元彼と復縁したいんですが、振ったのは私のほうです。
正直、振った側からは連絡をしづらいと感じています。彼にどう思われるか不安で、連絡もできていません。
どうしたらいいんでしょうか?
このような相談を受けました。
振った側から連絡をすることに関しての相談はかなり多いです。
- 振った側から連絡をしてもいいのか?
- 振った側から連絡がきたら元彼や元カノはどう思うのか?
- 復縁したかったらどうしたらいいのか?
このことについて解説します。
振った側から連絡をするのは問題ない
振った側からは連絡をしづらいと思います。
悲しませた罪悪感や申し訳なさ、気まずさなどがあるので、復縁したくても気軽には連絡できないでしょう。
でも、振った側から連絡をするのは問題ありません。
- 「別れたくない」
- 「やり直したい」
別れるときに相手からそう言われたのなら、まだ未練があり、あなたから連絡が来るのを待ち望んでいるかもしれません。
そして、そのまま復縁できるかもしれません。
相手があっさり別れを受け入れた場合でも、実は復縁したい気持ちがあることも少なくありません。しつこくしたらいけないのが分かっているから、すがったり復縁を迫ったりするのを我慢している人もいるわけです。
「相手から連絡が来ないのに、振った側からは連絡できないよ」
そう思っている人もいるかもしれません。
でも、相手から連絡が来ないのも、別れたあとに連絡をするのはよくないと分かっているから、という可能性も考えられます。
たとえそうではなかったとしても、振った側が連絡をしたことで復縁の可能性が低くなることはありません。
振った側から連絡がきたら元彼や元カノはどう思う?
振った側から連絡がきたら元彼や元カノはどう思うのか?
それが気になって連絡しづらいと感じている人も多いと思います。
私はこれまで、「自分から振ったけど復縁したい」という方のサポートをたくさんしてきました。
そして復縁できたあと、サポートをした方にお願いをして、「振った側から連絡が来てどう思った?」とお相手の方に聞いてもらったことことが何度もあります。
その回答として多かったのが、以下の5つです。
- 自分も連絡しづらくて相手から連絡が来るのを待っていたから、とにかく嬉しかった
- 復縁したいと思っていたけど、一方的に振られて頭にきていたから、嬉しさと苛立ちが半々だった
- 「振っておいてよく連絡してこれたな」と思った
- 「これ以上振り回されたくない」という気持ちが強かった
- 目的が分からなくてモヤモヤした
連絡が来て嬉しかった
- 自分も復縁を望んでいた
- 連絡が来るのを待っていた
- 自分から連絡をしたかったけど、振られた側からは連絡しづらかった
このような心境だった人は、振った側から連絡が来たことを純粋に喜んでいました。
その後すぐに復縁できたのも、これに当てはまる人たちでした。
嬉しさと苛立ちが半々だった
「復縁したい気持ちはあったけど、振られて頭にきていたり、振られたことに納得いっていなかったりで、嬉しさと苛立ちが半々だった」
このように答えた人も多かったです。
連絡が来て嬉しかったけど、意地になっていたところもあり、素直に喜べなかった、という心境だったようです。
ただ、復縁したい気持ちや連絡が来て嬉しい気持ちがあったケースなので、復縁も容易でした。
「振っておいてよく連絡してこれたな」と思った
- 振られたことや別れたときの対応を根に持っていた
- 憎しみにも似た感情が芽生えていた
このような場合は、「振っておいてよく連絡してこれたな」と思った人が多かったです。
あんなに頑なに復縁を拒んでいたのに、今さら連絡をしてくる神経が理解できない、という心境だったようです。
以下のような場合は、振った側から連絡をするとこう思われるかもしれません。
- 別れるときにひどいことを言った
- 相手を突き放すような態度をとった
- 相手のことを避けていた
- 別れるときにいざこざがあった
このケースの人たちは、以前のような関係に戻れるまでに少し時間がかかりました。
「これ以上振り回されたくない」という気持ちが強かった
- 「期待させるようなことはしないでほしい」
- 「もう次に進むと決意したんだから、これ以上振り回さないでほしい」
こう思っていた人も少なくありませんでした。
自分の中で別れを受け入れ、もう次に進もうとしているときに連絡が来れば、これ以上振り回されたくないと思うのは当然のことだと思います。
特に、別れて1か月以上経ってから連絡が来たときにこう思った人が多かったです。
ただ、「これ以上振り回されたくない」と思うのは未練がある状態でもあります。
復縁するのにそれほど苦労はしませんでした。
目的が分からなくてモヤモヤした
振った側から連絡が来れば、「何だろう?」「なんで連絡してきたんだろう?」と誰もが思うはずです。
実際に、「目的が分からなくてモヤモヤした」と答えた人もたくさんいました。
目的が分からないと、警戒しつつ、相手も探りさぐり応じるしかありません。
- 「返信するか迷った」
- 「連絡を取っていても楽しくなかった」
- 「ずっと警戒していたから疲れた」
こう答えた人も多かったです。
目的が分からないことで警戒されると、距離が縮まるまでに少し時間がかかります。
復縁したかったら連絡するしかない
振った側から連絡しづらい気持ちは理解できます。実際、相手によく思われないこともあります。
でも、相手から連絡が来るのを待っていても進展は期待できません。
- 相手も「振られた側からは連絡しづらい」と思っている可能性
- 未練があっても、もう諦めて次に進もうとしている可能性
- すぐに行動を起こさなかったことで、相手の気持ちが他の人にいってしまう可能性
このような可能性もあるわけです。
気まずくても、相手にどう思われようとも、復縁したかったら連絡するしかありません。
連絡をして相手の反応を見ることも、その目的の一つです。
- 返信が来るか
- どんな反応が返ってくるか
- 普通に接してくれるか
- 迷惑そうじゃないか
実際に連絡をしてみないと分かりません。
「自分が振ったけど復縁したい」と思っているのなら、自分から連絡をすることが重要です。
振った側から連絡をするときのポイントと注意点
実際に連絡をするときには、どんなことを意識したらいいのか?
ここからは、振った側から連絡をするときのポイントと注意点について解説します。
すぐに連絡をする
復縁を望んでいるのなら、すぐに連絡をするようにしてください。
あなたが振った側なら、相手には復縁したい気持ちがある可能性があります。
でも、時間が経つとその気持ちが変わることも少なくありません。
他に好きな人や新しい恋人ができることもあります。
手遅れになることもあるので、早めに行動を起こすようにしてください。
参考記事自分から振ったけど復縁したい場合は冷却期間がいらない理由|時間が必要なケースは?
まだ別れた直後ならすぐに食事に誘う
まだ別れた直後なら、「元気?」とか「最近どうしてるの?」とか、無駄な質問や近況報告は必要ありません。
別れて2週間以内の人はすぐに食事に誘ってみてください。
「週末時間ある?ご飯食べに行かない?」という感じで、いきなり誘ってかまいません。
連絡をしたときに復縁を申し込んでもいいのですが、一度会って相手の反応を見たほうがいいです。
なにより、会ったときに相手の目を見て復縁を申し込んだほうがあなたの想いも伝わります。
1か月以上経っている場合は質問や近況報告をする
すでに別れて1か月以上経っている場合は、簡単な質問や近況報告から入ってください。
質問をすれば、「聞きたいことがあったから連絡をした」という目的が伝わります。警戒されることも少なくなります。
また、1か月以上経っているのなら、いきなり誘うよりも、相手の近況を聞いたり、自分の近況を話したりするほうが自然です。
それで何度かやり取りをして、相手が普通に接してくれているようなら、食事に誘ってみてください。
とはいえ、時間をかけて連絡を取り合う必要はありません。
何往復もやり取りをしたり、何日もかけて連絡をしたりしていると、結局目的が分からなくなります。
誘えそうな雰囲気だったら、連絡をした日に誘っても大丈夫です。
会えたら復縁を申し込む
会えたら、その日に復縁を申し込んでみてください。
基本的に振った側がやることは、手遅れになる前に復縁を申し込むことくらいです。
振られたのなら自分の問題があったということなので、いきなり復縁を申し込んでも断られることがほとんどです。嫌われている状態からもう一度好きになってもらうには、他にもやらないといけないことがあります。
でも、自分から振った場合は違います。
別れたいと思ったのはあなたのほうです。相手は別れを考えていなかったと思います。
ということは、もう一度好きになってもらう必要はないということです。
振った側にできるのは、復縁を申し込むことだけです。
会えたら、あとは自分の想いを伝え、振ったのに自分勝手なことを言っていることを謝り、復縁を申し込んでください。
連絡をしたときに返信がなくても復縁したいことは伝えておく
連絡をしたときに無視されることもあるかもしれません。
たとえ返信がなかったとしても、その場合は改めて連絡をして、復縁したいことを伝えてください。
返信をしないのは、怒っている可能性やそもそも連絡を取る気がない可能性があります。
でも、意地になっているだけの可能性や、振り回されたくなくてわざと無視している可能性も考えられます。
そういう人にはまだ未練が残っていることが多いです。
つまり、返信がなくても、復縁を申し込めばよりを戻せることがあるわけです。
会うのを断られた場合も同じです。
意地になっているだけでなく、未練があるからこそ会うのがつらいと思っている人もいます。
返信がなかったときや会うのを断られたときでも、復縁したいことを一度伝えておいたほうがいいと思います。
復縁を断られた場合は距離を置く
会えたとしても、会えなかったとしても、復縁を断られた場合は距離を置くしかありません。
- 振ったときにはすでに相手の気持ちも冷めていた
- 相手も別れを考えていたタイミングだった
- 最初は別れたくないと思っていたけど、いろいろ考えた結果、「別れたほうがいいかも」と思うようになった
- 振られたときのあなたの言動に許せないところがあって、復縁を考えられなくなった
- 復縁したいと思っていたけど、時間が経って気持ちが変わった
このような可能性が考えられます。
相手に復縁する気がなければ、しつこくすがるのは逆効果になります。今は引き下がるしかありません。
しばらく距離を置けば、その間にまた相手が復縁したい気持ちになることもあります。
少なくとも振られたときの記憶や怒りの感情、警戒心などが薄れ、友達から関係を作り直すことができるようになります。
ただし、それには2~3か月くらい必要です。
- 復縁を断られたあとも相手から定期的に連絡が来る場合は2か月
- 復縁を断られたあとに連絡がない場合は3か月
これを目安にしてください。
そしてその後、【連絡をする→会う→何度かデートをして相手を振り向かせる→復縁を申し込む】という流れで進めていってください。
まとめ
振った側から連絡をするのには抵抗があると思います。
でも、復縁したかったら連絡をするしかありません。
しかも、相手の気持ちが冷めたり、その気持ちが他の人にいったりしないうちに、一日でも早く連絡をすることが重要になってきます。
本気で復縁を望んでいるのであれば、あなたから行動を起こすようにしてください。
また、自分から振った場合の復縁方法については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。