恋人に振られた瞬間から「絶対に復縁する」と気持ちを切り替えられる方は少ないと思います。

あなたはどうでしたか?

「別れたくない」「やり直したい」と、どれだけ想いを伝えても受け入れてもらえなくて、「もう無理なのかもしれない」と考えたのではないでしょうか?

相手が別れを選んだのだから、その気持ちを受け入れるべきなのではないか?

そんな風に考えている方もいるはずです。

そこで悩むのが、復縁を諦めるべきか、ということだと思います。

一度は諦めようと考えていた私の話

指輪

私も以前、復縁を経験しました。

しかし、このときもすごく悩みました。

自分のせいで散々嫌な思いをさせて、関係を終わらせる決断をした彼女に対し、自分の都合で復縁を迫っていいのだろうか?

「絶対に失いたくない大切な人だから、どうしてもよりを戻したい」

でも、これって自分勝手な考えなのかもしれない…。彼女のためにも自分は手を引いたほうがいいんじゃないか?

そんな葛藤があり、一度は諦めようとしました。

多分、誰もが通る道だと思います。

「もっといい人と出会えるかもしれない」

そう言い聞かせて、自分を納得させようとしていたんです。

でも、考えれば考えるほど彼女の存在の大きさ、大切さに気付いて、復縁以外の選択肢はなくなっていきました。

彼女の笑顔、声、仕草、癖、拗ねたときの顔、ケンカをしたあとの気まずそうな顔など、いろんなものが浮かんで、「やっぱ彼女じゃないとダメだ」という結論に至って、復縁を目指そうと決意したんです。

そして、『7step(7つのステップでもう一度好きにさせる方法)』を参考にして、すぐに動き始めました。

もしここで本当に諦めていたらどんな人生が待っていたのかは分かりませんが、その彼女と家庭を持ち、子供にも恵まれ、幸せな毎日を送っている今、このときの自分の選択は間違っていなかったと、自信を持って言えます。

復縁はやってみなければ分からない

夕陽を眺めるカップルの後ろ姿

  • 「復縁は可能ですか?」
  • 「諦めたほうがいいですか?」

このような相談をいただくことがあります。

私からはっきりと言えるのは、「やってみなければ分からない」ということ。

どんなに簡単なケースも、間違った行動を取れば失敗に終わることがありますし、不可能だと思えるようなケースでも、些細なことがきっかけで相手の気持ちが変わり、短期間で復縁できることもあります。

つまり、状況は常に変わっていくわけです。復縁できるかどうかを現状だけを見て判断することはできないんですね。

  • 何か月も連絡が取れなかった状況から復縁をした人
  • 相手から直接「復縁はあり得ないから」と言われていた状況から復縁をした人
  • 「もう私に関わらないで」と突き放されていた状況から復縁をした人
  • 新しい恋人がいる状況から復縁をした人

こんな人をたくさん見てきました。

そして全員が口を揃えて、「無理だと思っていた」「諦めなくて本当によかった」と言います。

分かりますか?

未来を予知できる人なんていません。

復縁できるかどうかは、やってみなければ分からないんです。

自分で結論を出すしかない

砂浜に書いたハート

復縁を目指すのか、諦めるのか。

それは自分で結論を出すしかありません。

真剣に別れと向き合ってください。時間をかけて自分の気持ちと向き合ってください。

そして、いっぱい悩んでください。

自分が幸せになるためにその人が必要だと思うなら、迷わず復縁を目指すべきです。

このまま失ったら後悔をすると思うなら、やれることをやってみるべきです。

もしそれでダメだったら、そのときに諦めればいいじゃないですか。

自分の中で期限を決めてもいいと思います。「3か月以内に連絡が取れなかったら諦める」とか、「半年以内に手応えを得られなかったら諦める」とか。

やる前から諦めたり、勝手に無理だと判断して諦めようとするのは、個人的には違和感を覚えます。

周りの意見は気にしない

耳を塞ぐ女性

あと、周りの意見は気にしないほうがいいと思います。

「もう諦めなよ」とか「新しい人を探したほうがいいよ」とか言う人がいるかもしれませんが、あなたの人生です。

もちろんあなたのことを思って言ってくれているはずなので、一つの意見として耳を傾けるべきではあります。

しかし、周りの意見に左右されて判断をしてしまうと、後悔をすることになると思います。(※暴力を受けていたとか、騙されているとか、遊ばれているとか、そんな理由で周りが止めようとしているのなら話は別ですが…)

元彼や元カノに対するあなたの気持ちは、あなたにしか分かりません。自分の気持ちに従ってほしいなと思います。

復縁を目指すことに対して罪悪感を覚える必要はない

手で作ったハートマーク

相手が自分に対して「NO」を突き付けたのに、その気持ちを無視して復縁を目指そうとすることに罪悪感を覚える人もいると思います。

でも、勘違いしないでください。

今は嫌われているかもしれませんが、もう一度好きになってもらうことは可能です。そうすれば、相手があなたとやり直すことを選び、自分の意思で「復縁」という選択をしてくれるようになるんです。

強引に気持ちを変えるわけでも、脅して復縁を迫るわけでもありません。

あなたを必要として戻ってきてくれるわけですから、今の時点で復縁を目指すことに対して罪悪感を覚える必要はないんです。

それにあなたの中では、「今度こそ幸せにしてあげたい」という気持ちが強いのではないでしょうか?

だとしたら、余計なことは考えずに、復縁をして、あなたがその人のことを幸せにしてあげればいいじゃないですか。

幸せにしてあげられる自信がないのなら、諦める。

それを判断基準にしてもいいと思います。

諦めなかった方だけが復縁を実現できる

ハート型のキャンドルスタンド

復縁を実現させている人は、数え切れないほどいます。

しかし、そのほとんど、多分全員と言っていいほどの人が、別れたときには本当に復縁ができるとは思っていなかったはずです。こんな状況でも復縁が可能なのか、と不安を感じていたはずです。

そして、ほんの一瞬でも諦めようかと考えたことがあったはずです。

それでも復縁を目指すことを決意し、途中で諦めなかったから、今があるわけです。

私が推奨している7step復縁方法を実践して復縁に成功された方は、その多くが復縁後に結婚をされています。

そんな未来が待っているなんて、誰も想像もできなかったと思います。

みんな諦めなかったから復縁できたんです。そして、幸せを掴むことができたんです。

そのことを忘れないでください。

次に進む良い機会であるのも事実

分岐点

この別れを機に次に進もうとするのも、素晴らしい決断だと思います。

相性が合わなかった、運命の人じゃなかった、と判断するのも、次に進むきっかけができたと考えるのも、ごく自然なことです。

少しでも迷いがあるようなら、相手のためにも「諦める」という選択をしたほうがいいかもしれませんね。

明確な答えが出るまで、時間をかけて考えること

祈る女性

以上が、私の復縁に対する考え方です。

復縁を選ぶか、次の恋に進むことを選ぶか。

どちらを選んでも、その決断があなたの人生を大きく左右するのは間違いありません。

何が正解かは分からないと思います。それに気付くのは、数年後、数十年後かもしれません。もしかすると、最後まで答え合わせはできないかもしれません。

信じるべきは、今のあなたの気持ちです。

「一度諦め、しばらく経って気持ちが変わったけど、そのときにはもう手遅れになっていた。後悔をしてもしきれない…」

そんな人も少なくないので、自分の中で明確な答えが出るまで、時間をかけて考えてみてください。

復縁の可能性を知りたい人には、以下の記事も参考になると思います。