も一つの要因に過ぎず、それだけで復縁できるかどうかは判断できません。例えば、どんなにひどい別れ方をしたとしても、相手に未練が残っていれば復縁できる可能性があるわけですからね。
ただし、別れ方によって相手に与える印象が変わるのも事実です。
別れ方次第では、復縁できる可能性が高くなり、復縁までにかかる期間も短くなります。
復縁できる可能性が高い別れ方6選
復縁できる可能性が高いのは、以下の6つの別れ方の場合です。
1.早めに別れを受け入れた
振られたとき、すぐに別れを受け入れることはできないと思います。
というか、言われるままにすんなりと別れを受け入れる必要はありません。あなたの気持ちを伝えておくことは重要です。
すれ違いがある場合や相手が寂しさを感じていた場合などは、素直な気持ちを伝えれば別れずに済むこともあります。別れたくなかったら「別れたくない」と言うべきです。
でも、相手の気持ちが固まっているのにしつこくしていると、「どうして分かってくれないんだろう」と思われ、確実に印象が悪くなります。
それに対し、早めに別れを受け入れた場合は復縁できる可能性が高くなります。
別れを受け入れるということは、相手の気持ちを尊重するということです。自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先することで、「自分の気持ちを理解してくれた」と相手は感じます。
すると、「一方的に別れを告げたけど、あの人の気持ちも理解してあげるべきだよな」と思うようになることがあるんです。
「もっとお互いが歩み寄ることができたら、今度こそ上手くいくかもしれない」
こういう心境になり、よりを戻すことを考えてくれるようになる可能性があります。
2.冷静に話し合って別れた
別れるときに印象を悪くする行為があります。
- 感情的になって我を失う
- 「別れたくない」と何度もすがる
- 相手の気持ちを理解しようとせずに自分の気持ちを押しつける
このような行為は、「めんどくさい」「もうかかわりたくない」「この人は自分のことしか考えていない」という印象を与えてしまいます。その印象を変えるのは大変で、復縁できたとしても時間がかかるかもしれません。
でも反対に、冷静に話し合って別れた場合は復縁できる可能性が高くなります。
別れの原因やお互いの本当の気持ちを理解できて、やっと心が通じ合えたように感じることがあるからです。別れるときに冷静に話し合いをすることで、すれ違いがなくなることがあるんですね。
- 相手の気持ちや言い分を聞く
- 相手の気持ちを理解しようとする
- 落ち着いて自分の気持ちを伝える
こんな別れ方ができた場合は、すぐに復縁できることもあります。
3.別れの原因となった言動や出来事について謝った
相手が別れを選んだのには、必ず理由があるはずです。
その原因に対して謝ることができたかどうかで、相手に与える印象も大きく変わってきます。
ただ問題は、本当の原因を理解できているか、ということ。
相手が別れを選んだ理由を理解できていないと、思いつくものを適当に挙げて謝ることしかできません。たとえ謝罪をしたとしても、まったく関係のないことに対して謝っていたとしたら、「何にも分かっていないんだな」とウンザリされます。それでは逆効果になってしまいます。
でも、別れの原因となった言動や出来事を理解できていて、そのことについて謝ることができた場合は違います。
何がいけなかったのかを自覚できていることが伝わるので、変わってくれることを期待して、もう一度チャンスをもらえることがあるんです。
- 別れの原因となった言動や出来事を理解できていて、そのことについて謝った
- 変わることや、これから気をつけることなどを伝えた
こんな別れ方ができた場合は、相手が復縁を受け入れてくれる可能性があります。
4.相手を責めるようなことは言わなかった
別れるときに逆ギレをしてしまう人がいます。そしてそういう人は、相手を責めるようなことを言います。
これはもう最悪です。別れることになったのには自分に非があるのに、悪いのは自分だけじゃないと受け取られるようなことを言ってしまうと、確実に印象が悪くなります。
でも、そこでグッとこらえて、自分の非を認めて謝ることに徹していたら、心から反省していることが伝わります。「ちょっと言い過ぎた」「自分にも悪いところがあった」と相手が思うようになることもあります。
相手を責めるようなことは言わなかった場合は、復縁できる可能性も高くなります。
5.少しだけ涙を見せた
これは意外に思う人が多いかもしれません。
通常、別れるときに泣いたり、「別れたくない」と泣いてすがったりすると、復縁の可能性を下げると言われています。
確かに、やり過ぎはよくありません。あまり泣いてしまうと、「めんどくさい」と感じる人がいるからです。これまでも喧嘩をしたときや謝るときなどに頻繁に泣いていた人は、「またかよ」と思われ、ウンザリされるかもしれません。
でも、少しだけ涙を見せた場合は、まったく違う受け止め方をしてくれることがあります。
「自分のことをこんなに好きでいてくれたんだな」
泣いている姿を見て、こんな風に感じる人もいるんです。それだけ愛されていたという実感を得られて、もう一度やり直したくなる人もいます。
これまでに滅多に涙を見せなかった人なら、泣いたことで復縁できる可能性が高くなることもあります。
「笑顔でサヨナラをしたら良い印象を残すことができる」と言われることがありますが、別れるときにそんなのはほぼ不可能なので、少し泣いたくらいなら気にしなくて大丈夫です。
6.感謝の気持ちを伝えた
最後に捨てゼリフを吐いて終わった場合と、謝罪と感謝の気持ちを伝えて終わった場合とでは、相手が受ける印象は大きく変わります。
前者だと、「そっちが悪いのに、何様なんだよ」と思われるでしょう。
でも後者だと、「いろいろあったけど、こちらこそありがとう」という気持ちになるはずです。
復縁できる可能性が高いのは、後者です。
別れるときや別れたあとに感謝の気持ちを伝えると、印象が良くなります。さらに、「楽しいこともたくさんあったな」と、相手の中で良い思い出がよみがえることがあります。
そしてそれが、相手に復縁を意識させるきっかけになります。
まだ感謝の気持ちを伝えられていない人は、別れた直後なら、LINEやメールなどで一度伝えておくといいでしょう。
ただし、すでに別れて一週間以上経っている場合は、今さら感謝の気持ちを伝えるのは不自然です。何もしないほうがいいと思います。
また、だらだらと伝えるのも逆効果になります。感謝を伝えることで良い印象を残そう、復縁を考えてもらおう、という下心があるように思われることがあるからです。
感謝は、さらっと伝えるだけにしておいてください。
復縁できない可能性がある別れ方や原因、状況もある
では、反対に復縁できない別れ方もあるのでしょうか?
「こんな別れ方をしたら復縁できない」と断言できるものはありませんが、復縁できない可能性がある別れ方や原因、状況というのはあります。
それが、以下の7つです。
- 元彼や元カノを傷つけた
- 浮気や嘘で相手を裏切った
- 暴力を振るった
- 自殺をほのめかした
- ストーカーと思われるような行為をした
- 付き合ってすぐに振られた
- 別れと復縁を繰り返している
このどれかに当てはまっている人は復縁は厳しいかもしれません。
詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
復縁できる可能性が高い別れ方をしたあとの対応の仕方
- 早めに別れを受け入れた
- 冷静に話し合って別れた
- 別れの原因となった言動や出来事について謝った
- 相手を責めるようなことは言わなかった
- 少しだけ涙を見せた
- 感謝の気持ちを伝えた
このような別れ方をした場合は、復縁できる可能性が高くなります。
では、別れたあとは何をしたらいいのでしょうか?
何もせずに様子を見る
別れたあとは、何もせずに少し様子を見るようにしてください。
前述した別れ方の場合は相手が復縁したくなる可能性があります。でも、そういう気持ちになる前にこちらからグイグイいってしまうと、警戒され、よりを戻そうという気持ちがなくなることがあります。
まずは相手に考える時間を与えてあげることが重要です。2週間~1か月くらいは待ったほうがいいでしょう。
連絡が来ればやり取りを行う
ただ、相手から連絡が来れば普通にやり取りを行うようにしてください。誘われた場合も会って構いません。
未練があってアクションを起こしている可能性があるので、ちゃんと応じるようにしましょう。
何も進展がなければしばらく距離を置く
1か月くらい経っても何も進展がなければ、現時点では相手にやり直す気がないと判断できます。
やり直す気がないのだとしたら、こちらから何かをするのは、タイミング的にまだ早いです。
あまりかかわりたくないと思っている可能性もあるので、しばらくは距離を置くようにしてください。
- 何度も相手から連絡が来る場合は、さらに1か月(別れてからだと2か月)
- ほとんど、もしくはまったく連絡が来ない場合は、さらに2か月(別れてからだと3か月)
これを目安にするといいでしょう。
1か月くらい経っても相手が迷っていることも考えられますが、その場合は、復縁を決意したときには相手からそのことを伝えてくるはずです。こちらは距離を置いていれば大丈夫です。
自分磨きをしておく
距離を置いている間には、自分磨きをしておくようにしてください。
- 別れの原因となった部分を改善する
- イメチェンや今より魅力的になるための自分磨きをする
- 刺激や成長を求めて、新しいことに挑戦する
主にこの3つを意識すると、久しぶりに会ったときに良い印象を与えることができます。
連絡をして相手の反応を見る
距離を置いたあとは、こちらから連絡をします。
主な目的は、相手の反応を見るためです。
あなたに対する警戒心や悪いイメージがなければ、確実に返信が来るはずです。その場合は、何度かやり取りをして、食事に誘います。
でも、無視された場合や相手が素っ気なかった場合は、まだ連絡を取るのも抵抗がある状態だと考えられます。
その場合はもう少し時間が必要です。さらに1~2か月くらいは距離を置くようにしましょう。
会って楽しい時間を過ごす
会えるようになったら、最初はとにかく楽しい時間を過ごすことを意識してください。
相手には不安や気まずさがある状態です。一緒に過ごす時間を「楽しい」と思ってもらうだけで、「また会いたい」「もっと一緒にいたい」「やっぱりこの人と一緒にいると落ち着く」と思ってもらえます。特別なことをしなくても、それだけで復縁できることも多いです。
あとは、少し物足りなさを感じさせるために、2時間くらいで帰るようにするといいでしょう。
復縁デートのポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
相手の好意を感じられるようになったら告白をする
あとは何度か会い、少しずつ距離を縮めていき、相手の好意を感じられるようになったら告白をするだけです。
何度も会えている時点で、良い印象を持ってもらえている可能性が高いです。
ただ、友達としか見られていないこともあるかもしれません。
告白をするのは、相手の好意を感じられるようになってからにしたほうがいいと思います。
- 相手から連絡が来るようになった
- 相手から誘われるようになった
- 会ったときに楽しそうにしていた
- 帰りたくなさそうにしていた
- 相手から好意的な言葉が出た
こういう反応があるまでは待ったほうがいいでしょう。
告白の仕方や復縁を申し込むタイミングについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
復縁の可能性がある別れ方と、その後の対応の仕方についてお伝えしました。
- 早めに別れを受け入れた
- 冷静に話し合って別れた
- 別れの原因となった言動や出来事について謝った
- 相手を責めるようなことは言わなかった
- 少しだけ涙を見せた
- 感謝の気持ちを伝えた
このような別れ方ができた人は、別れるときに悪い印象を与えていません。良い印象を持ってもらえた可能性すらあります。そのぶん復縁しやすい状況だと言えます。
ここでお伝えした対応の仕方を参考にしていただければ、あっさり復縁できるかもしれません。
決して焦らず、冷静に対応するようにしてください。