「復縁したくて沈黙してるけど、元彼から連絡がきません。どうしてなんでしょうか?復縁は諦めたほうがいいんでしょうか?」
こんな相談メールが届きました。
「沈黙してるけど連絡がこない」という相談を受けることはよくあります。
- 復縁をするためには沈黙をする必要があること
- 沈黙していたら連絡が来る可能性があること
こういう知識は多くの人が持っているようです。
それなのに、連絡がこない。
不安になるのも仕方がないと思います。
- では、沈黙しているのになぜ連絡がこないのでしょうか?
- そんな状況でも復縁はできるのでしょうか?
- これからどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、そのことについて解説したいと思います。
復縁するために沈黙が有効な理由
復縁するために沈黙が有効なのは、以下の理由からです。
- もう復縁を迫らないことや別れを受け入れたことを分かってもらえる
- 相手の警戒心が薄れる
- 自分に対する悪いイメージがなくなる
- その結果、友達として連絡を取ることや会うことができるようになる
- 相手が寂しさを感じたり、あなたの大切さに気付いたりして、復縁したくなることがある
別れてすぐには復縁が無理な状況でも、沈黙する期間を作ることで復縁可能な状況になるわけです。
その期間は状況によって変わってきますが、平均で2~3か月くらいです。
冷却期間なしで復縁できるパターンもありますが、沈黙したほうが復縁の可能性が高くなることがほとんどです。
沈黙をしていると元彼や元カノから連絡が来るものなのか?
「沈黙してたら連絡が来た」という人もいます。
でも、そういうことはあまり多くありません。これまで800名以上をサポートしてきた経験からいうと、3割前後というところでしょうか。
沈黙していたら連絡が来るものだと思っている人がいるのですが、決してそんなことはありません。
復縁したくて沈黙してるのに連絡がこない5つの理由
復縁したくて沈黙してるのに、なぜ連絡がこないのか?
それは、以下の5つのうちのどれかであることがほとんどです。
未練がない
沈黙してるのに連絡がこないのは、未練がないことが一番に考えられます。
相手に未練が残っていたら、沈黙していると、ほぼ確実に連絡がきます。あなたのことが気になり、連絡を取りたくなるからです。
もし相手が復縁したくなっていたとしたら、連絡をせずにはいられないでしょう。
現時点では未練も復縁する気もないから連絡がこない、と判断できます。
まだ悪いイメージが強い
まだあなたの悪いイメージが強い状態だと、沈黙期間を置いても連絡が来ることはないと思います。
- まだ怒っている
- 許せないことがある
- 根に持っていることがある
このように、別れの原因となった言動や出来事、別れたときや別れたあとの言動のことなどで、数か月経ってもまだ悪いイメージが強く残っていることがあります。そんな状態だと、自分から連絡をしようとは思わないでしょう。
- 完全に嫌われたと感じていた
- 別れた直後から無視されていた
- 「もう連絡しないで」と言われた
こんな場合は、別れたときにかなり印象が悪くなっていた可能性があります。連絡が来るとしても、それはまだ先のことだと思います。
連絡を取りたいと思わない
ただ単に連絡を取りたいと思わないから、ということも考えられます。
「嫌いではないし、もうなんとも思っていないけど、別に連絡をしたいと思わない」
こんな人は多いと思います。
未練がなくて、復縁する気もなければ、わざわざ別れた人に連絡をする理由がありませんからね。沈黙しても連絡がこなくて当然です。
用がない
久しぶりに連絡を取りたい気持ちがあっても、用がないと自分からは連絡をしない人もいます。
「久しぶり。元気?最近どう?」
用がないと、こんな内容になってしまいます。それだと連絡をしづらいと感じる人もいるはずです。
なんで今さらそんなことで連絡をしてきたんだろう?
そう思われるのが嫌で連絡ができずにいる人や、変に勘違いさせてしまうのを心配している人もいるでしょう。
「友達には何気ない連絡ができても、用がないと元彼や元カノには連絡できない」という心境は、あなたにも理解できるのではないでしょうか?
気まずい
気まずくて連絡できない人もいると思います。
特に相手が振った側なら、あなたを振って悲しませた罪悪感があります。
- 自分から連絡をするのは気まずい
- どんな感じで連絡をしたらいいか分からない
- どんな距離感で、どう接したらいいか分からない
- 「よく連絡してこれたね」と思われそう
こんな気持ちがあっても不思議ではありません。
振った側から連絡をするのは、意外と勇気がいるものです。
沈黙中に連絡がこなくても復縁できる
- 沈黙していて連絡が来たら復縁できる可能性がある
- 沈黙しても連絡がこなかったら復縁できない
こう思っている人がいるのですが、そんなことはありません。
沈黙中に連絡がこなくても復縁できます。
前述した5つの理由によって相手から連絡がこなくても、もう少し時間を置いたり、こちらから連絡をしたりすることで、相手の気持ちや状況が変わることが多いからです。
最初にお伝えしたとおり、沈黙しているだけで相手から連絡が来るのは、3割程度です。
その理由には、前述した5つの理由が関係しています。
- 未練がない
- まだ悪いイメージが強い
- 連絡を取りたいと思わない
- 用がない
- 気まずい
つまり、しばらく時間を置いても、こういった理由で相手からは連絡がこないことのほうが多いわけです。
でも、未練がなかったとしても、元彼や元カノと友達に戻ることはできます。友達に戻れたら、もう一度好きになってもらうことも難しくありません。
まだ悪いイメージが強かったとしても、もう少し経てばそのイメージは薄れていきます。3か月では足りなくても、半年後の男性心理と女性心理は大きく変化しています。
連絡を取りたいと思わない、用がない、気まずい、という理由で連絡が来なかった場合は、こちらから連絡をすれば返信をくれる可能性が高いです。
いつまで経っても連絡が取れなければ、復縁は難しいと思います。
でも、連絡さえ取れるようになれば復縁は可能です。
沈黙期間が終わったら自分から連絡をすることが重要
別れたあとは、待っているだけで相手から連絡が来ることはあまり期待できません。
重要なのは、沈黙期間が終わったら自分から連絡をすることです。復縁をするためにはあなたからきっかけを作らないといけないんです。
その第一段階が、自分から連絡をして、友達としてやり取りができる状況、会える状況を作ることです。
沈黙してから2~3か月が経ったら、まずは一度連絡をしてみてください。
難しく考える必要はありません。久しぶりに友達に連絡をする感覚でLINEかメールを送ってみましょう。
とりあえず以下の3点を意識していただければ大丈夫です。
- 連絡をした理由や目的が伝わるように、質問系の内容にすること(「聞きたいことがあったから連絡をした」というのが伝わるため)
- 簡単な挨拶をしたあと、すぐに本題に入ること(余計なことを書くと、質問は口実だと思われて警戒されるため)
- 返信が来たあと、無理にやり取りを引き延ばそうとしないこと(めんどくさいと思われたり、警戒されたりする恐れがあるため)
連絡を取るのを相手が嫌がっていなければ、高い確率で返信が来るはずです。
相手からも質問をされたり、会話が盛り上がったりした場合は、何度でもやり取りを続けて構いません。
相手からの返信内容を見て、「このへんで終わらせたほうがいいかな」と感じたら、そこでやめるようにしましょう。
連絡をしても返信がなかった場合はもう少し待つ
連絡をしても返事なしの場合は、まだ相手に連絡を取る気がないということです。
無視するのは、「連絡をしてきても返信はしないよ」ということを分からせるための意思表示です。つまり、「連絡をしてこないで」ということを伝えているわけです。
そこで何度もLINEやメールを送り続けると、さらに印象が悪くなります。
現時点では、沈黙期間を延長するしかありません。最低でも2か月は延長したほうがいいでしょう。
返信は来たけど相手が冷たかった、という場合も、もう少し、できれば1か月くらいは様子を見たほうがいいと思います。「無視するのは悪いから返信をしたけど、今はまだ連絡を取りたい気分じゃない」と思っている可能性があるからです。
相手の反応や接し方に違和感を覚えたら、焦らずに時間を置いたほうがいいでしょう。
沈黙期間後のLINEやメールの送り方については以下の記事で詳しく解説していますので、連絡をするときにはこちらを参考にしてみてください。
まとめ
復縁するためにはしばらく沈黙をするのが有効ですが、それだけでは相手からは連絡がこないかもしれません。
でも、復縁はできます。
待っているだけで自分からは連絡をしていないのであれば、まずは一度連絡をしてみてください。
たとえ無視されたとしても、もう少し時間を置くと、大抵の場合は連絡が取れるようになります。
その後のことも含め、沈黙してから復縁成功までのアプローチの仕方については以下の記事で詳しく解説しています。沈黙期間(冷却期間)が終わったら、こちらを参考にして進めてみてください。