別れたあとは以前のように連絡が取れなくなることがほとんどです。

避けられ、連絡をしても無視されることもあります。

でも復縁をするためには、まず連絡が取れる関係を作る必要があります。

また、別れたあとは冷却期間が必要なケースが多く、その場合、状況によっては何か月も連絡を取らない期間ができます。

久しぶりに連絡をするときには、そのタイミングや内容に不安を感じると思います。

では、いつ、どんな内容の連絡をすればいいのか?

ここでは、復縁したい相手に連絡をするときのポイントや注意点などについて解説しています。

復縁したい人にLINEやメールを送るときの10のポイントと注意点

元彼・元カノに連絡をするときには、以下の10のポイントと注意点を意識するようにしてください。

  1. LINEやメールをするのは冷却期間後
  2. 連絡手段はLINEでもメールでもどちらでもいい
  3. 友達に連絡をする感覚で
  4. 目的を明確にする
  5. 内容を簡潔にする
  6. 余計なことは書かない
  7. 謝らない
  8. いきなり誘うのもあり
  9. 時間を置いて読み返す
  10. 忙しくない時間帯に送る

1.LINEやメールをするのは冷却期間後

スマホ

復縁したい元彼や元カノに連絡をするのにベストなタイミングは、冷却期間後です。

別れたあとはお互い感情的になっているため、楽しいやり取りができません。未練が伝わりやすく、警戒される可能性が高いタイミングでもあります。

でも冷却期間を置けば、あなたが別れを受け入れたことが伝わります。しばらく時間が経てば、相手の警戒心も薄れます。

冷却期間の長さは状況によって変わってきますが、平均で2~3か月です。

そのタイミングで連絡をすれば、返信が来て、自然なやり取りができる確率が高いです。

また、冷却期間中に自分磨きをしておけば、連絡が取れ次第、いつでも会うことができます。

そして会ったときに良い印象を持ってもらえたら、また異性として意識してもらえるようになります。

自分から連絡をするのは別れてから3か月後くらいを目安にしてください。

ただ、相手から連絡が来た場合はいつでも素直に応じるようにしてください。理由があって連絡をしてきたわけですから、無視をするのはよくありません。

また、急ぎの用件がある場合やどうしても連絡を取る必要がある場合も我慢をする必要はありません。

明確な理由がある場合は「連絡をするしかなかった」というのが伝わるので、警戒されることを心配しなくても大丈夫です。

参考記事復縁に冷却期間はどのくらい必要?成功率を高める冷却期間中の過ごし方も紹介

2.連絡手段はLINEでもメールでもどちらでもいい

LINE

連絡をするのは、LINEでもメールでもどちらでも構いません。

基本的には、付き合っていたときによく利用していた連絡手段を選ぶようにしてください。それが一番自然なので。

いきなり電話をかけるのはやめましょう。

ずっと連絡を取っていなかったのに急に電話がかかってきたら、相手は確実に警戒します。どんな内容なのか分からないので、電話に出ないかもしれません。

ただ、相手が「LINEやメールがめんどくさい」と思っている人で、普段電話で連絡を取ることが多かったのなら、その場合は電話のほうが連絡が取れる可能性が高いです。

3.友達に連絡をする感覚で

LINE

久しぶりに連絡をするときには、どうしても【元彼・元カノ】ということを意識してしまうと思います。

でも、その意識が強ければ強いほど、ぎこちなさが文面に表れます。

冷却期間後は「元彼・元カノに連絡をする」という意識は捨て、友達に連絡をする感覚でLINEやメールをするようにしてください。

変に気を遣ったり、気まずい感じを出したりするから、相手も警戒をするんです。「一体何を言い出すんだろう…また復縁話か?」って。

恐るおそる内容を見た相手が拍子抜けするくらい気さくな感じのほうが、相手も心を開きやすいんです。

仲のいい異性の友達に連絡するときのように、堅苦しくない内容や文面を心がけましょう。

4.目的を明確にする

スマートフォンを見る男性

相手がすでにあなたのことを友達として見てくれていれば、基本的にどんな内容でも返信をくれると思います。「久しぶり!元気?」みたいな内容でも、「元気だよ!そっちは?」みたいな感じで。

でも、そんな人は少ないのが現実です。どうしても警戒心は残っています。

そんな状況で、なぜ連絡をしてきたのかが分からないような内容(例えば、上記の挨拶だけのような内容)を送ってしまうと、さらに警戒心を強める可能性があります。「だから何?」「それにどう返信しろと?」と思われるわけです。

「その流れで復縁話にもっていこうとしているんじゃないか?」

そんなことまで考える人も絶対にいます。

余計な想像をさせないためには、連絡をした目的を明確にすることが重要です。

  • 何か聞きたいことがあったから連絡をした
  • お願いがあって連絡をした

こういうことが伝わる内容にしてください。

5.内容を簡潔にする

スマホを操作する女性の手

警戒されないように回りくどい言い方をする人も多いのですが、それは逆効果になります。

内容は簡潔に、短く、見て一瞬で理解できるような文章にしてください。「お疲れ様」とか「久しぶり」とか簡単な挨拶はあったほうがいいですが、前置きはなしに、すぐに本題に入るようにしましょう。

他には、1回の連絡のつき1つの話題、1つの質問、が基本です。

いろんな話題に触れたり、いくつも質問をしたりすると、何に対してどう返したらいいのかが分からなくなります。それでは返信をするのがめんどくさくなると思います。

でも、1回の連絡のつき1つの話題、1つの質問にすれば、そのことに対して返せばいいので、返信がもらえる確率が高くなります。

6.余計なことは書かない

本とスマートフォン

「いきなり連絡をしてゴメン」とか、「まだ怒ってるよね」とか、「嫌われちゃったと思うけど」とか、不安で書いてしまう人の気持ちもわかります。

でも、すべて余計な文言です。こういう余計なことを書くから未練が伝わるんです。

そもそも連絡をするのに謝る必要はありません。別れて何か月も経っている人に、怯えながら気を遣う必要もありません。こんなの不自然だと思いませんか?

「連絡をください」と返信を求めるのも、余計な一言ですね。返信をするかどうかは相手が判断することです。

稀に「返信はいりません」と書く人もいるのですが、これはもう論外です。こんなことを書いたら本当に返信は来ないと思います。

7.謝らない

タイプライター

この謝るというのは、別れたときのことや別れの原因に関する謝罪のことです。そのことには触れないほうがいいです。

冷却期間を数か月置いた後なんですから、自分のどこが悪かったとか、あのときこうしてゴメンとか、久しぶりに連絡をする一発目でそんなことを言う必要はないんですよ。

いきなり謝れば、当時の嫌なことを思い出させてしまいます。

それは逆効果になるだけです。せっかく冷静さを取り戻していた相手の感情が再び乱れるきっかけになるかもしれません。

謝るのは、もっと距離が縮まってからです。

何度か会って相手が心を許してくれるようになってから、「あのときはゴメンね」と言えばいいんです。

「もういいよ」と笑って許してくれるはずです。

8.いきなり誘うのもあり

コーディネートされたテーブル

もし連絡をする話題がない場合は、無理やりネタを作っても不自然になるだけです。

そんなときは、思い切っていきなり誘うのも全然ありです。

「久しぶりにご飯にでも行かない?」

こういう内容のほうが返信がもらえることって、意外と多いんですよ。

ここまでシンプルでストレートな内容だと、無視もしづらいし、逆に断りにくいし、相手も「いいよ」と答えやすいんだと思います。

冷却期間中に相手から連絡が来た人などは、いきなり誘ったほうが無駄な手間を省けるのでお勧めです。

9.時間を置いて読み返す

スマホを操作する男性

冷静になって文章を考えたつもりでも、実際は感情が高ぶっていて、内容に問題があることに気づかずに送ってしまう人も少なくありません。

これで大丈夫かな、と思っても、それを一旦保存して、少し時間を置いてから読み返すようにしてください。そして、ここに書いたポイントが反映されているか、再度確認してみてください。

いらないと思う文言があればバッサリ切ったほうがいいですし、曖昧な内容になっているようなら、目的がはっきりと伝わるように考え直しましょう。

10.忙しくない時間帯に送る

腕時計

LINEやメールを送る時間帯も考えたほうがいいです。

朝バタバタしているときに送るのと、夜ゆっくりしているときに送るのとでは、どちらのほうが返信をもらえる可能性が高いと思いますか?

仕事中に送るのと、仕事終わりに送るのとでは、どちらのほうが落ち着いて内容を確認してもらえると思いますか?

当然、後者ですよね。

忙しい時間帯に送ると、急用でもない限り、ほぼ確実に後回しにされます。そしてタイミングを逃すと、返信をしない、という選択をする人も多くなります。

相手の生活リズムはあなたが一番分かっていると思います。

  • 仕事から帰宅した頃
  • 夕食を済ませた頃
  • お風呂からあがった頃
  • ゆっくりテレビを見ている頃

など、できるだけ余裕のある時間帯に送るようにしてください。

LINEやメールをするときのきっかけと内容について

スマホ

どんなきっかけで、どんな内容のLINEやメールを送ればいいのか?

目安となるものをいくつか挙げたいと思います。

相手の誕生日

冷却期間が終わる頃に相手が誕生日を迎える場合は、連絡をする最高のきっかけになります。

「おめでとう」と送ってみましょう。

しばらく時間が経っているので、誕生日にお祝いのメッセージが来ても警戒されることはまずありません。

悪い気はしないはずなので、ちゃんと返信も来ると思います。その流れで近況報告などをするといいでしょう。

ただし、注意点もあります。

お祝いをするだけにする

相手の誕生日に連絡をするとき、「おめでとう」だけでなく、他に何か質問をしたり、別の用件も書いたりする人がいます。

でもそれでは、純粋なお祝いではなく、「誕生日を利用して連絡をしてきた」という印象を持たれる可能性があります。

最初に送るのは、「おめでとう+何か一言」くらいにするようにしてください。

「久しぶり。元気?」と聞くくらいは問題ありませんが、あとは体を気遣うような文言や相手を応援するような文言など、当たり障りのないものを一言添えるくらいにしたほうがいいでしょう。

そうすれば、純粋に誕生日をお祝いするために連絡をしたのが伝わります。

他の話題には返信が来てから触れるようにしてください。

別れた直後はお祝いのメッセージは送らないほうがいい

別れた直後に相手が誕生日を迎える場合は、たとえお祝いのメッセージであっても、あなたから連絡が来るだけで相手から警戒される可能性が高いです。

別れてから2か月以上経っている場合は誕生日に連絡をしても構いませんが、別れた直後~2か月くらいまでの間は我慢したほうがいいと思います。

その場合は冷却期間後に、「遅くなったけど誕生日おめでとう」と送るといいでしょう。

ただ、別れたあとも相手から連絡が来ることがある場合は、どのタイミングでも誕生日にお祝いのメッセージも送っても大丈夫です。

忘れている荷物に関する連絡

  • 相手の荷物が残っている
  • 相手から借りているものがある
  • 自分の荷物が相手のところにある

このような場合は、冷却期間が終わったタイミングでその件について連絡をするといいと思います。

返信が来る可能性が高い話題です。

わざわざ誘わなくても、荷物の受け渡しのために会うこともでき、その流れで食事に行くこともできます。

別れた直後に相手から「返してほしい」と言われなかったら、冷却期間が終わるまでそのままにしておきましょう。

参考記事別れたあとの荷物の受け渡しを復縁に繋げるためのポイント

相手に何かを聞く

特に用件がない場合は、相手に何かを聞く内容にしてみてください。

なぜなら、「返信してあげなきゃ」と相手に思わせることができるからです。

また、ちゃんと理由があって連絡をしてきたのが伝わるので、変な勘ぐりをされることもありません。

聞かれたことに答えればいいので、どう返信したらいいのか、と相手に迷わせることもありません。

警戒されず、返信もしやすいので、最初は質問系の内容にするのがおすすめです。

ポイントは、相手が答えやすい質問にすること。よく分からないことを聞かれても、相手はその質問に答えることができませんから。

基本的には、相手が詳しいことに関する質問や、相手にしか答えられないような質問にするといいでしょう。

相手が詳しいことに関する質問とは?

現在私がサポートをしている女性は、先日、筋トレ好きの元彼に、最近ジムに通い始めたことを伝え、トレーニングのやり方についての質問をしたら、速攻で返信が来ました。

そして彼のほうから、「今度一緒にジムに行こう。直接教えてあげる」と言ってもらえました。

このように、相手が詳しくて、聞かれたら教えてあげたくなるような質問だと完璧です。

相手にしか答えられないような質問とは?

他には、2人で行ったお店や場所、2人で体験したことなどについての質問も、返信がもらえる確率が高いです。

「前、○○を食べたお店覚えてる?美味しかったから今度友達と行こうと思うんだけど、お店の名前を覚えてなくて」みたいな質問です。

こういったものは相手にしか聞けないし、その人にしか答えられない質問です。

自分に聞くしかないことだと分かるので、教えてあげようと思ってもらえます。

まとめ

冷却期間が終わり、これから連絡を取り始める方は、ここでお伝えしたことを参考にしてみてください。

そして返信が来たら、「元彼・元カノから返信が来たあと、復縁に繋げるために意識してほしいこと」という記事を参考にして、やり取りをしてみてください。