復縁のチャンスを自ら潰してしまうNG行動を取っている人がたくさんいます。

復縁したい気持ちが強く、すぐにでもよりを戻したいと思っている人ほど、やってはいけないことをやっている傾向があります。

それで復縁が難しくなったり、復縁できるまでに何倍もの時間がかかったり、最悪の場合は諦めるしかなくなることもあるので、注意が必要です。

本気で復縁を目指すなら、これからお伝えするNG行動を極力やらないように、もしすでにやっている場合はすぐにでもやめるようにしてください。

復縁を遠ざける7つのNG行動

復縁を遠ざけるNG行動は以下の7つです。

1.しつこく復縁を迫る

振られたときに「別れたくない」と言うのは、相手のことが好きだったら必ず出てくる言葉だと思います。

別れ話が終わったあとも、すぐに別れを受け入れることはできないでしょう。あなたも、「やり直したい」「考え直してほしい」と伝えたはずです。

振られた側からしたらどちらも当然の発言であり、何の問題もありません。

NGなのは、断られているのにしつこく復縁を迫ること

  • 「もしかしたら相手の気持ちが変わるかもしれない」
  • 「何度も想いを伝えたらチャンスをくれるかもしれない」

その気持ちは分かります。

でも、別れることしか考えられなくなっている人には何を言っても無駄です。

  • 「なんでこっちの気持ちを分かってくれないの?」
  • 「この人は自分のことしか考えていない」
  • 「こんな人だとは思わなかった」

こう思われ、さらに印象が悪くなるだけです。

  • あなたが彼や彼女のことをどれだけ好きなのか、ということ
  • あなたが彼や彼女を心から必要としていること
  • 別れたくないこと
  • やり直したいこと
  • 反省をしていること

こういったことは、一度伝えるだけでも相手には伝わっています。

もしやり直す気があれば、それ以上復縁を迫らなくても相手のほうから言ってきます。

断られているのにしつこく復縁を迫るのにはデメリットしかありません。

すでに何度も想いを伝えているのであれば、すぐにでもやめるべきです。

参考記事復縁するためにアタックし続けるのはあり?身を引くタイミングは?

2.別れてからも連絡を取ろうとする

  • 「別れたあとも繋がっていたい」
  • 「せめて連絡くらいは取っていたい」
  • 「連絡を取っていたら相手の気持ちが変わるかもしれない」

こういう気持ちは理解できます。

寂しくて、このまま関係が終わってしまうなんて考えられなくて、連絡を取ろうとする人もいると思います。

でもそれは、「まだ別れを受け入れていない」と伝える行為です。

当然、未練も伝わります。復縁を望んでいることも、なんとかして戻ってきてもらおうとしているのも伝わります。

別れたくて、やっと別れることができたのに、いつまでも付き合った頃のような関係が続けば、相手はあなたのことを意図的に遠ざけようとするでしょう。

自分から振った罪悪感から、「連絡が来れば返信くらいはしよう」と思っている人もいます。

でも、振った人とどう接したらいいのか分からず、気まずさを感じている可能性が高いです。純粋にやり取りを楽しんでいる人はほとんどいないと思っていいでしょう。

  • 返信が来る
  • 電話にも出てくれる

このような場合でも、自分から連絡をしていると避けられるようになることがあります。

別れを決意した相手の気持ちを考えたら、少なくとも1か月以上は距離を置くべきです。

相手から連絡が来れば応じるべきですが、別れたあとに自分から連絡を取ろうとするのはNGです。

参考記事復縁したかったら連絡しないほうがいいのか?別れた直後でも連絡していいのはこんな人

3.特に用がないのに会おうとする

  • 「別れたあとも会いたい」
  • 「友達としてなら会ってもいいよね」

この気持ちも理解できます。

でも連絡をするのと同様、特に用がないのに会おうとすれば、必ず未練が伝わります。「えっ、また復縁話かも…」と警戒する人もいるはずです。

そもそも相手は、別れた人と会いたいという気持ちにはならないと思います。誘えば会ってくれるかもしれませんが、会っても気まずいだけで、楽しかったと感じる人はいないでしょう。

別れた直後は、友達として会うのにも抵抗があるタイミングです。

そんなときに会おうとしていると、いざ冷却期間後に会おうとしても会ってもらえなくなる可能性があります。

もちろん何か用がある場合は会っても構いません。元々約束をしていたことがあったり、荷物の受け渡しのためだったり。

でも、ただ食事に行くだけ、買い物に付き合ってもらうだけ、という目的で会おうとするのはNGです。まだ恋人感覚が抜けていないように受け取られ、逆効果になります。

参考記事復縁を目指す場合、別れた直後は元彼・元カノとは会わないほうがいいのか?

4.体の関係を持つ

特に女性は気をつけてください。

別れたあとに元彼が会おうとしてくるときは、体が目当ての場合が多いです。こちらから誘って会ってくれた場合も、あわよくば、と思っている可能性があります。

彼は元カノに未練があるのが分かっているので、断られることはないと思っています。

女性のほうも求められたら断る理由はないかもしれません。

でも男性は、体の関係を持つことだけが目的で、復縁をするつもりはない、という人がほとんどです。

結局、都合のいい存在になってしまい、セフレのような関係が続くこともあります。

ちゃんと関係を断たないと、彼が寂しさを覚えることも元カノの大切さに気づくこともありません。恋人ごっこができていたら、わざわざ復縁をする必要もなくなります。

本気で復縁を望んでいるのなら、別れたあとは体の関係を持つべきではありませんし、すでに関係を持った人はすぐに終わらせるべきです。

参考記事元彼と体の関係を持つと復縁できる可能性が低くなる4つの理由

5.振られたことへの不満や相手の悪口などをSNSに書く

今はSNSをやっている人が多く、恋人と別れたことについて書く人もいます。

でも、相手に見られる可能性があるのなら、振られたことへの不満や相手の悪口などを書くのは絶対にやめてください

  • 自分のことを何か書いていないか?
  • 自分はどう思われているのか?

それが気になってあなたのSNSをチェックするかもしれません。

そこで不満や悪口が書かれているのを目にしたら、相手はどう思うでしょか?

「そんな風に思われていたんだ」と知ってショックを受けるし、あなたの印象は悪くなるし、頭にくるし、反省していないように受け取られるし、で、絶対に復縁を考えてもらえなくなります。

不満や愚痴、悪口などを吐き出したくなることもあるかもしれませんが、SNSに書くのはやめたほうがいいと思います。

参考記事別れたあとのSNSの間違った使い方と復縁に繋がる正しい使い方

6.少し距離を置いただけで連絡をする

「少なくとも1か月以上は距離を置くべき」と書きましたが、状況によっては2~3か月は冷却期間が必要になることもあります。

これは、相手の警戒心やあなたへの悪いイメージがなくなるまでに必要となる期間です。

「久しぶり。元気だった?最近どうしてるの?今度ご飯でも行こうよ」

そのくらい経った頃にやっとこんな風に応じてもらえるようになるわけです。

それなのに我慢ができず、少し距離を置いただけで連絡をしてしまう人がいます。

まだ相手の警戒心が強く、未練があるように思われる可能性が高いタイミングです。

せっかく相手の気持ちが落ち着いてきた頃に連絡をしてしまうと、また振り出しに戻ってしまいます。

それで避けられるようになったり、復縁できるまでにかかる期間が長くなったりすることもあります。

自分の状況で復縁に必要な冷却期間の長さを把握し、一度距離を置いたら、自分から連絡をするのは最後まで我慢するようにしてください。

参考記事復縁したかったら連絡しないほうがいいのか?別れた直後でも連絡していいのはこんな人

7.優しさや気遣いをアピールする、相手を褒めて持ち上げる

復縁を望んでいる人は、相手に良い印象を持ってもらおうと優しさや気遣いをアピールしたり、相手を褒めて持ち上げようとしたりする人が多いです。別れて急に優しくなる人もいます。

それでは未練が伝わってしまいます。

あえて素っ気なくする必要はありませんが、不自然な優しさや気遣いも必要ありません。

気に入られようという意識は捨てて、普通に接していれば大丈夫です。

そもそも相手はあなたのことが嫌になって別れています。優しさや気遣いをアピールしたり、相手を褒めて持ち上げようとしたところで、復縁したくなるわけがありません。

それが効果を発揮するのは、冷却期間後に会ったタイミングです。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

参考記事元彼や元カノを再び惚れさせる正しい褒め方と褒めるタイミング

まとめ

復縁したい人がやってはいけないNG行動についてお伝えしました。

他にも細かい点で気をつけてほしいことはいくつもありますが、とりあえずここでお伝えした7つのNG行動をしないようにしていれば、復縁できる可能性は確実に高くなります。

もっと簡単に言えば、別れたあとはすぐに別れを受け入れ、距離を置き、余計なことはしないようにすればいいだけの話です。

すでに7つのNG行動のどれかをしてしまった人は、すぐにやめ、同じことは繰り返さないようにしてください。

そうすれば復縁可能な状況になります。

あとは、「振られた側が復縁したいときの方法」を参考にしながら進めていってください。