「自分から振ったけど復縁したいです。この場合も冷却期間って必要ですか?」
こう聞かれることがよくあります。
復縁をするためには、多くの場合、冷却期間が必要になります。でも、それは相手から振られた場合の話です。
一般的に、復縁を望むのは振られた側の人が圧倒的に多いので、当たり前のように冷却期間が必要になるわけです。
その理由を一言でいうと、「別れたい」と思っている人の気持ちをすぐに変えることはできないから。
でも、自分から振った場合は、まったく状況が違います。別れたくなったのはこっちです。
その場合は冷却期間は必要なのでしょうか?
自分から振った場合は冷却期間なしが基本
まず結論からお伝えします。
基本的には、自分から振った場合は冷却期間は必要ありません。
すぐにでも復縁したいことを伝えてください。
その理由は、以下のとおりです。
- 相手は別れたくないと思っている可能性が高いから
- 時間が経つと、相手が別れを受け入れ、次に進むことを決意することがあるから
- 冷却期間を置くと、その間に相手に好きな人や新しい恋人ができることがあるから
自分から振った場合は、冷却期間を置かなくても復縁できることが多いです。
反対に、冷却期間を置くと手遅れになるケースが増えます。冷却期間を置くことはデメリットしかありません。
振ったときに相手から「別れたくない」と言われたのなら、すぐに復縁できると思います。
時間が経つとその気持ちが変わってしまうことがあるので、まずはすぐにでも復縁したいことを伝えるべきです。
復縁をするために冷却期間が必要になるケース
自分から振った場合でも、復縁をするために冷却期間が必要になるケースがあります。
それが、以下の3つのケースです。
- すぐに復縁を申し込んだけど断られた
- 相手が怒っている、相手から責められた
- 「考えさせて」と言われた
すぐに復縁を申し込んだけど断られた場合
すぐに復縁を申し込んだけど断られた場合は、以下の可能性が考えられます。
- 元々相手も別れを考えていた
- 別れたくなかったけど、「別れてよかったのかも」と思うようになった
- 「何を考えているか分からない」と思われている
- 振り回されたくない、納得いかない、という気持ちがある
- 「よりを戻しても上手くいかない」「どうせまた振られる」という気持ちがある
- すでに少し時間が経っている場合は、もう気持ちを切り替えた可能性がある
この場合は、しつこく復縁を迫っても状況が悪化するだけです。
一度想いを伝えているので、復縁したくなれば相手からそのことを言ってくるはずです。
意地を張っているだけで、あとから気持ちが変わる可能性もあります。
しばらく冷却期間を置いて様子を見たほうがいいケースです。
相手が怒っている、相手から責められた場合
復縁を申し込んでも、相手が怒っていることや相手から責められることも少なくありません。
- 振られたことに納得がいっていない
- 自分には非がないと思っている
- 許せないという気持ちがあり、逆ギレに近い状態になっている
- 悲しく、つらい思いをしたのに、都合よく復縁したいと言ってきたことに苛立ちを覚えている
こういう心境なんだと思います。
この場合は、たとえ断られたとしても、一時的に怒りの感情があるだけで、本当は復縁したい気持ちがあることも多いです。
でも、説得しようとすると、さらに怒りの感情が増す可能性があります。
落ち着いてもらうためにも、自分の気持ちと向き合ってもらうためにも、いったん引き下がって冷却期間を置くべきです。
「考えさせて」と言われた場合
すぐには答えを出せない場合や「考えさせて」と言われることもあります。
それには以下の可能性が考えられます。
- 別れを受け入れようとしているときに復縁を申し込まれたから、迷っている
- 「このまま別れたほうがいいのかも」という気持ちもある
- 自分の気持ちが分からなくなっている
- どうすべきなのか時間がかけて考えたいと思っている
- 同じことの繰り返しになるような気がしている
この場合も、相手に自分で答えを出してもらう必要があります。
そのためには時間も必要です。
復縁を望んでいることは伝えているので、返答がもらえるまで冷却期間を置いて待つようにしてください。
自分から振った場合の冷却期間の目安
- すぐに復縁を申し込んだけど断られた
- 相手が怒っている、相手から責められた
- 「考えさせて」と言われた
上記の3つのケースでは、冷却期間が必要になります。
では、どのくらいを目安にしたらいいのでしょうか?
まずは2週間を目安にする
どの場合でも、まずは2週間を目安にしてください。
2週間も経てば、相手の中で答えが出ているはずです。復縁したい場合は、相手からそのことを伝えてくるはずです、
でも、まだ意地を張っている人や、一度断ったから(怒ったから)自分からは言い出しづらい、と思っている人もいます。
「『やり直したい』ってもう一度言ってきてほしい」と思っている人や、「何度も復縁したいと言ってきてくれて、本気度が分かったから復縁を決意した」という人も実際にたくさんいるんです。
そのため、相手から何も言ってこなかったとしても、2週間後にもう一度復縁したいことを伝えてみてください。
2週間後にも断られた場合は1か月以上は冷却期間を設ける
2週間後にも断られた場合は、今は復縁を考えられない状態になっていると考えられます。
ダメだったときには、素直に引き下がるようにしてください。
そして、そこから1か月以上は冷却期間を置くようにしてください。
- 相手から連絡が来ることがある場合は1か月
- それ以外は2か月
これを目安にしてください。
冷却期間中は特別な用件がない限り、こちらからは連絡をしないようにします。もちろん、会おうとするのもNGです。
ただし、相手から連絡が来たときには普通に接してください。誘われたときにも会うようにしましょう。まだ迷っている可能性や復縁を考えている可能性があるので、相手からアクションがあれば必ず応じるのが基本です。
参考記事元彼・元カノから返信が来たあと、復縁に繋げるために意識してほしいこと
冷却期間後は友達として関係を作り直していく
1か月以上冷却期間を置いたあとは、いきなり復縁を申し込むことはせずに、友達として改めて関係を作り直していきます。
連絡を取ることや会うことができる関係を作り、そのなかでもう一度好きになってもらえるようにアプローチをしていく感じです。
今は相手に復縁する気がなくても、こちらから振った場合は、多少は未練が残っていることも多いです。何度か会っていれば、それだけで復縁できることもあります。
冷却期間が終わったら、まずは連絡をしてみて、会えそうなら早めに食事に誘ってみましょう。
参考記事復縁したい人にLINEやメールを送るときの10のポイントと注意点
冷却期間後に連絡が取れない場合はさらに時間が必要
- 冷却期間後に連絡をしても無視された
- 相手が素っ気ない
このような場合は、まだ友達として見ることもできない状態の可能性があります。
グイグイいくと避けられるようになるので、さらに時間を置くべきです。
- とりあえず返信は来た場合は、さらに1か月
- 無視された場合は、さらに2か月
これを目安にしてください。
冷却期間中には自分磨きをしておく
たとえ会えるようになっても、以前と変わらない状態で会うのはもったいないです。
懐かしさや安心感を覚えることはありますが、相手を惹きつけることやドキッとさせることはできません。
もう一度好きになってもらうためには、異性として意識させることが重要です。
そのために冷却期間中にやってほしいのが、自分磨きです。
久しぶりに会ったときに「可愛くなった(カッコよくなった)」と思ってもらえたら、それだけで好きな気持ちがよみがえることがあります。
また、何か相手から注意されていたことがあれば、そこを改善することも意識しておくと、さらに復縁できる確率が高くなります。
自分磨きの仕方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
参考記事復縁できる正しい自分磨きの仕方
まとめ
- 自分から振った場合、冷却期間を置くと手遅れになることがある
- まずは冷却期間なしで自分の想いを伝えることが重要
- それでダメだったら、とりあえず2週間待って、もう一度復縁したいことを伝る
- それでも復縁を断られた場合は、1~2か月の冷却期間を置き、友達から関係を作り直す
- 冷却期間後に思うように連絡が取れなかった場合は、さらに1~2か月は時間が必要
- 冷却期間中には自分磨きをしておく
以上が、自分から振った場合の冷却期間についてのまとめです。
復縁を望んでいるのであれば、この点を意識して進めていってください。
また、自分から振った場合の想いの伝え方に関しては、以下の記事の中で詳しく解説しています。
まだ復縁を申し込んでない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
参考記事自分から振った場合の復縁方法|復縁を申し込むときのポイントと注意点
冷却期間後のアプローチの仕方については、以下の記事を参考にしていただければと思います。