別れたとき、どんなに想いを伝えても相手の気持ちが変わらなかったら、すぐに復縁をするのは難しい状況です。
しつこくすればするほど嫌われる可能性があるので、いったん別れを受けれ、しばらく距離を置くしかありません。
その期間のことを、冷却期間といいます。
冷却期間の長さについては、それぞれの状況や専門家の考え方によっても変わってきます。
そんな中、「冷却期間は2年くらいあったほうが復縁できる可能性が高くなるんですか?」と聞かれることがあります。
冷却期間が2年というのは、かなり長いです。
それでも復縁できる可能性が本当に高くなるのなら、我慢をする価値もあるかもしれません。
では、実際のところはどうなのでしょうか?
私の考えをお伝えしたいと思います。
冷却期間を2年置くことのメリットとデメリット
まず、冷却期間を2年置くことのメリットとデメリットについて解説します。
冷却期間を2年置くことのメリット
冷却期間を2年置くことには、以下のようなメリットがあります。
- 完全に警戒心がなくなる
- 付き合っていたときの嫌な記憶がなくなる
- 別れの原因となった言動についてもほとんど忘れる
- 悪いイメージもなくなる
- 当時のことをすべて過去のこととして流してくれる
- 連絡をしたときに、久しぶりに連絡を取る友達として接してくれる
- 会うことにも抵抗がなくなる
- すぐにお友達に戻れる
- 2年も経っているので、その間の変化や成長が伝わりやすい
- 会ったときに魅力を再認識してもらいやすい
このように、復縁をする上でのメリットはたくさんあります。
どれも短期間の冷却期間では無理なことばかりです。
冷却期間を2年置くと復縁しやすい状況になるのは間違いありません。
冷却期間を2年置くことのデメリット
ただし、それ以上のデメリットも存在します。
- 2年も経てば相手に恋人ができている可能性が高い
- 完全に過去の人になっていて、「今さら復縁は無理」という人もいる
この2つです。
どんなにメリットがあっても、相手に恋人ができていたら復縁はできません。復縁の可能性が出てくるのは、恋人と別れたときです。
また、たとえ相手がフリーだったとしても、別れてから2年も経っていると、「今さら無理だよ」と言われることもあります。
こればかりは運と相手の性格次第ですが、かなりのリスクがあることも忘れてはいけません。
冷却期間を2年も置くのはやめたほうがいい理由
私は、冷却期間を2年も置くのはやめるべきだと考えています。
その理由は、手遅れになる可能性が高くなるからです。
相手に恋人ができたら、その人と別れない限り復縁はできなくなります。もっと早く行動を起こしていたら復縁できたのに、2年も待ったせいで諦めないといけなくなる、ということが起こりうるわけです。
2年も待って復縁できなかったら、それまでの時間が無駄になってしまいます。
そもそも、冷却期間を2年も置かなくても、前述したメリットは得られます。
最初から2年も待とうと考えるのは、はっきり言ってデメリットしかありません。
冷却期間を2年置いたほうがケースは?
最初から冷却期間が2年も必要になるケースはありません。
でも、結果的に2年くらいかかることはあります。
- すでに相手に恋人がいる場合
- 明らかに警戒されている場合
- 連絡をしても無視されている場合
- 相手の反応や対応が素っ気ない場合
恋人がいる場合は恋人と別れるまで、その他の場合は避けられなくなるまで、普通に接してくれるようになるまで待たないといけません。
ほんの数か月の冷却期間でも、その間に恋人ができることはあります。その場合は何年も待たないといけなくなることも少なくありません。
警戒されている状況や避けられている状況が2年も続くことは滅多にありませんが、別れの原因や別れたあとに取った言動、相手の性格などによっては、普通に接してくれるまでにはそのくらいかかることもあるかもしれません。
復縁をするための冷却期間は3か月を目安にする
冷却期間は、基本的には3か月もあれば十分です。
復縁をするための冷却期間は3か月を目安にしてください。
よほど厳しい状況でなければ、3か月も距離を置いていれば、相手のあなたに対する警戒心や悪いイメージは薄れます。その頃には友達に戻れることがほとんどです。
冷却期間が長くなるほど相手に恋人ができるケースも増えるので、最初は3か月くらいを目安にしたほうがいいでしょう。
別れたあとも相手から連絡が来る場合は、2か月くらいで大丈夫です。
冷却期間の終わりのタイミングは3か月後に連絡をして判断する
- 3か月後に警戒されなくなっているか?
- 避けられないか?
- 友達として接してくれるか?
それは実際に連絡をしてみないと分かりません。
とりあえず3か月くらい経ったら一度連絡をしてみてください。
そして、そのときの相手の反応をみて、そこで冷却期間を終わらせていいかどうかを判断してください。
ちゃんと返信が来て、気さくに接してくれているようなら、そのままアプローチを始めていきましょう。
でも、返信がなかった場合や、まだ警戒されているように感じた場合は、冷却期間を延長したほうがいいです。
- 返信は来たけど、それが翌日以降だった場合は、さらに1か月くらい待つ
- 素っ気ない感じや冷たい感じを受けた場合も、さらに1か月くらい待つ
- 無視された場合は、さらに2か月くらい待つ
これを目安にしてください。
冷却期間中に自分磨きをしておくことが復縁成功への鍵
冷却期間は、ただ時間が過ぎるのを待っているだけでは復縁できないことがあります。
復縁したいと相手に思わせるには、冷却期間中に自分磨きをしておくことが重要です。
まずやるべきことは、別れの原因となった自分の問題点を改善することです。
相手が別れを選んだのには、必ず理由があります。そして大抵の場合、その原因はあなたの言動にあったはずです。
もしそうだとしたら、そこが改善されていなかったら、変化を感じなかったら、相手が復縁を考えることはないと思います。
もう一度好きになってもらうためには、より魅力的になるための自分磨きを行うことも必要です。
「別れてからさらに可愛くなった(かっこよくなった)」
久しぶりに会ったときにそう思ってもらえたら、その瞬間にまた異性として意識してもらえるようになります。
- 別れの原因となった自分の問題点を改善する
- より魅力的になるための自分磨きを行う
冷却期間中はこの2つを意識して過ごしてください。
すでに2年経っている場合の対応の仕方
「別れてから2年が経っているんですけど、復縁するためにはどうしたらいいですか?」
このような相談を受けることも多いです。
結果的に、すでに冷却期間を2年置いた形になっている場合は、とりあえず友達として連絡をしてみてください。
そして何度かやり取りをしながら、さり気なく恋人の有無を確認してみてください。
もし恋人がいたら、今は引き下がるしかありません。
でも、相手がフリーなら、早めに食事に誘ってみましょう。
「久しぶりにご飯食べに行かない?」という感じで、何年も会っていない友達を誘う感覚で気軽に誘えばいいと思います。
冷却期間後のアプローチの仕方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。