復縁を申し込んだとき、「復縁するか(復縁したいか)分からない」と答える人がいます。
「相手は本当はどう思っているのでしょうか?この場合、どうしたらいいのでしょうか?」
このような相談を何度も受けてきました。
たぶん同じように悩んでいる人も多いと思います。
そこで今回は、「復縁するか分からない」「復縁したいか分からない」と答える人の心境とその場合の対応の仕方について解説します。
「復縁するか分からない」ってどういう意味?
「『復縁するか分からない(復縁したいか分からない)』と言われたんですが、どういう意味ですか?」と聞かれることがあります。
これは単純に、「今はなんとも言えない」「はっきりとは答えられない」ということだと思います。
- どうしたいのか、どうしたらいいのか、自分でも分からない
- すぐには返事ができない
こういう意味だと捉えるのが自然です。
復縁を申し込んだときに「分からない」と答える相手の心境は?
なぜ「分からない」と答えるのか?
相手の心境としては、以下の可能性が考えられます。
本当に自分の気持ちが分からない可能性
まず考えられるのは、本当に自分の気持ちが分からない可能性です。
- 「今は別れたいと思っているけど、もしかしたら気持ちが変わるかもしれない」
- 「未練はあるけど、今は復縁したいのか分からない」
- 「別れるつもりでいたけど、復縁を望まれたことで気持ちが揺らぎ、自分でも分からなくなった」
こういう心境だと、「復縁するか分からない」と答えるしかありません。
本当に分からないので、復縁はありか、なしか、の二択で答えを求められても困る状態です。
復縁を迷っている可能性
復縁を迷っている可能性もあります。
でも、今は別れたい気持ちのほうが大きく、復縁したいと言われても「いいよ」とは言えない。
やり直したところで上手くいくことも思えない。またすぐに別れることになるかもしれない。
とはいえ、復縁したくなるかもしれないから、「無理」と答えることもできない。
だから、「分からない」と言っていることも考えられます。
相手の気持ちを考えると、中途半端な状態で軽々しく言えない、と思っている人も少なくありません。
これからのあなたの言動を見て判断しようと考えている可能性
復縁を迷っている人の中には、一人になって考える時間がほしいと思っている人と、友達として関係を続けながら答えを出したいと思っている人がいます。
後者の場合は、これからのあなたの言動を見て判断しようと考えている可能性があります。
- 「変わろうとしているのが伝わってくれば復縁を考えようと思う」
- 「嫌だったところが少しでも改善されていたら復縁を決意できると思う」
- 「自分でも自分の気持ちがよく分からないから、しばらく関係を続けながら答えを出したい」
こういう心境です。
「復縁するか分からない」と言われたあとも連絡を取ることや会うことができている場合は、この可能性が考えられます。
きっぱり断ることができない可能性
復縁をするつもりはないけど、きっぱり断ることができない可能性もあります。
きっぱり断れば相手を傷つけてしまうのが分かっているから。
本気で復縁を望んでいる相手の気持ちを知り、これ以上悲しませなくて、断ることができなくなったことも考えられます。
いったん保留という形にしておいて、相手の気持ちが落ち着いた頃に「やっぱりごめん」と伝えようと考えているのかもしれません。
めんどくさいからはぐらかしている可能性
しつこく復縁を迫っている場合、「もう断るのもめんどくさいから、はぐらかしておこう」と考えている可能性もあります。
すでに断ったのにまた復縁を迫られると、「もう断ったじゃん。なんで分かってくれないの?」という気持ちになります。
そして、断るのもめんどくさくなります。「どうせ断っても納得してくれないんでしょ?」と。
そうすると、「分からない」とはぐらかせておいて、その場をやり過ごそうと考えるようになるんです。
そのままフェードアウトしようと思っている人もいるかもしれません。
今後連絡が取れなくなった場合は、この可能性が高いと思います。
「復縁するか分からない」と言われた場合の対応の仕方
「復縁するか分からない」と言われた場合は、以下のことを意識して対応するようにしてください。
しつこく復縁を迫らない
まず、しつこく復縁を迫るのはやめてください。
相手がどんな心境であれ、「分からない」と言っているのに何度も復縁を迫られたら、どんどんあなたのことが嫌になってくると思います。
未練があって復縁を迷っている人も、「やっぱりやめておこう」という気持ちになるかもしれません。
相手の気持ちを考えない自分勝手な人と思われたら、復縁は難しくなります。
相手に考える時間を与える
「分からない」と言っている人には、しばらく考える時間を与えてください。
相手の本心は分かりませんが、そう言っている以上、すぐに答えを求めるべきではありません。
本当に自分の気持ちが分からないかもしれないし、復縁するか迷っていて、考える時間がほしいと思っているかもしれないわけですから。
復縁をするためには、相手の気持ちを一番に考えて行動をすることが重要です。
自分からは連絡をしない
相手に考えてもらっている間は連絡をしないようにしてください。
連絡をすると、「また復縁話かも」と警戒されたり、答えを急かしているように思われたりするからです。
「分からないって言ったんだから待ってよ」という気持ちになり、さらに印象が悪くなります。
相手から連絡が来れば応じるべきですし、どうしても連絡をしないといけないことがあるときは仕方ありませんが、それ以外で連絡をするのは控えるようにしましょう。
そのあとも繋がりがある場合は同じ過ちを繰り返さない
「分からない」と言われたあとも連絡を取ることや会うことができている場合は、あなたの言動次第で相手が復縁をするかどうかを判断する可能性があります。
そこで復縁を決意してもらうために重要なのは、同じ過ちを繰り返さないことです。
別れの原因となったことを繰り返したり、「ここが嫌だな」と思っていたところを見せたりすると、復縁する気はなくなると思います。
でも、同じことを繰り返さないように気をつけていることや、ほんの少しでも変化を感じることがあれば、あなたが反省していることや変わろうとしていることが伝わります。
復縁したくなるのはどっちか?
言うまでもありませんよね。
返事がなければ2週間後に連絡をしてみる
しばらく経っても相手から返事がなければ、2週間後くらいに連絡をしてみるといいと思います。
自分の気持ちが分からない人や復縁を迷っている人だと、答えが出たら返事をくれることが多いです。
でも、自分からは切り出しにくいと思っている人もいます。
また、断ることができずに「分からない」と答えた人や、めんどくさくてはぐらかした人の場合だと、「このまま何も言ってこなければスルーしとこう」と考える人も少なくありません。
「返事がなければダメだってことで諦めよう」と思っている人は、それで構いません。
でも、断られるかもしれないけど答えを知りたい人は、こちらから聞くべきです。
「復縁するか分からないって言ってたけど、もし気持ちが決まったのなら聞かせてほしい」と。
2週間もあれば、大抵の人は答えが出ていると思います。
不安な人は、1か月くらい待ってもいいかもしれません。
会えている場合は焦って答えを聞かないほうがいい
別れたあとも会えている場合は、焦って答えを聞かないほうがいいです。
特に何度も会えているのであれば、一緒に過ごしているなかで慎重に判断をしようとしているのかもしれません。少しずつ復縁したい気持ちが大きくなっているのかもしれません。
そんな、まだ自分のなかで答えが出ていないタイミングで聞かれても、はっきりとは答えられない可能性があるんです。
すると、なんとなく気まずくなり、会うのに抵抗感を覚えることがあります。あと一歩のところまで来ていたのに、急に関係が終わってしまうこともあるんですね。
会えている場合は、相手が言ってくるまで待つか、こちらから聞くにしても2~3か月くらい様子を見てもいいと思います。
その間は、一緒に過ごす時間を楽しんでもらうことだけを意識していれば大丈夫です。
まとめ
「復縁するか(復縁したいか)分からない」と言われると、誰でも戸惑うと思います。
どういうことなのか理解できずに、問いただしたくなると思います。
でも、そんな風に言うのには何か理由があります。
その心境として考えられるものについては、ここでお伝えしたとおりです。
そして、どういう心境だとしても、「今は分からないという気持ちを理解してほしい、察してほしい」と思っている可能性が高いです。
とりあえずやるべきことは、その気持ちを受け入れ、相手に考える時間を与えることです。
最低でも2週間は待って、相手から何も言ってこなければこちらから聞いてみましょう。