復縁を目指すなら、多くのケースで冷却期間が必要になります。

冷却期間を置かずに相手の気持ちを取り戻そうとすると、警戒され、さらに状況が悪化するからです。

別れを決意した時点で、こちらに対するイメージも悪くなっています。そのイメージが薄まるまではしばらく時間が必要です。

でも、冷却期間なしで復縁できるケースもあります。冷却期間を置くと手遅れになるかもしれないケースもあります。

冷却期間なしで復縁できるパターン

目覚まし時計

冷却期間なしで復縁できるのは、以下のようなパターンです。

  • 自分から別れを切り出した
  • 喧嘩をしてその勢いで別れた
  • 別れ際に相手が泣いていた
  • すれ違いや勘違いをされていることがある
  • なかなか会えずに寂しい思いをさせていた(遠距離を含む)
  • 相手がこれまでと同じように接してくる

自分から別れを切り出した場合

「自分から別れを切り出したけど、やっぱりやり直したい」

この場合、のんびりしていると手遅れになることがあります。

最初は相手が復縁を望んでいたとしても、一度別れを受け入れると次に進もうとすることがあるからです。気持ちの切り替えが早い人はその傾向が強いです。

自分から振ったけど復縁したい場合は、一日でも早くそのことを伝えるようにしてください。

喧嘩別れの場合

喧嘩別れの場合も、すぐに自分から謝れば別れずに済むことがあります。

少しでも自分に非があるのなら、意地を張らずにすぐにでも謝るようにしてください。たとえ相手に非があったとしても、その原因が許せることなら、喧嘩をしているときに言い過ぎたことや感情的になったことなどを自分から謝ったほうがいいです。

ただし、喧嘩をした直後は相手も感情的になっていることが多いです。簡単には許してくれないこともあると思います。そこで復縁話を切り出しても断られるはずです。

なので、最初はとりあえず謝罪だけをしてください。

そして返信が来て、相手が許してくれた場合や相手も非を認めた場合は、そこで復縁を申し込むようにしてください。

相手の怒りが収まっていないときは少し時間を空けたほうがいいです。

謝ったけど反応がない場合は、3~5日後くらいにもう一度謝罪の連絡をしてみてください。

それで返信が来ればそのときに復縁話を、また無視をされた場合はさらに5日後くらいに復縁を望んでいることを伝えるといいと思います。

別れ際に相手が泣いていた場合

相手のほうから別れを切り出したのに、別れ際に相手が泣いていた、ということもよくあります。

感情的になっていて自然と涙が出たのかもしれません。

でもこの場合、相手にまだ好きな気持ちが残っている可能性もあります。

別れ話をしているときに「別れたくない」と伝えたと思いますが、そのときに相手の気持ちが変わらなかったとしても、数日経つと復縁を受け入れてくれることもあります。

1~2週間後くらいにもう一度想いを伝えてみるといいと思います。

それでもダメだったら、3か月程度の冷却期間を置くようにしてください。

参考記事なぜ泣いていたのか?別れを告げた相手が涙を見せる3つの理由

すれ違いや勘違いをされていることがある場合

すれ違いや勘違いをされていることがある場合は、とにかく釈明をしてください。

別れないといけない理由も、別れを受け入れないといけない理由もありません。自分のダメだったところを改善する必要もないので、そのための時間もいりません。

言っていることを信じてもらえないときやまともに話を聞いてもらえないときなどは、手紙を書くことも検討してみてください。

参考記事復縁に繋がる正しい手紙の書き方と注意点、渡すべき状況について

寂しい思いをさせていた場合

相手に寂しい思いをさせていた場合は、好きだという素直な気持ちを包み隠さずに伝えてください。

「自分は必要とされていないんじゃないのか…」と思われているので、「愛されている」という実感を与えることが最優先事項です。できれば会って直接伝えることをおすすめします。

遠距離で復縁を目指す場合も同じです。

会えないことが原因で別れることになったのなら、できるだけ早く会う機会を作ってください。そして、ちゃんと話をするようにしてください。

相手がこれまでと同じように接してくる場合

復縁は断られたけど、今も連絡を取り合い、会っている。

このように別れたあとも恋人みたいな関係が続いている場合も、とりあえず冷却期間はいならいと判断して構いません。

それほど警戒されているわけでも嫌われているわけでもなく、未練が残っている可能性もあるからです。

ただし、復縁を迫ってはいけません。

  • まだ迷っているけど、今は別れたい気持ちのほうが強い
  • よりを戻すつもりはないけど、大切な存在であることに変わりはないから、完全には関係を終わらせたくない
  • もう友達として割り切っていて、何でも話せて一緒にいると落ち着く親友として接している

このようなことも考えられるからです。

もし相手に未練が残っていれば、今の関係を続けていれば復縁を申し込んでもらえます。

つまり、連絡を取らない期間や会わない期間などは必要ないけど、一旦復縁とは切り離して、しばらくは友達として接する期間が必要、ということです。

とりあえず2週間くらいは様子を見てみましょう。

それでも変化がなければ、今はやり直す気はないということです。

少しずつ距離を置くようにしてください。

冷却期間を置かずに行動したけどダメだったら?

この場合は冷却期間が必要になります。

ここで挙げたパターンに当てはまっていても、すでに相手の気持ちが固まっていて、未練も残っていなかったら、しばらく距離を置かないと復縁はできません。

また、別れの原因が関係している可能性も否定できません。

原因を勘違いしたまま進めると、「この人は何も分かっていない」と思わてしまいます。それではさらに印象が悪くなります。

冷却期間なしで行動したけどダメだったら、2~3か月を目安に冷却期間を置くようにしてください。

大した用件もないのに冷却期間中に相手から連絡が来ることがある場合は2か月、それ以外の場合は3か月を目安にするといいでしょう。

冷却期間が必要かどうか判断が難しいケース

スマホと砂時計

以下のケースでは、状況によって冷却期間の必要性が変わってきます。

  • 結婚に対するプレッシャーがあった
  • 相手に他に気になる人や好きな人がいる
  • 浮気が原因で振られた

このような場合、通常は冷却期間が必要になります。

でも、冷却期間を置かないほうが復縁できることもあります。

なので、簡単には引かないほうがいいです。

一度復縁を断られても、少し日にちを空けてまた想いを伝えてみてください。相手の気持ちを引き止めることができるかもしれません。

浮気をした場合は、何度も謝ってください。許してもらえるかもしれません。

それでも相手の気持ちが変わらなかった場合は冷却期間を置いてください。

結婚に対するプレッシャーがあった場合

結婚に対するプレッシャーがあった場合は、とりあえず3か月を目安にしてください。

お互いが冷静になる時間を作ることが目的です。

嫌われたわけではないので、相手の気持ちが落ち着くまで待てば復縁できる可能性が高いと思います。

相手に気になる人や恋人がいる場合、浮気が原因の場合の目安は半年以上

  • 相手に気になる人や好きな人がいて、何度想いを伝えてもダメだった
  • 浮気が原因で振られ、何度謝っても許してもらえなかった

この場合は半年以上は冷却期間が必要になると考えてください。

相手に気になる人や好きな人がいる場合は、もうその人のことしか考えられなくなっています。半年くらい経たないと相手にもされない状況です。

浮気をして相手を裏切った場合も、また自分のことを受け入れてもらうには半年以上は必要です。

冷却期間が1か月程度で済むケース

振られたとき、しつこくすがって相手を困らせたけど、無理だと思ってすぐに手を引いた。

この場合は、とりあえず冷却期間は1か月程度を目安にしてください。

すぐに別れを受け入れたのであれば、それほど悪いイメージは持たれていません。

とりあえず1か月くらい経った頃に連絡をしてみてください。返信が来れば、まずは友達関係を目指し、少しずつ距離を縮めていきましょう。

もし無視をされた場合は、まだ相手に心の準備ができていない可能性があります。

さらに2週間~1か月くらいは様子を見るようにしてください。

冷却期間なしで復縁を目指す場合のポイントと注意点

砂時計

復縁するのに冷却期間がいらないパターンについてお伝えしましたが、こちらの対応の仕方で復縁できるかどうかが変わってくることもあります。

冷却期間なしで復縁を目指す場合のポイントと注意点について解説します。

感情的にならず、冷静に想いを伝えること

冷却期間なしで想いを伝えたほうがいいケースでは、感情的にならず、冷静に想いを伝えることが重要です。

あなたが冷静さを失うと相手も感情的になり、素直に復縁を受け入れてくれなくなるからです。

取り乱したりすると、これまでに見たことがないあなたの姿に相手が戸惑い、気持ちが冷めてしまうこともあります。

つい余計なことを言ってしまい、それが致命傷になることもあります。

とにかく冷静に話をすることを心がけてください。

相手の気持ちに理解を示すこと

自分の気持ちを伝えるだけでなく、相手の気持ちに理解を示すことも忘れないでください。

「なかなか会う時間を作れなくて寂しい思いをさせていたよね。ほんとごめん」という感じで、自分の言動のせいで相手にどんな思いをさせていたのかを理解できたことを具体的に伝えるんです。

そうすることで、「ちゃんとこっちの気持ちを分かってくれているんだな」と思ってもらえて、相手が復縁を受け入れてくれる心理状態になります。

一方的に自分の気持ちを伝えるのとは相手が受ける印象が大きく違うのが分かると思います。

ダメだった場合はすぐに引き下がること

復縁を申し込んでもはっきりと断られたら、もう相手の気持ちは固まっています。

そこでしつこく復縁を迫ってしまうと、避けられるようになる可能性があります。

ダメだった場合はすぐに引き下がり、いったん別れを受け入れて冷却期間を置くようにしてください。

体の関係は持たないこと

曖昧な返事しかくれなかったり、断られたりして、復縁できたわけではない場合に体の関係を持つのはNGです。

相手にやり直す気がないのに体を求めてきたのだとしたら、それは体だけが目当てだということです。そこで体を許してしまうと、そういう関係を受け入れたと思われ、都合のいい存在になってしまう可能性があります。

そうなると復縁は難しくなるので、体の関係は持たないように気をつけてください。

参考記事元彼と体の関係を持つと復縁できる可能性が低くなる4つの理由

友達に戻れている場合は今の関係を続けること

すでに友達に戻れている場合は、しばらくは今の関係を続けるようにしてください。

今は友達として見られている可能性が高く、焦って復縁を申し込むと友達関係も終わってしまうことがあるからです。

また、友達に戻れているということは、あなたに対する警戒心も悪いイメージも少ないということです。

友達関係を続けていたほうが復縁できる可能性が高い状況です。

  • 自分磨きをして、より魅力的になった姿を見せること
  • 会ったときには楽しい時間を過ごすこと
  • 安心感や心地よさを感じてもらうために自然体で接すること

この3つを意識していれば、少しずつ相手の反応が変わっていくはずです。

参考記事友達に戻ると復縁が上手くいくのか?友達状態から復縁する方法も解説

まとめ

冷却期間なしで復縁できるパターンと、冷却期間なしで復縁を目指す場合のポイントと注意点について解説しました。

冷却期間の必要性や長さは状況によって変わってくるため、判断が難しいところではありますが、ここで挙げたケースに当てはまる場合はとりあえず冷却期間なしで行動を起こしてみてください。

すぐに復縁できるかもしれません。

ダメだった場合はいったん別れを受け入れ、冷却期間を置けばいいだけの話です。