復縁をするためには会うことが重要です。
会わない限り、2人の関係が前進することはない、と言っても過言ではありません。
そして、そのためには誘わないといけません。
自分に必要な冷却期間を置き、連絡を取りながら警戒心を解くことができれば、誘い方や誘うタイミングを間違わなければ、断られることはまずありません。
しかし、実際はそう上手くいくものではないんですよね。
「誘ったけど、断られた…。どうしたらいいの?」という相談をよく受けます。
なぜ断られるのか?その理由とは?
誘っても断られるのには、主に以下の3つの理由が考えられます。
- まだ警戒心が残っているから
- 2人で会うことに抵抗があるから
- 忙しいから
まだ警戒心が残っている場合
この場合は、そもそも無視をされるか、はぐらかされるか、誘った途端に返信が来なくなるか、「都合が悪い」「しばらく忙しい」など、何かしら理由をつけて断られることが多いです。
- 悪い印象が強く残っていて、単純に会いたくないと思っている
- あなたの未練が伝わっていて、会ったら復縁を迫られるんじゃないかと警戒している
- 復縁話になったら面倒くさいと思っている
こういった心境だと思います。
無視をされたり、返信が来なくなったりするのも、断ることで気まずくなるのを避けたかったり、断ったあとにあれこれ理由を問いただされるのが面倒くさかったりするからです。
2人で会うことに抵抗がある場合
この場合は、「2人で会うのはちょっと…」とか、「別れたんだから会わないほうがいいと思う」と言われることが多いです。
- 中途半端な関係は続けたくない、ケジメをつけたい、と思っている
- 会ったところで、どう接したらいいのか分からなくて戸惑っている
- 決意が揺らぐんじゃないかと心配している
こういった心境だと思います。
別れてからしばらく時間が経ち、もう気持ちを切り替えていれば、今さら2人で会うことに抵抗感を覚える人もいるでしょう。
元恋人とどう接したらいいのかが分からず、会うのに躊躇している人もいるでしょう。
未練があろうがなかろうが、会ってしまうと、決意が揺らぐかもしれないと感じている人もいるでしょう。
このように、どうして2人で会うことに抵抗がある人っているんですよ。
もちろんこの場合も警戒心が残っている場合と同じように、誘っても無視をされたり、はぐらかされたり、返信が来なくなったりすることがあります。
警戒心が残っているのか、2人で会うことに抵抗があるのか、それとも警戒心も抵抗感もあるのか、それは断られ方だけでは判断できません。
忙しい場合
断る口実として「忙しいから」と言われる場合が多いですが、本当に忙しい可能性もあります。
私も本当に忙しいときはなかなか時間が作れず、友人からの誘いを断ることがあります。
あなたにもそういう経験があるのではないでしょうか?
「ちょっと今週いっぱいは厳しい…」とか、忙しくて会えない期間を教えてくれる場合は、その言葉を信じていいと思います。
ただ、そこが曖昧な場合は、相手の近況を知りうる状況でなければ、本当なのか嘘なのかは判断が難しいところです。
誘っても断られたときの対応の仕方
では、誘っても断られたときには、どうしたらいいのか?
警戒心が残っている可能性が考えられる場合
この場合は、もう少し時間を置くしかありません。
警戒心やあなたの悪い印象は、基本的に時間とともに薄れていきます。状況によって、早く警戒心がなくなることもあれば、長引くこともある、というだけのことです。
そして断られるということは、相手はまだ会える状況ではない、ということです。
またすぐに誘うとさらに警戒されるので、最低でも1か月は待つようにしてください。
2人で会うことに抵抗がある可能性が考えられる場合
この場合も、まずは時間を置くべきです。
なぜなら、その抵抗感も時間とともに薄れていくからです。
例えば、別れて1か月後に誘って、「もう会わないほうがいいと思う」と言われたとします。前述のような理由から断った可能性が高いです。
でも、それが3か月後だったら?
「もう終わったことだし、久しぶりに会ってもいいかな」と思う人が少なくないと思います。
極端な話、1年後に誘ったとして、「2人で会うのはちょっと…」とか、「別れたんだから会わないほうがいいと思う」なんて言う人はいないはずです。
時間が経てば普通に会ってくれると思うので、やはり1か月後くらいに誘ってみるといいでしょう。
このとき、誘い方も重要なポイントになります。
一度断られているので、「会おう」とか「ご飯に行こう」とストレートに誘うのは、なんか違いますよね。「えっ、この前断ったのに…」と、相手だって違和感を覚えると思います。
なので、あなたと会う必要性を感じるような、もしくは「会ってもいいかな」と思うような誘い方をしなければなりません。
例えば、同棲をしていて、まだ相手の荷物が残っているのであれば、「それを渡したいから」と言えばいいですし、相手の家にあなたの荷物があるのであれば、「それを受け取りたい」と言えば、会う口実になると思います。
他にも、どうしても付き合ってほしいところがあるとか、「○○が欲しいんだけど、どれがいいのか分からないから、一緒に選んで欲しい」とか、何かをお願いする誘い方も効果的です。
気軽に付き合えることなら、「抵抗はあるけど、仕方がない」と受け入れやすいと思います。
どんなお願いなら、相手がOKしてくれそうか?
それを考えてみてください。
忙しくて断られた可能性が考えられる場合
本当に忙しいかどうかは分かりませんが、いつまで忙しいのかが分かっている場合は、その頃に会う約束をすればいいと思います。
曖昧な場合は、「いつ頃まで忙しいの?」と聞いてみるといいでしょう。
ただ、相手にも分からなかったり、はっきりと教えてくれなかったりすることもあると思います。
その場合は、2週間~1か月後くらいに「仕事は落ち着いた?」という感じで連絡をしてみてください。しつこく聞くのだけは絶対にやめてくださいね。
忙しいというのは口実で、警戒されているようなら、しばらく時間を置くようにしてください。
どちらにしても、忙しいと言っている以上、まずは相手への気遣いや思いやりを忘れないように。「落ち着いたら会おう」というスタンスで接するようにしてください。
それでも煮え切らない態度をとる場合は、2人で会うことに抵抗がある場合のように、軽くお願いをするような誘い方をするといいと思います。
「仕事が忙しい」という理由で振られた方は、「仕事が忙しいことを理由に振られた場合の復縁方法」も参考にしてみてください。
最後に
誘って断られても、状況に応じた正しい対応をすれば、必ず会えるようになると思います。
ただ、いくら会えたとしても、良い印象を与えることができなければ、そこで終わってしまう可能性もあります。
重要なのは、会ったときにどう接するか、いかに楽しい時間を過ごすか、ということです。
そのことについては以下の記事の中で解説していますので、会うまでに必ず目を通しておいてください。