別れたあとも連絡が来たり、誘われたり、付き合っていたときと同じように接してくれる。
このような場合、多くの人が思うのは、「もしかしたら未練が残っているのかも…」ということだと思います。
もちろん、その可能性は十分にあります。よりを戻せるかもしれない、という期待を抱くのも当然のことです。
しかし、そんな誰が見ても復縁の可能性が高いように思える状況なのに、何か月経っても復縁できる気配がない、という人をたくさん見てきました。
実は、多く人がチャンスを逃しているんです。
別れたあとも少なからず未練が残っているケースはよくあります。
それなのに、なぜ復縁できないのか?
そのことについて解説したいと思います。
復縁できないのは、戻ってきてくれるのを期待して待っているから
本来、相手に未練が残っていれば、復縁できる可能性が極めて高いです。迷っている相手の背中を押してあげるだけでいいんですから。
それでも復縁できない人が多いのは、戻ってきてくれるのを期待して待っているからです。
あなたに対して未練が残っていれば、必ず相手の言動にそれが表れます。
連絡をすればすぐに返信が来たり、相手からも連絡が来たり、何度もやり取りが続いたり、このまでと変わらない感じで会えていたり、何かしらのサインは出ているはずです。
そして、あなたもそれを感じているはずです。
相手の言動を疑いながらも、どこか期待しているところがあるのではないでしょうか?
このように、ほんのわずかでも手応えを感じているときには、どうしても受け身になってしまいます。
「変に動かないほうがいい」という真理が働き、とりあえず流れに任せ、相手に合わせ、連絡が来れば返せばいい、誘われたら会えばいい、というスタンスで応じている人がほとんどなんです。
「このままいけば復縁できるんじゃないかな…」
そう思って、戻ってきてくれるのをただ待っている人が多いんですね。
待っているだけで復縁できるケースとは?
「未練が残っている」と言っても、その度合いは人によって違います。
- 別れたけど、やっぱり気になる。この決断が正しかったのか、と自問自答している人
- 一人になってみて、心にぽっかり穴が空いたみたい。寂しい。でもそういうものだよな、と自分に言い聞かせている人
- そう簡単に忘れられそうにない。でも一度決めたことだから、もう前を向いて次に進もうとしている人
- 別れてみて、改めて大切さに気付いた。やっぱり好き、もう一度やり直したい、と思っている人
どのケースも未練が残っている状態です。
しかし、待っているだけで相手が自分の意思で戻ってきてくれるのは、最後のケースだけです。
「もう一度やり直したい」「失いたくない」と強く思った人だけが復縁という決断をしてくれるわけです。
それ以外では、あまり期待できないと思います。
なぜ待っているだけではダメなのか?
連絡が来る、誘われる、という状態を「相手に未練があるから」と捉え、とりあえず流れに任せて進める人が多いのですが、それで復縁できるケースはごくわずかです。
なぜなら、あなたでなければいけない理由を与えることができないから。
受け身の状態で、上手くいけばいいなと期待して当たり障りのない対応をしているだけでは、相手も復縁を決断するきっかけがありません。
- 連絡は取っているし、会ってもいる。
- 一緒にいたら楽しいし、落ち着く。
でも、その程度のことで復縁をすべきなのか?
一度嫌になって別れたのに、よりを戻したところで上手くいくのか?
そういった葛藤を抱え、ずーっと迷っている状態です。
つまり、復縁を決断する決め手がないわけです。
で、そのままズルズルいくと、どうなると思いますか?
「あれっ?未練があったんじゃなくて、もしかすると恋人がいなくなって寂しかっただけなのかもしれない…」
「別にこの人じゃないといけない理由はない気がする…」
こんな風に思うようになり、次に進もうとするんです。
そして、復縁のチャンスを逃してしまうんです。
自ら行動を起こすことが重要
相手にも未練があると思わせるような言動があったとしても、戻ってきてくれるのを期待して待っているだけではダメです。
復縁をするためには、自ら行動を起こし、正しいアプローチを行うことが重要になってきます。
まず、相手と接する機会があるのなら、絶対に同じ過ちを繰り返してはいけません。
あなたの言動で嫌なところがあったから、相手は別れを選んだはずです。それなのに同じことをやってしまえば、たとえ未練が残っていたとしても、すぐに気持ちは冷めてしまいます。
そうならないようにするには、別れの本当の原因や自分のダメだったところを理解する必要があります。
そして、ダメな部分を見せないようにしなければなりません。
同時に、変化を感じさせることも忘れてはいけません。
そうやって反省していることや変わろうとしていることを分かってもらわなければ、相手が復縁を考えることもないわけです。
他にも連絡の取り方や接し方で意識してほしいことはありますが、相手に未練が残っている場合、
- 別れに繋がった言動を絶対に繰り返さないこと
- 変化を感じさせること
この2つを意識するだけで、復縁できる可能性は劇的に高くなります。
相手に未練が残っていても復縁できない理由についてのまとめ
相手に未練が残っていたとしても、待っていては復縁は難しいということをご理解いただけたでしょうか?
本来なら復縁が簡単なケースです。
受身になるのではなく、自ら行動を起こし、正しいアプローチを行えば、ほぼ確実に戻ってきてくれるでしょう。
せっかくのチャンスも、余裕ぶっこいて待っているだけでは手遅れになることもあるので、くれぐれも気をつけてください。