復縁できるまでにかかる期間は、状況と、正しいアプローチができるかどうかによって変わってきます。

数日で復縁できることもあれば、1年以上かかることもあります。1か月で復縁できる状況でも、間違った言動のせいで半年かかったり、復縁の可能性がなくなったりすることもあります。

ただ、どちらにしても、相手が本気で別れを決意したのだとしたら、すぐに復縁できることはまずありません。

冷却期間という、相手と距離を置く期間が必要になることも多く、その場合は数か月はかかります。

たぶんあなたも、復縁は長期戦になる、という認識をすでにお持ちだと思います。それは間違いではありません。

でも勘違いしないでほしいのは、状況によっては結果的に長期戦になるだけで、長期戦のほうが復縁できる可能性が高くなるわけではない、ということ。

最初から長期戦を想定してやるのも、手遅れになるリスクを高めるだけです。

その理由と、長期戦になるのを覚悟しないといけない状況について解説します。

復縁は長期戦になるっていうけど、どのくらいかかるものなのか?

「復縁は長期戦になる」と言われていますが、そもそもどのくらいかかるものなのでしょうか?

これは前述のとおり、状況と、正しいアプローチができるかどうかによって変わってきます。

でも平均で、自分から振った場合は1週間~1か月、相手から振られた場合は3~6か月くらいです。

後者の場合でも、正しいアプローチを行えば1~2か月くらいで復縁できるケースが多いです。私がサポートをした人は、ほとんどがそのくらいで復縁できています。

一人でやる場合も、7step復縁方法を実践すれば、大抵の人は1~2か月くらいで復縁できると思います。

完全な自己流だと、相手に未練が残っていなかったら、早くても半年くらいはかかると思います。

このように長期戦といっても、復縁できるまでにかかる期間はさまざまな要因によって大きく変わります。

冷却期間の長さとアプローチのやり方で長期戦になるかどうかが決まる

長期戦になるかどうかは、冷却期間の長さとアプローチのやり方で決まります。

  • 相手から振られ、しつこく復縁を迫った
  • 警戒されている
  • 嫌われている
  • 避けられている

このような場合は、すぐに何かしようとすれば確実に状況が悪化します。「とにかく別れたい」と思っている人の気持ちをすぐに変えることもできません。

お互いが冷静さを失い、感情的になりやすいときでもあります。落ち着くまでは距離を置くしかありません。警戒心や悪いイメージが薄れるまで待つためにも、時間が必要です。

そのための期間のことを、冷却期間と言います。

そしてこの冷却期間は、状況によって必要な長さが変わります。

別れたあとも相手から連絡が来るような場合は1か月くらいでいいこともあるし、連絡が取れなくなっているような状況では2~3か月くらい必要になります。完全に嫌われたようなケースでは半年くらいかかることもあります。

  • 別れたあとも相手から連絡が来るような場合は1か月くらい
  • 連絡が取れなくなっているような状況では2~3か月くらい
  • 完全に嫌われたようなケースでは半年くらい

大体、これくらいが目安になります。

そうなると当然、復縁できるのはそれ以降です。

そして、冷却期間後から復縁できるまでの期間は、アプローチのやり方次第で変わってきます。

状況に応じたアプローチができれば、2週間もあったら復縁できます。つまり冷却期間が2か月の場合は、2か月半くらいで復縁が可能なわけです。

反対に、ただ連絡をするだけ、ただ会うだけでは、上手くいっても2~3か月くらいかかることが多いです。冷却期間が2か月の場合なら、復縁できるのは別れてから4~5か月後、ということになります。

冷却期間の長さとアプローチのやり方次第で復縁できるまでにかなり大きな差が出てくることをご理解いただけたと思います。

長期戦だからといってのんびりしていると手遅れになることも

ここまでお伝えしたように、復縁するのには、状況によっては結果的に長期戦になることがあります。そのくらいかけないと復縁が難しい状況だから、どうしても長期戦になってしまうんです。

でも中には、長期戦のほうが復縁できる可能性が高くなる、と勘違いしている人がいます。

ネットで調べたら冷却期間は3か月くらい必要みたいだけど、半年くらいは待ったほうが復縁できる可能性が高くなりそう。

復縁には半年はかかるみたいだから、じっくり時間をかけてチャンスが来るのを待とう。

そんな風に考えている人もいるんですね。

「とりあえず半年は連絡をしないようにしようと考えているのですが…」という相談が来て、どんな状況なのか詳しく話を聞いたら、冷却期間は1か月でいいケースだった、ということもよくあります。

その人は結局、2か月かからずに復縁できました。もし半年も距離を置いていたら復縁はできていなかったと思います。

もちろん焦りは禁物です。

でも、長期戦だからといってのんびりしていると手遅れになることもある、ということを頭に入れておいてください。

復縁成功率を最大限に高めるためには、別れたあと、適切なタイミングで行動を起こすことが重要です。

行動を起こさなくて復縁できない人も多い

長期戦になる人や、そもそも復縁できない人は、ただ待つだけで、いつまでも行動を起こさない人がほとんどです。

相手に未練が残っていれば、何もしなくても戻ってきてくれるでしょう。一人になって寂しさを感じたり、何かをきっかけに大切さに気付いたりした場合も、復縁を決意することがあります。

でも、もう完全に気持ちが離れ、別れを決意したときには吹っ切れていて、前しか見ていない人は、こちらから行動を起こし、復縁したくなるように気持ちを変えていかないといけません。

それなのに多くの人は、いろんなサイトを見て、知識だけ身につけて終わっています。

自分から行動を起こすのは不安だし、間違ったことをして失敗するのも怖い、という気持ちは分かります。

  • 「いろいろ調べても具体的に何をしたらいいのかが分からない」
  • 「サイトによって書いていることが違って正解か分からない」

そう感じている人もいるでしょう。

冷却期間が必要な場合は、その間は距離を置く必要があります。一定の期間は待つしかないのも事実です。

でも、冷却期間中にやらないといけないこともあります。

さらに冷却期間が終わったら、自分から積極的にアプローチをしないといけません。そうしないと何も変わらないんですよ。

  • 冷却期間が終わっても何もしない
  • 何の計画もなしにただ連絡を取るだけ、会うだけ

それでは本気で別れを決意した人の気持ちを変えることはできません。

結局相手に新しい恋人ができて、諦めるか、その恋人と別れるまで待ち続けるか、という選択を迫られる人もたくさん見てきました。

当然のことですが、別れてから時間が経つほど相手に好きな人や恋人ができる可能性が高くなります

冷却期間を置くだけでもそのリスクは高まるのに、その後もしばらく様子を見ていたら、かなりの確率で相手の気持ちは他の人にいってしまいます。

冷却期間が終わってすぐにアプローチを行うかどうかで、復縁できるかどうかが決まることもあるわけです。

自分から行動を起こせば、そもそもそこまで長期戦になることもありません。

復縁が長期戦になるのを覚悟しないといけない状況

ここからは、復縁が長期戦になるのを覚悟しないといけない状況について解説します。

以下の状況では行動を起こしようがないので、状況が変わるまで待つしかありません。

半年以上、もしくは年単位で考えないといけない状況です。

相手に新しい恋人がいる

相手に新しい恋人がいたら、その恋人と別れるまではどうすることもできません。

友達としての付き合いがある場合は連絡を取ることや会うことができるかもしれませんが、積極的なアプローチは難しいと思います。

ほとんどの場合は完全に関係を断たれるでしょう。

恋人とすぐに別れた場合は長期戦にはならないかもしれませんが、上手くいっていれば何年も待ち続けることになる可能性も、最悪の場合は結婚をする可能性もあります。

年単位の長期戦になることや復縁できない可能性があることも覚悟しておいてください。

連絡が取れない

別れたあとに連絡が取れなくなっている場合は冷却期間が必要です。

その場合は通常、2~3か月も経てば相手の気持ちが落ち着き、警戒心も薄れて、連絡くらいは取れるようになります。

でも、冷却期間後も無視されたり、返信が来てもまともにやり取りができなかったりすることがあります。

それには以下の理由が考えられます。

  • まだ警戒心が強い状態だから
  • 連絡を取るのも嫌なくらい悪いイメージを持たれているから
  • もうかかわりたくないと思われているから
  • 連絡を取るのも気まずいと感じているから

どの理由だとしても、相手の心境が変わるのにはまだまだ時間が必要です。少なくとも、さらに2~3か月は待ったほうがいいでしょう。

そのくらい待っても連絡が取れなかったら、さらに数か月は冷却期間を延長しないといけません。

また、連絡が取れない場合は相手に恋人がいる可能性も否定できません。

どちらにしても、連絡が取れないと次に進めないので、かなりの長期戦になることもありえます。

明らかに避けられている

  • 連絡は取れるけど、返信が来ないことがある
  • すぐにやり取りを終わらせようとしている感じがする
  • 相手の対応がそっけない
  • 会っても口数が少なく、つまらなそうにしている

このように、明らかに避けられていると感じる場合も長期戦になることがあります。

無視をするのは悪いから返信はするし、断れないから会うけど、本当は連絡を取ることや会うことに抵抗があって、そのことを分かってもらうためにあえて冷たく接している可能性が考えられるからです。

つまり、「もう連絡してこないで」「誘わないで」ということを間接的に伝えているわけです。

今は友達に戻るつもりもない状態です。

さらに数か月は時間を置かないと状況は変わらないと思います。

友達に戻れていたけど、急に関係が悪化した

友達に戻れていたのに、急に関係が悪化することがあります。

  • なぜか返信が来なくなった
  • 急に冷たくなった
  • もう会えないと言われた

このような場合は、何かいけないことをやってしまったか、相手の気持ちが変わったか、のどちらかの可能性があります。

前者の場合は、何か嫌われるような言動を取ってしまい、相手の反感を買ったことが原因だと考えられます。

後者の場合は、「復縁を意識し始めていたけど、やっぱりやめておこう」と思ったか、「もう別れたんだし、こういう関係はよくないよね」と思ってケジメをつけようとしたか、ということが考えられます。

どちらも、友達でいることも拒絶された、という状況です。

一度は上手くいきかけていたのに関係が悪化した場合は、その関係を修復するのに苦労すると思います。

しばらく距離を置く必要もあるので、どうしても長期戦になります。

ストーカーと思われるような行為をした

別れたあとにストーカーと思われるような行為をした場合は、相手が恐怖を感じている可能性があります。連絡が来ただけでも怖いと感じるかもしれません。

ストーカー一歩手前の状態だと思われている場合も、「これ以上かかわると完全にストーカーになりそう」と警戒していると思います。避けられる状態が続くかもしれません。

どの程度の行為をしたか、相手がその行為をどう受け取ったか、で変わってきますが、年単位になることもあると思います。

まとめ

ここでお伝えしたように、復縁は長期戦になるのが避けられないことがあります。

とはいえ、半年も1年もかかるケースは滅多にありません。そのくらい長期戦になるのは、完全な自己流でやった場合やいつまでも行動を起こさずにいた場合くらいです。

別れたあと、適切なタイミングで行動を起こし、状況に応じたアプローチが行えば、大抵の場合は3か月もあれば復縁できます。

冷却期間に関しても、その間にやるべきことをやれば、ほとんどの状況で1か月で終わらせることができます。

3か月くらい必要と言われるのは、何もせずにとりあえず待つ場合の目安となる期間であって、復縁をするために自分がやらなければいけないことを理解できれば、冷却期間は1か月でも復縁できるケースが多いんです。

当然、手遅れになるのも避けることができます。

その後も正しい行動を取れば、すぐに復縁できることも少なくありません。

そしてそれは、7step復縁方法を実践すれば可能になることです。

もしあなたも短期間で復縁を成功させたかったら、この方法を実践してみることをおすすめします。

参考記事7step復縁方法の特徴と復縁できる可能性が高い理由