復縁を望むのは、振られた人ばかりではありません。
自分から別れを告げたにもかかわらず、離れてみて相手の大切さに気付き、やり直したいと考える人もいます。
でも、復縁は可能なのか?
その場合はどうすればいいのか?
そのことについて解説したいと思います。
自分から振った場合はすぐに復縁できる可能性が高い
自分から振ったけどやり直したい場合、相手に未練が残っていれば簡単に復縁できることが多いです。要するに、まだあなたのことが好きで、相手が強く復縁を望んでいるケースですね。
あなたが「やり直したい」と言えば、喜んで受け入れてくれると思います。
自分から振った場合はできるだけ早く想いを伝えることが重要
自分から振った場合、復縁を目指すなら、すぐにでも想いを伝えることが重要です。
時間が経つほど相手が次へ進むことを決意する可能性が高くなるからです。
自分勝手だと感じ、躊躇する気持ちも分かります。相手を傷つけたことに罪悪感を抱いている人もいると思います。
でも、あなたの気持ちが固まったら、すぐに復縁を申し込むようにしてください。
好きな人に好きって言うのも、やり直したい人に「やり直したい」って言うのも、おかしなことではないんですから。
そして、今度こそ幸せにしてあげればいいんですから。
復縁を申し込むときに意識してほしい3つのポイント
では、どのように気持ちを伝えればいいのか?
少しだけ意識してほしいポイントがあります。
それが、以下の3つ。
- 素直な想いをストレートに伝える。(遠回しな言い方は避ける)
- 一度別れを決意した理由や、そこから復縁を考えるようになるまでの経緯にも触れる。
- 自分勝手な決断で、相手を振り回している自覚があることについても伝える。
素直な想いをストレートに伝える
復縁を申し込むなら、まず自分の想いを伝える必要があるのは言うまでもありません。
しかし、遠回しな言い方だと、何が言いたいのか分からなかったり、あなたの本気度が伝わらなかったりすることがあります。それでは相手の心にも響きません。
気まずさはあると思いますが、あなたの素直な想いをストレートに伝えるようにしてください。
復縁を決意するまでの経緯に触れる
とはいえ、ただ「やり直したい」と言うだけでは、相手が納得してくれないことがあります。「自分から振っといて、いきなりやり直したいって言われても…」と戸惑う人もいるんです。
ここで重要なのは、復縁を決意するまでの経緯についても触れることです。
- 別れを決意した理由
- 別れてからその気持ちがどう変化したのか、ということ
想いを伝えると同時に、こういったことにも触れるようにしてください。
こんなことがあって別れを考えるようになった。
でも離れてみて、こういうときに存在の大きさを痛感した。
嫌だと思っていたところなんて、ほんの些細なことだと気付いた。
これからのことを考えたときに、自分にとって必要な存在で、やり直したいと本気で考えるようになった。
こんな感じで復縁を決意するまでの経緯を伝えることで、本当に自分が必要とされていると感じ、相手もその想いを素直に受け入れてくれるようになります。
相手を振り回している自覚があることも伝える
振られたことにショックを受けている人や、納得がいかずに根に持っている人もいます。
その人に対して一方的に自分の気持ちを伝えるだけでは、自分勝手だという印象を持たれてしまう可能性があります。
- 相手を傷つけたこと
- 自分勝手な決断で、相手を振り回している自覚があること
こういったことも伝え、ちゃんと相手の気持ちに理解を示すことで、彼や彼女が受ける印象も全く変わってきます。
「勝手なことを言っているという自覚はあるけど、それでもやり直したい。そのくらいあなたのことを大切に思っている」
それが伝われば、必ず心を開いてくれるはずです。
復縁を断られることもある
前述のとおり、自分から振った場合は、こちらから復縁を申し出れば、すぐによりを戻せる可能性が高いです。
しかし、断られることもあります。
振られた人が振った人からの復縁の申し出を断る3つの理由
自分を振った人から復縁を申し込まれたのに、それを断るのには、以下の3つの理由が考えられます。
相手も別れを考えていたタイミングだった可能性
まず一番に考えられるのは、あなたと同じように、ちょうど相手も別れを考えていたタイミングだった可能性です。
- 別れ話を切り出したときに相手がすんなりと別れを受け入れた
- 別れを拒むような素振りは見せたけど、そこまで必死に引き止めようとはしなかった
- 冷静に話し合いをして、納得してくれた
このような場合は、それに当てはまる可能性があります。
相手の気持ちも離れかけていたので、すぐに別れを受け入れることができた。そして、復縁を申し込まれたときにはもう気持ちを切り替えていた。
だから、復縁は考えられなかったんだと思います。
では、別れを告げたとき、相手が必死で「別れたくない」と言っていた場合はどうなのか?
その場合も、相手が別れを考えていたタイミングだった可能性は否定できません。
「別れたほうがいいのかな」という気持ちはあった。でも、まだ自分の中で答えが出ていなかった。そんなときにいきなりあなたから別れを告げられ、戸惑った。
つまり、別れを考えてはいたけど、まだ本気で別れるつもりはなかったから、あなたに考え直してもらおうとした可能性です。
相手が別れを拒んでいたのに復縁を申し込んだら断られた場合は、一度冷静になって考えた結果、相手の気持ちが変わったと考えるのが自然です。
「自分も別れを考えていたタイミングで振られた。急なことで戸惑ったけど、ちょうどよかったのかもしれない」と。
そうでなければ、断る理由なんてないわけですから。
相手が意固地になっている可能性
好きな人から振られるとショックが大きいし、傷つくものです。
「どうして?」という疑問や、「別れたくない」という気持ちを理解してもらえなかったことへの怒りにも似た感情が芽生えることもあります。
そんなときにすぐに復縁話を持ち出されて、簡単に受け入れることができるでしょうか?
特にプライドが高い人なんかは、「そんな都合のいいことを言われても…」と思うはずです。
もちろん本当は「すぐにでもよりを戻したい」という気持ちが大きいと思います。
でも、自分勝手な判断をしたあなたのことを許すことができず、意固地になっている可能性があります。
ケンカをして、「自分は悪くないのに、どうしてそんなことを言われないといけないの?」という気持ちがあって、相手から謝られても、なかなか素直にその謝罪を受け入れることができないような状態だと思ってください。
ただ、これは一時的なものです。
この場合は自然と相手の気持ちは落ち着いてくるので、心配はいりません。
あなたの本心が分からなくなっている可能性
もしあなたが、自分から振ってすぐに復縁を申し込んだのだとしたら、相手はあなたの本心が分からなくなっている可能性があります。
言っていることが信用できなくて、たとえよりを戻したとしてもまたすぐに振られるんじゃないか、と思っているかもしれません。これ以上振り回されたくない、もう傷つきたくない、という気持ちもあるかもしれません。
それで復縁を躊躇していて、あなたの申し出を断った可能性も考えられます。
この場合は、少し時間が必要になることもあります。
自分から振って復縁を申し込んだけど断られた場合の対応の仕方
このような可能性を踏まえ、断られたときにまずやるべきことは、改めて想いを伝えることです。
2週間後くらいに、もう一度復縁を申し込んでみてください。
なぜなら、その頃には相手の気持ちが変わっている可能性があるからです。
相手も別れを考えていたタイミングだったとしても、まだ迷いがある状態かもしれません。一度は別れを受け入れて復縁の申し出を断ったけど、やっぱりやり直したいと考え始めている可能性もあります。
相手が意固地になっている場合は、気持ちが落ち着いたら復縁を受け入れてくれる可能性が高いです。ケンカをしても自然と仲直りできるように。
それにプライドが高い人だと、一度断った手前、なかなか自分から「復縁したい」とは言えないものです。ケンカをしたときに、絶対に自分からは謝らないような人は特に。
あなたの本心が分からなくなって断った場合も、改めて復縁を申し込むことで、あなたの本気度が伝わります。素直な想いをぶつけてみてください。
また断られたら、しばらく時間を置くしかない
それでもダメだった場合は、今は相手に復縁の意思はないと判断するしかありません。
お互いが冷静になるためにも、最低でも1か月は時間を置くようにしてください。
ただ、その間に相手から復縁の申し出がある可能性もあります。
あまり悲観的にならず、冷静に対応していきましょう。
自分から振った場合の復縁方法についてのまとめ
自分から振った場合、何より重要なのは、復縁を決意した時点ですぐに想いを伝えることです。
その理由はここでお伝えした通りです。
この記事を参考にして想いを伝えていただければ、ほとんどの方は上手くいくでしょう。
ただ、もう相手が気持ちを切り替えている場合は、何を言っても何をやってもダメだと思います。
でも復縁は可能です。そこで諦めずに、しばらく時間を置き、復縁に向けた準備をするようにしてください。
そこから復縁成功までの流れに関しては以下の記事の中で解説していますので、こちらを参考にしてみてください。