恋人と別れたあと、連絡をしてはいけないと思いながらもどうしても声を聞きたくなることや、繋がっていたくてLINEやメールを送りたくなることもあると思います。
「聞きたいことがあるけど、連絡はしないほうがいいのかな?」と悩んでいる人もいるでしょう。
復縁したいと思っている元彼や元カノに自分から連絡をしてもいいのか?
そのことについて解説します。
別れた直後に連絡してもいいのはこんな人
別れた直後でも連絡をしてもいいのは、以下の場合です。
- ちゃんと想いを伝えたいとき
- どうしても謝りたいことがあるとき
- 勘違いをされていることがあるとき
- 急ぎの用件があるとき
ちゃんと想いを伝えたいとき
別れた直後で、「自分の気持ちを伝えたい」とか、「どうしても言っておきたいことがある」という場合なら、何も気にせずに連絡をして構いません。
というか、言われるままにすんなりと別れを受け入れた人や、意地を張って言いたいことを我慢した人は、すぐにでも連絡をして、ちゃんと気持ちを伝えてください。
思いの丈をぶつけることで、別れずに済むケースもあります。
すでに何度も想いを伝えている場合は逆効果になりますが、あっさり別れた場合は、一度素直な想いを伝えてみたほうがいいと思います。
詳しくは、「別れなくていいかも?恋人に振られたときにやるべきたった一つのこと」という記事を参考にしてみてください。
どうしても謝りたいことがあるとき
自分に非があり、どうしても謝りたいことがあるときも、連絡をするのは問題ありません。
誠心誠意謝ることで、心から反省していることが伝わり、相手が考え直してくれることもあります。
「別れるときに一度謝ったけど、改めてちゃんと謝りたい」
そういう場合も連絡をしてみるといいでしょう。
ただし、すでに何度も謝っている場合はもうやめておいたほうがいいです。これ以上謝罪をしてもウザがられるだけなので。
勘違いをされていることがあるとき
何か勘違いをされていることがあるときは、誤解が解けるまで釈明をすべきです。
会えるのなら会って話をしたほうがいいのですが、会ってくれない、もしくは会ったら冷静に話ができない、という場合は、LINEかメールで釈明をしてください。
誤解やすれ違いがなくなれば、すぐによりを戻すことができると思います。
ただし、何を言っても信じてもらえず、完全に無視をされるようになった場合は、いったん引き下がるしかありません。相手は冷静さを失っていると思うので、1か月くらいは時間を置いたほうがいいでしょう。
急ぎの用件があるとき
例えば、相手の家に自分の荷物があり、それを受け取りたい場合は、連絡をしてそのことを伝えるしかありませんよね。
どうしても聞きたいことや確認したいことがある人もいるでしょう。
急ぎの用件がある場合は、たとえ避けられていたとしても連絡をして構いません。
ただ、自分の物が相手のところにあるけど、急ぎで必要ではない場合は、そのままにしておいたほうがいいこともあります。冷却期間後に連絡をするときの口実になるからです。
「そういえば、私の○○ってそっちに置いたままだったよね。今度それ取りに行っていい?」という感じで、連絡をするのにも会うのにも、ちょうどいい口実になるんですね。
相手の荷物が自分のところにある場合も同じです。
あっちから何も言ってこなければ、冷却期間が終わるまでそのままにしておくといいでしょう。
詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
冷却期間中は極力連絡をしないほうがいい
もしあなたがすでに冷却期間を置いている最中なら、自分から連絡をするのは極力避けたほうがいいです。
なぜなら、せっかく落ち着いてきた相手の感情が再び乱れる恐れがあるから。
別れたあとは、ほぼ確実に警戒されています。しつこく復縁を迫ったのなら尚更です。
あなたから連絡が来たら、それだけで「また復縁話かもしれない…」ということが一番に頭をよぎる状態です。「普通に友達として連絡を取りたい」というのは通用しないんですね。
また、お互いが冷静さを失っています。そんなときに繋がりを持とうとしても、どうしても感情的になってしまうので、思うように連絡が取れないことが多いです。
関係がギクシャクして、振り出しに戻ってしまうこともあります。
せっかく時間を置いて冷静さを取り戻しつつあったのに、自分の行動によって再び相手の感情を乱してしまうのって、すごくもったいないですよね?
そう思いませんか?
くれぐれも不用意な連絡はしないようにしてください。
ちゃんとした理由があれば連絡をしても構わない
ただ、前述のとおり、連絡をする理由、連絡をしなければいけない理由がある場合は、冷却期間中であっても気にする必要はありません。
これは普通の感覚で考えていただければ分かると思います。
「どうしても連絡を取る必要があるのに、復縁をしたいから我慢しなきゃ…」
こんなの、どう考えたっておかしいですよね。
他のサイトにどう書いてあろうが、そんなのは無視して構いません。何でもかんでも復縁と絡めて考えるのはやめましょう。
相手に拒絶されている場合は連絡をしてはいけない
例外もあります。
- 「もう連絡してこないで」と言われた
- ストーカーまがいの行為をした
- 相手に怖がられている
このような場合は、よほど重大な用件でない限り、冷却期間が終わるまでは自分から連絡をしてはいけません。
連絡をした時点で大きな壁を作られてしまいます。冷却期間後も思うようにいかなくなる可能性が高いです。
明確な目的があるかどうかを判断基準にする
連絡をしようと思っている人は、まず、今連絡をしようとしているその内容が不自然ではないかを考えてみてください。
まだ自分のことを警戒している人に対し、ただ連絡をしたいという理由だけで行動に移してしまえば、さらに警戒されるに決まっています。
久しぶり!元気?最近どう?仕事が忙しいのかな?気温の変化が激しくなってきたから、体調を崩さないように気を付けてね。
こんな何の意味もない、どう返事をしたらいいか困るような、とりあえず連絡を取りたいという下心がバレバレな内容だと、確実に不信感を与えます。
「そういえばこの間こんなことがあったよ」とか、「〇〇くんに会ったよ」とか、ただあったことを報告するだけの内容も同じです。
「へぇー、あっそう」としか言えないと思います。
意味もないのに連絡をしてくる人に対して良い印象を持つことはないでしょうね。
しかし、どうしても聞きたいことや伝えたいことがあるというのがはっきりと分かるような内容であれば、このタイミングで連絡をしてきたことも理解してもらえます。「未練」や「復縁」とは切り離して受け入れてくれるので、返信ももらえるでしょう。
つまり、連絡をする明確な目的があるかどうかを判断基準にする、ということです。
警戒されている段階でも、「こういう目的(理由)があって連絡をしてきたんだな」というのを分かってもらえれば、状況が悪化することは絶対にありません。
連絡手段はLINEかメールで
たとえ明確な目的があったとしても、電話だと実際に出てみなければその内容が分かりません。警戒して電話に出てくれない可能性も高いです。
急用でなければ、LINEかメールで連絡をすることをお勧めします。そうすれば、とりあえず内容は見てもらえます。そして内容次第では、ちゃんと返信をもらえると思います。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
最低でも2週間は我慢すること
急用なら、いつ連絡をしても構いません。その理由があるわけですからね。
でも、「このことを聞きたいけど、どうしても今すぐ連絡をしないといけないってほどでもない」というような場合は、最後に復縁を迫った日から最低でも2週間以上は時間を空けたほうがいいです。
相手もだいぶ冷静さを取り戻し、落ち着いている頃だと思います。
また、2週間くらい経つと、あなたに対する罪悪感も芽生えてきます。「あのときちょっと言い過ぎたかな」とか、「ひどいことを言って傷つけたかも…」とか、少し申し訳なさを感じる頃でもあるんです。
この頃なら、連絡をしても必要以上に警戒されることはなくなります。
1か月待てば尚良し、冷却期間が終わるまで(2~3ヶ月)待てばさらに尚良し、という感じです。
相手からの連絡にはいつでも応じる
相手から連絡が来たときには、LINEやメールであれ、電話であれ、どんなタイミングでも構わず対応をするようにしてください。
しかし、このチャンスを逃したくないと焦って距離を縮めようとすると、相手は引いてしまいます。
「聞かれたことに答える」というスタンスで、一定の距離感を保ちつつ接するようにしましょう。
会いたいと言われれば会っても構いません。
ただし、男性は下心があり、体の関係を持つことを目的に会おうとしてくる可能性もあるので、外で会って、用事が済んだらすぐに帰るようにしてください。間違っても、家やホテルには絶対に行かないように。
このことに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
別れたあとは、基本的には自分から連絡をするのはやめたほうがいいです。
でも、絶対に連絡をしてはいけないということはありません。
事情があれば連絡をするのが自然なことです。明確な目的があるかどうかで、状況に応じて判断をするようにしてください。
ここでお伝えしたことを守っていただければ、状況が悪化したり、復縁が難しくなるようなことは絶対にありませんので。