復縁の可能性は状況によって変わってきます。
「こんな状況だけど、復縁できるのか?」
復縁を望んでいる方なら、誰もが気になっていることだと思います。
そこでここでは、復縁の可能性がある状況について解説しています。
また、復縁を成功させるためのポイントについても紹介しています。
復縁の可能性を知りたい方や復縁を成功させたい方は参考にしてみてください。
別れた人と復縁できる可能性は20%前後
一般的に別れた人と復縁できる可能性は20%前後だと言われています。様々なデータをも見ても、この数字は一致しています。
元恋人との復縁を望んでいた男女50名を対象に当社が行ったアンケートでも、別れてから1年経った時点で復縁できていた人は、22%(50人中11人)でした。
復縁を望んでいた人の中で実際に復縁できたのは、約5人に1人という計算になります。
復縁できた人たちに共通していた点
前述した復縁できた人たち全員(11人)に共通していたのは、以下の5つの点です。
- 相手に好きな人や新しい恋人がいなかった
- 交際期間が1年以上だった
- 相手を裏切ったり悲しませたりしたことが原因ではなかった
- 別れたあとも連絡が取れる関係性だった
- 別れたあとに冷却期間を置いた
それぞれ状況は違いましたが、復縁できた人は全員、この5つに当てはまっていました。
復縁できるまでにかかった期間は大半が3~6か月
復縁できるまでにかかった期間は、大半が3~6か月でした。
- 1か月で復縁できたのが1人
- 2か月で復縁できたのが1人
- 3か月で復縁できたのが3人
- 4か月で復縁できたのが2人
- 5か月で復縁できたのが1人
- 6か月で復縁できたのが2人
- 9か月で復縁できたのが1人
別れたあとも相手から連絡が来たり、相手から誘われて会えていた人は、復縁できるのも早かったです。
反対に、連絡は取れていたけど相手が素っ気なかったケースや、完全に避けられていた人は、半年以上かかっていました。
これまでの経験から言っても、順調にいけば、3~6か月くらいで復縁できる人が多いです。
ちなみに、私がサポートをした場合は、ほとんどが1~3か月で復縁できています。
状況に応じたアプローチを行うことができれば、3か月以内に復縁を成功させることも可能です。
復縁できる可能性が高い6つの状況
私がこれまでに800名以上をサポートしてきた経験から、復縁できる可能性が高いと言えるのは、以下の状況に当てはまっている人です。
1.相手に好きな人や新しい恋人がいない
復縁できるかどうかは、相手に好きな人や新しい恋人がいるかどうかで決まると言っても過言ではありません。
相手に好きな人や新しい恋人がいれば、復縁を考えてもらうことができません。
でも、相手がフリーなら、また異性として意識させることも、大切さに気付いてもらうことも、「復縁したい」と思ってもらうこともできます。
相手に好きな人や新しい恋人がいなければ、復縁できる可能性があります。
2.交際期間が1年以上のカップル
私の経験上、復縁できているカップルは、そのほとんどが交際期間が1年以上でした。
それには以下の理由が考えられます。
- 本当に好きで付き合った
- 付き合ってからもどんどん好きになっていった
- 相性の良さや心地よさを感じていた
- 多少嫌なところがあっても気にならないくらい大切に思っていた
- 真剣に将来のことを考えたことがあった
- 楽しい時間を多く過ごしてきた分、たくさんの思い出がある
これはどれも復縁をする上に有利に働きます。
別れてから寂しさを感じたり、元彼や元カノの存在の大きさに気づいたりして、相手が「復縁したい」と思うようになることも多いです。
交際期間が1年以上だったカップルは復縁の成功率が高く、別れてすぐよりを戻せている人や短期間で復縁できている人もいます。
3.別れたあとも連絡が取れる
どんな理由や原因で振られたとしても、別れたあとも連絡が取れる関係性なら、別に嫌われてはいないと判断できます。
しばらく距離を置いたほうがいいこともありますが、その後は友達として連絡を取ることや会うことができます。
別れたあとも繋がりがあれば、ちょっとしたきっかけで復縁を考えてもらえることも少なくありません。
相手のほうから連絡が来る場合は未練が残っていることも多く、復縁できる可能性がより高い状況だと言えます。
4.振られた理由が分かっている
振られた理由がはっきり分かっていた人も復縁できている人が多いです。
- 別れの原因に触れながら謝ること
- 反省していることや変わることを伝えること
- 変化をアピールすること
- 相手の前で同じことを繰り返さないように気をつけること
このような言動を取ることができるからです。
自分のダメだったところを自覚できていることや反省していること、変わろうとしていることなどが伝われば、もう一度チャンスをくれることがあります。。
5.相手を裏切ったり悲しませたりしたことが原因ではない
別れの原因は一人ひとり違うと思いますが、嫌なところがあったことが原因の場合や、相手の気持ちが冷めた場合などは、多くの人が復縁できています。
悪いイメージを持たれている状態ですが、そのイメージは時間とともに薄れ、改めて良さに気付いてもらえることが多いからです。
でも、浮気をしたり嘘をついたりして、相手を裏切ったり悲しませたりしたことが原因の場合は、恋愛感情がなくなっただけでなく、人としてあり得ないと思われ、信頼関係が完全に崩れてしまっています。
そこから相手の気持ちを取り戻すのは困難です。
相手を裏切ったり悲しませたりしたことが原因でなければ、復縁できる可能性があります。
6.別れの原因が自分で改善できるものだった場合
別れたあとに変化に気付いてもらえた人は、高い確率で復縁できています。
- 「前とは違う」
- 「別れてから変わった気がする」
嫌なところがあって別れを決意した人も、こんな風に変化を感じたら、復縁を考えてくれるようになるからです。
でも、変化をきっかけに復縁が可能なのは、別れの原因が自分で改善できるものだった場合です。
- わがままだった
- すれ違いがあった
- 相手に対して冷たくしていた
- 相手の考えを否定していた
- 相手の価値観を受け入れようとしなかった
このような場合は、その原因に応じて自分が変わろうとすれば変われるものだと思います。
でも、原因が分かっていても、自分ではどうすることもできない、すぐには状況を変えることができない、ということもあると思います。
- 収入や貯金が少ない、借金がある、などのお金の問題
- 年が離れている、年齢を理由に振られた、などの年齢の問題
- 病気が理由で別れた、うつやストレスで精神的に不安定になっている、などの体の問題
- 遠距離が原因で別れたけど、これからも遠距離が続き、会う頻度も増やせない
- 仕事が忙しいことが原因で別れたけど、今後も状況が変わらない
このような場合は、その問題や原因を解決できないと復縁は難しい状況です。
復縁の可能性があるときに相手が見せる反応
復縁の可能性がある場合や復縁成功が近づいているときには、相手から何かしらサインが出るものです。
ここからは、復縁の可能性があるときに相手が見せる反応について解説します。
相手から連絡が来る
復縁の可能性があるときの反応として一番分かりやすいのは、相手から連絡が来ることです。
あなたのことを嫌いになっていたら、もうかかわりたくないと思うはずです。もう次に進もうとしていたら、連絡をしてくることはないと思います。
相手が連絡をしてくるのは、未練や迷いがあるか、別れたあとも繋がっていたいという気持ちがあるからです。
たとえ友達として連絡をしているだけだとしても、「別れても友達ではいたい」と思っている状態です。
自分にとって必要な存在だと思ってくれているので、友達関係を続けていれば復縁できる可能性が高い状況です。
相手から誘われる
復縁から誘われるということは、あなたに会いたいと思っているということです。
「会いたい」「一緒にいたい」という気持ちがある状態です。安心感や居心地の良さを忘れられないのかもしれません。
一緒に過ごしていれば、相手が復縁を決意する可能性があります。
やり取りが続く
連絡を取っているときにやり取りが続く場合は、あなたと連絡を取ることを楽しいと思ってもらえている可能性があります。
別れたあとも当たり前のように連絡を取っていると、「やっぱり好きなのかも」と相手が思うようになることもあります。
心配する言葉や気遣う言葉をかけてくれる
心配する言葉や気遣う言葉をかけてくれる場合は、本当に心配しているか、自分のことをよく思ってほしい気持ちがあるか、のどちらかだと思います。
そしてこの場合はどちらであっても、まだあなたに好意を抱いている可能性があります。
相手が優しさや気遣いを見せてくれている場合は多くの人が復縁できています。
好きな人や恋人ができたかを聞かれる
好きな人や恋人ができたかを相手が聞いてくるということは、あなたのことが気になっているということです。
もうどうでもいい人だと思われていたら、わざわざそんなことは聞いてきません。
「他の人に取られたくない」という気持ちがある可能性もあり、その場合は高い確率で復縁できます。
相手がSNSに自分の良いところや楽しかった思い出を書いている
最近は、相手がSNSに自分の良いところや楽しかった思い出を書いていたら、そのあとに復縁できたケースが増えています。
嫌われていたら、大抵の場合は悪口を書かれます。
でも、まだ好きな気持ちがある場合や別れてから大切さに気付いた場合は、別れた人の良いところや楽しかったときのことを思い出し、そのことを投稿する人が多いようです。
- 「こういうところが嫌だったけど、すごく優しかった」
- 「いろいろあったけど、あのときはすごく楽しかったな」
このようなことを書かれているのを目にしたら、復縁できる可能性があると判断していいと思います。
復縁を成功させるための7つのポイント
ここからは、復縁を成功させるための7つのポイントについて解説します。
現時点で復縁が難しい人でも、ここでお伝えすることを参考にしていただければ復縁できる可能性が高くなります。
1.冷却期間を置く
復縁をするためには、ほとんどのケースで、別れたあとに相手と距離を置く「冷却期間」が必要になります。
しばらく距離を置かないと復縁可能な状況にならないからです。
別れたあとはお互いが感情的になっているため、相手の気持ちを考えれなくなります。そのときに取った言動でさらに嫌われてしまうこともあります。
別れたときには、相手の中であなたに対するイメージも最悪な状態になっています。未練が伝わっていれば、警戒もされていると思います。その状態で何かをしようとすれば、状況が悪化し、復縁の可能性も低くなります。
でも、時間が経てば、お互いが冷静さを取り戻せます。時間とともに警戒心や悪いイメージも薄れていきます。
一度離れることで、別れた人の大切さに気付くこともあります。
復縁が難しい状況の人でも、冷却期間を置くことで復縁の可能性を高めることができます。
そのための期間は、以下を目安にしてください。
- 別れたあとも相手から何度も連絡が来る場合は2か月
- それ以外の場合は3か月
そのくらい経った頃には、相手の心境に変化が表れていると思います。
連絡が取れなくなっている場合でも、3か月くらい経ってから連絡をすれば返信が来ることも多いです。
2.別れの原因となったところを改善する
別れることになったのは、何か原因があったからだと思います。
復縁をするためには、その原因となったところを改善することが重要です。
ほんの少しでも変化を感じないと、相手が復縁を考えてくれる可能性は低いからです。
今のままだと復縁の可能性がなくても、別れの原因となった部分の変化に気付いてもらえたら、間違いなく復縁できる可能性が高くなります。
別れの原因が分かっている場合は、そこを改善することを意識しながら冷却期間を過ごすようにしてください。
状況に問題があったのなら、その状況を変えられるように努力をしてください。
原因が分からない場合は、これまでのことを振り返りながら原因を探してみてください。
3.自分磨きをする
相手が別れを決意したときには、すでにあなたに魅力を感じなくなっている状態だと思います。
復縁をするためには、改めてあなたの魅力を感じさせる必要があります。
そこで意識してほしいのが、外見の自分磨きです。
自分磨きをして、別れたときよりも魅力的になったことに気付いてもらえたら、もう一度好きになってもらえる可能性が高くなります。
ポイントは、髪型や服装、メイクなどを相手好みに近づけること。
以前よりも自分の好みの見た目になっていたら、会ったときにドキッとし、新鮮さも感じて、異性として意識してもらえるようになると思います。
4.自分磨きをした成果をSNSにアップする
外見の自分磨きをしたら、その成果をSNSにアップするのもおすすめです。
別れたあとも、相手があなたのSNSをチェックする可能性があります。
そのときに前よりも魅力的になった姿がアップされていたら、あなたのことが気になってくると思います。
相手に未練が残っている場合は、それだけで復縁したいと思ってもらえることもあります。
SNSにアップするときには、以下の点を意識してください。
- 一人で撮った自撮りを載せるのはわざとらしいので、複数人で撮ったものを載せる
- 最近頑張っていることや新たに始めたことなどについて投稿をする
- 毎日楽しく過ごしていることや充実した日々を送っていることが伝わる内容の投稿をする
こういったことを意識すると、相手に興味を持ってもらえると思います。
5.冷却期間が終わったら友達として連絡が取れる関係を作る
冷却期間が終わっても、やっとアプローチができる状況になっただけで、すぐに復縁できるわけではありません。
これから距離を縮めていくために、まずは友達として連絡が取れる関係を作ってください。
以前のようにやり取りができるようになれば、会うこともできるはずです。
会えるようになれば、変化や自分磨きをした成果にも気付いてもらえます。
一緒に過ごしていれば、安心感や心地よさ、懐かしさなどを覚え、復縁したいと思ってもらえる可能性も高くなります。
連絡をするときには、復縁のことには一切触れず、「久しぶり?」という感じで、数か月ぶりに友達に連絡をする感覚でLINEかメールを送ってみてください。
久しぶりだと気まずさもあると思うので、最初は何か質問をするような内容がいいと思います。
質問をすれば、相手はその質問に答えればいいだけなので、返信をしやすくなります。
そして返信が来たら、質問をした件に関する話題を広げたり、近況を報告し合ったりして、友達として自然なやり取りを行ってください。
何度かやり取りができるようになれば、相手との距離が縮まると思います。
相手も友達として気さくに接してくれるように感じたら、食事に誘ってみてください。
6.さり気なく変化をアピールする
会ったときには、さりげなく変化をアピールしてみてください。
自分のわがままが原因だったのなら、わがままなところは見せずに、相手のことを一番に考えた言動を取るようにするといいと思います。
いつも同じような過ごし方をしていて、マンネリが原因として考えられる場合は、最近は一人でいろんなところに行っていることなどを話せば、変化が伝わります。
このように、別れの原因と関係していることで何か変化をアピールできることがあれば、言葉や行動でさりげなく伝えてみてください。
- 「なんか変わった気がする」
- 「どうしたんだろう?」
- 「自分の知らない間に何があったんだろう?」
こんな風に思ってもらえたら、復縁成功は一気に近づきます。
7.楽しかった頃の記憶をよみがえらせる
相手に復縁を意識させるためには、楽しかった頃の記憶をよみがえらせるのも効果的です。
以前のように接してくれるようになったら、思い出話をしてみてください。
楽しかった思い出を話題に出し、「あの頃は楽しかったな」と思わせることができたら、相手の中で楽しかった記憶がどんどんよみがえってきます。
そのとき一緒にいたのは、あなたです。
あなたと特別な時間を過ごしたことを再認識してもらえたら、復縁を考えてもらえるようになると思います。
復縁できるかどうかの判断基準
別れたあとは、時間とともに状況が変わることがよくあります。
例えば、復縁の可能性が高い状況に当てはまっていても、相手にやり直す気がない場合は、少しずつ関係を断とうとする人がいます。
反対に、最初は復縁の可能性がない状況でも、相手の気持ちに変化があり、復縁可能な状況になることも少なくありません。
そこで最後に、復縁できるかどうかの最終的な判断基準についてお伝えしたいと思います。
以下の基準をすべてクリアしていれば、復縁できる可能性があると判断していいでしょう。
冷却期間後、まだ相手に新しい恋人がいない
相手が本気で別れを決意した場合、すぐに復縁できることはほとんどありません。復縁をするためには、3か月程度の冷却期間が必要になります。
ただ、その間に相手に新しい恋人ができることがあります。恋人ができたら、いったんは諦めるしかなくなります。
でも、冷却期間後にまだ恋人がいなければ、復縁は可能な状況です。
冷却期間後に連絡を取ることや会うことができる
元々そこまで嫌われていなかった場合や、冷却期間を置いたことであなたの対する警戒心やネガティブな感情がなくなった場合は、冷却期間後に連絡を取ることや会うことができます。
そのような関係になれたら、あなたの良さや大切さに気付いてもらえる可能性が高くなります。
反対に、冷却期間を置いても連絡を取ることや会うことができない場合は、もう相手は関係を断とうとしているのかもしれません。
さらに時間が経てば状況が変わるかもしれませんが、せめて連絡が取れるようにならない限り、復縁の可能性は出てこないと思います。
付き合っていた頃のように接してくれる
連絡を取ることや会うことができるようになっても、相手が素っ気なかったら、あなたからの連絡や誘いに仕方なく応じてくれていることも考えられます。それでは、まだ復縁できる状況とは言えません。
でも、相手が付き合っていた頃のように接してくれるようになったら、復縁できる可能性がかなり高い状況です。
- 何度もやり取りが続く
- 付き合っていた頃のようなテンションで応じてくれる
- 頻繁に連絡を取り合っている
- 相手のほうから連絡が来ることがある
- 会ったときに楽しそうにしている
このような状況になったら、復縁は成功間近だと思います。
どんな状況でも復縁の可能性はある
復縁できる可能性について解説してきましたが、ここで挙げたのはあくまでも目安です。
可能性が高いからと言って絶対に復縁できるわけではありません。間違ったことをすれば可能性は低くなります。
反対に、可能性が低いからといって復縁できないわけでもありません。今後状況が変わることも十分に考えられます。
また、今がどんな状況でも、自分の状況に応じた正しい行動を取ることができたら、復縁できる可能性は高くなります。
本気で復縁を目指すなら、まずはここでお伝えしたことを参考にして、やれることをやってみてください。
諦めるかどうかを判断をするのは、何か月か先でもいいと思います。
冷却期間を置いても状況が変わらなかったり、改めて復縁を申し込んでも断られたりした場合は、ちょっと厳しいかもしれません。
でも、それまではできることがあります。
復縁できる確率を高めるためには、自ら復縁の可能性を低くするような言動を取らないことも重要です。
「復縁したいときの注意点|別れてからやってはいけないこととは?」を参考にして、別れたあとに今以上に状況を悪化させないように気を付けてください。
“復縁できる可能性が高い6つの状況とは?実際に復縁できている人が多いケースを紹介” への1件のフィードバック