「冷却期間後、久しぶりにLINEやメールをするときは、相手から返信が来ても一往復で終わらせる」

こんな風に書かれているサイトが多いようです。

  • 「一往復でやめたほうがいいですか?」
  • 「相手からの返信が疑問系じゃなかったら、本当に返さなくていいんですか?」

こういうことを聞かれることもよくあります。

でも、本当にそうなのでしょうか?

冷却期間後にLINEやメールをするときのやり取りの回数について、私の考えをお話したいと思います。

冷却期間後のLINEやメールを一往復で終わらせるのは不自然

一往復で終わらせたほうがいいの?

いいえ、私はそうは思いません。だって、不自然だから。

一往復というのは、こちらから連絡をして、相手から返信が来たらそこで終わり、ということです。

実際にいろんなサイトを見てみると、「相手からの返信に疑問系の文がなければ、もう返さなくていい」と書かれています。そして、それを守っている人も多いと思います。

でも、冷静に考えてみてください。

こちらから連絡をしておきながら、相手が返信をくれたのにそれに対して何の反応もしないのって、不自然だと思いませんか?

  • 「久しぶり。元気?」
  • 「うん、元気だよ」

これで終わらせるんですよ?相手からしたら、「何だそれ」って感じですよね。

  • そう思わせるために、あえて一往復で終わらせる?
  • それとも、警戒させないため?

いや、どう考えても逆効果です。何を考えているのか分からないと思われ、余計に警戒されると思います。

それでまた1週間後くらいに連絡が来て、返信をしたら、今度もそれっきり。

意味が分からないし、これ以上振り回されるのも嫌だから、もう返信をするのもやめようと考える人が出てきても不思議ではありません。

復縁をするためには、特に冷却期間後なら、相手に余計なことを考えさせないというのが絶対条件です。

違和感を覚えさせるようなことはしてはいけないんです。余計なことを考えさせたり、違和感を与えたりするから、警戒されるわけです。

LINEやメールを一往復で終わらせるというのもこれに当てはまる、と私は思っています。

LINEやメールは最後に一言返して終わらせる

スマホを操作する女性

では、どうするのが自然なのか?

普通の感覚で考えたら、誰でもすぐに分かると思います。

最後に一言返して終わらせればいいんです。

つまり、一往復半を目安にやり取りをするわけです。

『連絡をする→相手から返信が来る→最後に一言返す』

久しぶりに連絡を取る場合、こちらからLINEやメールを送るのであれば、これが一番自然な形だと思いませんか?

相手からの返信の内容に軽く触れ、最後に「仕事頑張ってね」とか「おやすみ」とか、一言添えて終わらせるようにしてください。

相手があなたに対して何も用件がなければ、そこでやり取りは終わると思います。

もし、それでも何か聞かれるようなことがあれば、さらに返信をして、ちゃんと答えるようにしてください。

ニ往復や三往復になることもあるかもしれませんが、それが自然なやり取りなので、気にしなくて大丈夫です。

「そっちも頑張ってね」とか、「おやすみ」というだけの内容なら、それには返す必要はありません。

次に連絡をしたときに誘ってみる

次は1~2週間後くらいに連絡をしてみてください。前回やり取りができたのであれば、今回も返信が来るはずです。

そして、相手が普通に接してくれているように感じたら、このタイミングで誘ってみてください。

このときは何往復でもやり取りをして構いません。

ただ、あまりダラダラと続けるのはよくないので、一度返信が来たら「久しぶりにご飯にでも行かない?」とすぐに誘い、OKがもらえたら、会う日だけ決めて終わらせるようにするといいでしょう。

すぐには予定が立てられない場合は、分かり次第、また後日連絡を取るようにしてください。時間や場所などについても同じです。

会うまでの間は、他に用件がなければ、それ以外のことで連絡をする必要はありません。

誘える雰囲気じゃなかったら焦らないこと

このとき、もし相手が素っ気なかったり、接し方に違和感を覚えたりした場合は、誘うのはもう少し先にしたほうがいいと思います。

短いやり取りを定期的に続けながら、相手の反応が変わるまで様子を見てください。

こちらから連絡をする間隔は、1週間前後に1回を目安にしながら、たまに縮めたり延ばしたりするといいでしょう。毎回週1回のペースで連絡が来れば、相手は不審に思うはずですから。

会った日からやり取りをする回数を増やす

冷却期間後は、一往復半を目安にやり取りをします。

その後も何往復もやり取りを続けるのは避けたほうがいいです。ちょっとした文章から未練が伝わったり、警戒されたりすることもあるからです。

やり取りをする回数を増やすのは、会った日からにしてください。

いきなり増やすのではなく、少しずつ増やしていくようにしてください。会う回数が増えるたびにやり取りをする回数も増やしていくイメージです。

ただ勘違いしないでほしいのは、無理に何往復もする必要はないということ。

「お互いLINEやメールをするのが好きで、相手も自分とやり取りをするのが楽しそうだと感じた場合は、何往復も続けていいですよ」ということです。

会えさえすれば、日常的にLINEやメールをしなくても復縁はできます。LINEやメールが苦手な人なら、無理にやり取りをしようとすれば逆効果になります。

そのあたりのことは状況や相手のことなどを考え、臨機応変に対応してください。

まとめ

冷却期間後、久しぶりにLINEやメールをするときには何往復がいいのか?

これに正解はありません。人によって考えは違うと思います。

でも、「こちらから連絡をした場合、どうするのが一番自然なのか?」と考えたら、一往復で終わらせるのではなく、最後に一言返して終わらせる形だと私は思います。

共感していただける方は、ここでお伝えしたことを参考にしてみてください。

また、他にも連絡の取り方や返信が来たあとに意識してほしいことについて解説した記事もあるので、こちらにも目を通してみてください。

参考記事復縁に繋がるLINEやメールを送るための10のポイントと注意点を解説

参考記事元彼・元カノから返信が来たあと、復縁に繋げるために意識してほしいこと